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図書館おすすめ本リスト(古典の日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年11月6日更新

古典に親しむ秋

 11月1日は「古典の日」です。
 古典というと、古臭く難しい、というイメージがありますが、読み継がれ、受け継がれてきたものにはそれぞれ独特の魅力があります。今回は、そんな古典の魅力に触れられる、おすすめの本をご紹介します。
 この秋は、広くて深い古典の世界にはまってみませんか?
 ※請求記号にKがつくものは児童書です。

古典文学を味わう

請求記号 資 料 名著者名出版者
913/ニ日本の古典を読む 全20巻 小学館
 「古事記」から「おくのほそ道」まで、日本の古典文学の代表作を取り上げた全集です。作品のそれぞれの場面ごとに、現代語訳→原文の順に書かれているので、読みたいところだけ原文を読んでみる、という読み方もできます。
 装丁も現代的で美しく、字も大きく、年齢問わず初心者にも大変読みやすいと思います。数ある古典文学全集の中でも一押し!です。
K91/エ絵で見てわかるはじめての古典 全10巻田中貴子/監修学研教育出版
 小中学校の教科書に掲載されている、古典の名作を取り上げた本です。「風土記」など、名前は知っていても中身は知らない方も多いのでは?
 小中学生向けの本ですが、あなどるなかれ。それぞれの作品について、写真やイラストなどで大変わかりやすく解説してあり、大人も十分満足できる入門書だと思います。
726/ママンガ日本の古典 全32巻 中央公論社
 日本の古典文学をマンガ化したシリーズです。古典をマンガ化したものは数多ありますが、この全集はマンガの作者が石ノ森章太郎、さいとうたかを、里中満智子、水木しげるなどなど…そうそうたるメンバーです。
 単に古典のストーリーをそのままマンガにしているだけではなく、その作品を担当した漫画家の作家性が前面に出ており、とても読み応えのあるシリーズです。大人向け。

声に出して味わう古典

請求記号 資 料 名著者名出版者
809/サ声に出して読みたい日本語齋藤 隆/著草思社
 声に出して読みたくなるような古典の名句を集めた一冊です。2001年に刊行され、大ベストセラーになりました。大きめの活字で原文、著者の解説と読み方のポイント、現代語訳が記載され、どの年代の方にも読みやすく工夫されています。
 詩吟や浪曲、早口言葉やアイヌ神謡まで、実に様々な言葉の世界を見ることができる本です。
E/コ声にだすことばえほんシリーズ斎藤 孝/編 つちだ のぶこ他/絵ほるぷ出版
 『声に出して読みたい日本語』の著者、齋藤隆さんが編んだことば絵本シリーズです。『祇園精舎』(平家物語)といった骨太なものから、『おっと合点承知之助』なんてとぼけたものまで。
 子どもに読んで聞かせるのではなく、子どもと一緒になって声に出して読みたい絵本です。
K81/ワわかる、伝わる、古典のこころ 全3巻工藤 直子/監修光村教育図書
 古典を楽しみながら味わうためのアイデアを集めたシリーズです。オリジナルのかるた作りなど、子どもと一緒に楽しめるアイデアがたくさん紹介されています。
 音読・朗読のページでは、間の取り方や抑揚、どんなイメージで読むかなどをとても詳しく解説しています。第3巻に取り上げられている、「ガマの油売り」の口上などは、大人でもかくし芸になるのでは?

これも古典!各種伝統芸能

請求記号 資 料 名著者名出版者
K77/ニ日本の伝統芸能 全8巻高橋 秀雄 他/著小峰書店
 タイトルの通り、雅楽、能と狂言から大道芸まで、日本の伝統芸能を紹介したシリーズです。それぞれの伝統芸能のルーツからなどの知識はもちろん、舞台裏の話まで盛り込まれており、読み応えがあります。
 児童書ですが、子ども向けというよりはむしろ大人が読んだほうが楽しめると思います。
768/ホ日本音楽叢書 第6巻 邦楽山川  直治/編音楽之友社
 「日本音楽叢書」は、各劇場が発行している公演プログラムの記事を集めた、珍しいシリーズです。その中でも、「邦楽」を取り上げた6巻では、長唄や三味線小曲、琵琶などの比較的マイナーな音楽について読むことができます。
 全くの初心者には難しい内容ですが、少しでも興味のある方には面白い本だと思います。
E/カ落語絵本 1~15巻川端 誠/作クレヨンハウス
 古典落語をテーマにした絵本シリーズです。落語をそのまま絵本にしているわけではなく、子どもにもわかりやすいように内容を脚色している部分もあります。
 落語家の語り口そのままの歯切れ良い文章と、ユーモラスな絵が絶妙!与太話に笑ったり、ダジャレ落ちにずっこけたり、人情話にほろりとしたり。落語の楽しさを気軽に楽しめます。
913/コ古典落語体系 全8巻江国  滋三一書房
 落語についてのシリーズをもう一つご紹介します。落語は演じる人によって内容が少しずつ違うようですが、このシリーズでは、それぞれの落語家の個性をできるだけ無くし、古典落語の「定本」となるよう構成しています。
 古い本で(1969年刊です)いかにもとっつきづらそうですが、とんでもない!古典落語のストーリーと語り口がそのまま楽しめるよう工夫されており、落語が好きな人はもちろん、あまり興味の無い方でも、ちょっとした笑い話や短編小説のように読める、読み物として面白いシリーズです。

どれから読もう?どれから見よう?特選ガイドブック

請求記号 資 料 名著者名出版者
910/セ千年の百冊鈴木  健一/著小学館
 「古事記」から幕末までの約千年の間に生まれ、今も読み継がれている文学作品を100冊選び、解説しています。あらすじや読みどころの紹介だけではなく、作品の有名な場面の原文と現代語訳も掲載されています。
 面白そうな古典を探すのはもちろん、教養として、古典作品についてひととおり知っておきたい!という方にもおすすめです。
774/イ一冊でわかる歌舞伎名作ガイド50選鎌倉  惠子/監修成美堂出版
 歌舞伎の名作50演目について、解説・あらすじ・見どころを紹介しています。
 歌舞伎はストーリーが面白いものが多く、目についたページを読むだけでも「見てみたい!」と思わせる力があります。全面カラーで写真もたっぷり。観劇に必要な基礎知識やうんちくを紹介するなど、初心者にうれしい一冊です。
773/カカラー百科 見る・知る・読む 能五十番小林保治・石黒吉次郎/編著勉誠出版
 この本は、能の種類や構成、装束や舞台の名称など、能を楽しむための基礎知識がとても充実しています。注目は能面の解説。能といえばお面ですが、この本では40以上の面一つ一つの特徴や意味を解説しています。
 本の後半では、能の名作50演目について、それぞれの舞台のあらすじ・背景や名場面をフルカラーで紹介しています。
 能を見る前に、予習として読むとより深く能が楽しめそうですね。
777/タあらすじで読む名作文楽50高木 秀樹/著世界文化社  
 「人形浄瑠璃」とも言われる、太夫(語り手)・三味線・人形で物語が展開する文楽。能や歌舞伎に比べるとあまりなじみが無いかもしれません。この本では、名作50演目のあらすじ・見どころ聞きどころを舞台写真で紹介しています。
 とにかく写真が美しい!色気があったり怖かったり…生き生きとした人形の表情が伝わってきて、生で見てみたいと感じさせてくれます。