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三春の文化財7 民俗文化財 三匹獅子舞|歴民コラム|三春町歴史民俗資料館

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月1日更新

歴民コラム

三春の文化財4  民俗文化財 三匹獅子舞

長獅子だけでなく、三春町には子どもたちが主に踊り手となる獅子舞、三匹獅子舞があります。
町指定文化財となっているのは、田村大元神社の三匹獅子舞、高木神社の三匹獅子舞、垢潜三匹獅子舞、蛇石の三匹獅子舞、樋渡の三匹獅子舞と5件、他に未指定の三匹獅子舞もあり、いずれも古式を伝えるものです。

いわゆる「一人立ち(一人で獅子頭をかぶって踊る)」で、腰などに太鼓を下げて踊るこの獅子舞は、関東から東北地方、特に福島から宮城、岩手に非常に多く分布します。
三春のものは、由来は定かではないものの、安達地方や浜通りなどから伝来し、長い年月の間にその土地のやり方で定着していったと考えられます。

ところで、独特の面容を持つ三匹獅子舞の獅子は、何に由来するのでしょう。
さらに子どもが主な踊り手になったのはなぜなのでしょうか。

三匹獅子舞で共通するのは、雄獅子が雌獅子を取り合う、という設定です。
そしておおよそが春や秋に舞われる、他の地域では明らかに鹿踊りなどの名称がついている、ということを考え合わせると、長獅子とは違い、この獅子は鹿や猪(いずれも読みは“シシ”)を表していると思われます。

鹿も猪も、秋に繁殖期を迎え、春に出産をする、こうしたことが、田や畑に豊作の約束をする(予祝)、ととらえられたのでしょう。
そして、子どもたちは、育ちゆく生命力の象徴であるとともに、こうした行事を共同体の人々と一緒にすることで、その一員として承認されたのでしょう。

子どもの減少などで中断しているもの、本年の状況で中止となるものもありますが、機会があればご覧になってみてはいかがでしょうか。

(2020年10月)

三匹獅子舞 実沢・高木神社の三匹獅子舞