天体写真:惑星・月:土星
土星
太陽系の第6惑星。環のある惑星として知られ、木星に次ぐ太陽系第2の巨大ガス惑星です。
平均密度は太陽系最小で、比重0.7と水よりも軽い。土星の環は1枚ではなく、外側からE、G、F、A、B、C、D環と名前がつけられています。A環とB環の隙間は「カッシーニの空隙」と呼ばれています。環は数cmから数十cmの氷や岩石の粒子からできていると推定される。土星の環がなぜできたかはまだ分からないところがありますが、おそらくロッシュの限界(惑星半径の2.44倍以内の距離)内に進入した小天体が土星の引力によってこなごなに破壊されたものと考えられています。
土星も30個の衛星(月)を持っており、最大のものはタイタンです。直径は水星よりも大きく、大の主成分は窒素と、他の衛星にはない特徴を持っているため、生命存在の可能性があると考えられています。
撮影データ
日時:2003年1月8日21時42分
露光時間:4分の1秒 8分の1秒 2枚コンポジット
機材:タカハシFCT250+アイピース5mm+ニコンクールピクス5000コリーメイト撮影
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