本文までスキップする

図書館:チョウについて

印刷

チョウってどんな昆虫なんだろう?
チョウについて、勉強してみよう!!

チョウの種類は?

チョウは、鱗翅(りんし)目(ハネに細かい毛のような鱗粉が生えている種類)に属しています。

チョウは、世界に約1万6000種、日本では約250種生息しています。

チョウの出現する時期

チョウの成虫は、春から秋にかけて発生します。その間、交尾・産卵し、卵は一週間くらいでふ化します。ですから、春から秋にかけてほぼ絶えずに出現します。

食草について

チョウの幼虫は、食べる植物が決まっています。その植物を食草と呼びます。

成虫のメスは、たいてい食草に卵を産み付けるので、覚えておくと便利です。

鱗粉のはたらき

チョウのハネにある粉は鱗粉と呼ばれる、細かい毛が進化したものです。水をはじく性質があるので、雨の日でも飛ぶことができます。

また、色がありチョウの模様をつくっています。

チョウの飛ぶスピード

チョウは、花の蜜などを吸うのであまり早く飛ぶ必要がありません。モンシロチョウの仲間だと、時速約9km、オオムラサキは時速約22kmのスピードで飛びます。

ハネの模様

とてもきれいなハネの模様がありますが、中には葉にそっくりなハネや、目玉模様のあるチョウもいます。これは、チョウを食べる小鳥たちから身を守るための擬態(ぎたい)です。

チョウの目

チョウは、人のようにはっきりと物が見えません。花もぼんやりとしか見えません。そのために、フラフラとした飛び方になってしまいます。しかし、人間には見えない紫外線を見ることができます。

チョウの口

チョウの幼虫は、食べる植物が決まっています。その植物を食草と呼びます。

成虫のメスは、たいてい食草に卵を産み付けるので、覚えておくと便利です。

チョウの口

チョウは、花の蜜や樹液などをエサにしています。ですから、口は蜜や樹液を吸いやすいストロー状になっています。普段は巻いていて、使うときに伸ばします。

チョウの口・触覚の写真

チョウの触覚

触覚は、人間の鼻の役割をしています。

交尾の時に、触覚でにおいをかいで、同じ仲間を確認しています。

チョウの幼虫

卵からふ化した幼虫を1齢幼虫と呼び、その後脱皮するごとに2齢、3齢…と齢数を増やし、終齢幼虫となります。その後、前蛹(ぜんよう)、蛹化(ようか)、羽化(うか)と姿を変えていきます。

チョウの数え方

チョウは、一匹、二匹ではなく、一頭、二頭…と数えます。これは、英語での数え方の1head(ヘッド)、2heads…から由来したものだと言われています。

*head・・・英語で頭という意味です。

このページに関するお問い合わせ

生涯学習課 生涯学習グループ

〒963-7759 福島県田村郡三春町字大町191
Tel:0247-62-3837  Fax:0247-62-4727

お問い合わせフォーム

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?

トップに戻る