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私たちができる地球温暖化対策

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地球温暖化とは

 地球は、太陽からの熱によって暖められています。その一方で、熱を宇宙に放出することで自らを冷却しています。地球の温度は、この熱の出入りのバランスによって決まっています。
 大気中には、地表から放出された熱を吸収する性質をもつ二酸化炭素などの「温室効果ガス」があるため、熱の一部は宇宙に逃げず、その結果、地球の平均温度は15℃に保たれています。もし、大気中に温室効果ガスがなければ、地球の平均気温は-18℃になると言われています。
 しかし、大気中の温室効果ガス濃度が増加すると、大気や地表面にとどまる熱が多くなり、気温が上昇します。これが「地球温暖化」と呼ばれる現象です。
 18世紀後半ごろから、産業の発展により世界中で石炭や石油の化石燃料が大量に使われてきました。その結果、二酸化炭素が大気中に大量に排出され、温室効果ガスが増加し、地表からの熱が宇宙に逃げにくくなり、地球の平均気温が上昇しています。

気温が上昇すると

 地球温暖化が進むと、気候の変化により農作物の収穫量や漁獲量に大きく影響します。
 地球規模でみると、氷河がとけて海面が上昇し多くの島々が海に沈みます。また、温暖化は異常気象を招きます。大雨で洪水が多発する地域がある一方、渇水や干ばつに見舞われる地域も出てきます。
このような気候変動は、世界的な農作物の収穫にも大きな影響を与え、食糧難の問題も発生します。

私たちにできる温室効果ガスの削減

 温室効果ガスの排出はさまざまなところで起こっており、私たちの暮らしと必ずどこかでつながっています。
 家庭では、電気、ガス、灯油、ガソリンなどのエネルギーを使っているので、家庭での「節電」「省エネ」は、温室効果ガスの排出抑制につながります。温暖化の進行を防ぐためには、私たちの普段の生活習慣を見直すことも重要です。

冷房の設定温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く

・夏は薄着、冬は一枚多めに服を着てみましょう。エアコンの温度設定を1℃控えるだけで効果は絶大です。冷房は28度、暖房は20度に設定しましょう。
・職場ではクールビズ、ウォームビズを心がけましょう。

電気製品の電源はこまめに切りましょう

・テレビを見ないときは消す、使用していない部屋の電気は消すなど、こまめに電源を切りましょう。
・電気製品を使用していなくても、コンセントがつながっていれば待機電力が消費されます。家庭で消費される電力のうち7パーセントが待機電力です。電源だけでなくコンセントもこまめに抜きましょう。

節水を心がけましょう

・シャワーを出しっ放しにすると、1分間に10リットルもの水が使われます。頭や体を洗うときなど、必要ない時には蛇口を閉めましょう。また、食器を洗うときにもすすぐとき以外は蛇口を閉めるよう心がけましょう。
・風呂の残り湯は捨てずに洗濯に使いまわしましょう。水より温度が高いので汚れが落ちやすいメリットもあります。

エコドライブをしましょう

・やさしい発進を心がけましょう。最初の5秒で時速20キロが目安です。また、車間距離は余裕をもって交通状況に応じた安全な定速走行を心がけましょう。
・1分以上の停車ならエンジンを切りましょう。エンジンをかけるときにはアイドリング約5秒分の燃料を消費するので、5秒以上のアイドリングストップをすれば、省エネになります。
・遠出の際は、道路交通情報を活用し、渋滞や道路障害等を事前にチェックしておきましょう。無駄な渋滞を避けることで、燃料の節約にもなります。
・近場は車の使用を控え、自転車の利用や徒歩を心がけましょう。

買い物にはレジ袋は使わずマイバッグを

・何気なくもらっているレジ袋は一人当たり年間230枚にもなります。レジ袋を作るときにも捨てるときにも二酸化炭素が発生します。二酸化炭素とごみを減らすためにもマイバッグを利用しましょう。

商品の選び方にも気配りを

・ものを買うときは、包装の少ないもの、洗剤などであれば詰め替えができるものを選びましょう。また、リサイクル商品を購入しましょう。ごみの排出も抑えることができます。
・新しく家電製品を買うときは省エネ製品を選びましょう。長い目で見ると環境にも家計にもやさしい商品です。
・環境に配慮した製品についているマークを参考に、グリーン購入を心がけましょう。

地球温暖化に関する情報(外部リンク)

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このページに関するお問い合わせ

住民課 生活環境グループ

〒963-7796 福島県田村郡三春町字大町1-2
Tel:0247-62-2147  Fax:0247-62-5155

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