本文までスキップする

現在地

平成15年3月三春町議会定例会会議録

印刷

平成15年三春町告示第15号

平成15年3月三春町議会定例会を、次のとおり招集する。

平成15年2月28日
三春町長 伊 藤 寛

1.日 時 平成15年3月7日(金曜日)午前10時
2.場 所 三春町議会議場

平成15年3月7日、三春町議会3月定例会を三春町議会議場に招集した。
1、応招議員・不応招議員
1)応招議員(19名)
1番 萬 年 智
2番 村 上 瑞 夫
3番 渡 辺 勝 雄
4番 儀 同 公 治
5番 栗 山 喜 一
6番 佐久間 茂
7番 三 瓶 正 栄
8番 五十嵐 信 安
9番 上 石 直 寿
10番 渡 辺 渡
11番 橋 本 敏 昭
12番 渡 辺 泰 譽
13番 柳 沼 一 男
14番 渡 辺 和 明
15番 欠(閉会中辞職)
16番 加 藤 徳 治
17番 新 田 正 光
18番 渡 辺 正 恆
19番 本 多 一 安
20番 鈴 木 義 孝
2)不応招議員(なし)

2、会議に付した事件は次のとおりである。
議案第4号 町道路線の認定について
議案第5号 町道路線の変更について
議案第6号 分担金の賦課徴収について
議案第7号 三春町在宅重度身体障害者短期入所手数料条例を廃止する条例の制定について
議案第8号 三春町町営バスに関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第9号 議会議員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第10号 非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第11号 町長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第12号 教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正す条例の制定について
議案第13号 三春町税特別措置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第14号 三春町手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第15号 三春町ホームヘルパー派遣手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第16号 三春町保健センター設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第17号 三春町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第18号 三春町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
議案第19号 三春町町営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議案第20号 三春町個別排水処理施設の整備に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第21号 監査委員の選任につき議会の同意を求めることについて
議案第22号 平成14年度三春町一般会計補正予算(第6号)について
議案第23号 平成14年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について
議案第24号 平成14年度三春町老人保健特別会計補正予算(第2号)について
議案第25号 平成14年度三春町介護保険特別会計補正予算(第3号)について
議案第26号 平成14年度三春町土地取得事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第27号 平成14年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第28号 平成14年度三春町下水道事業等会計補正予算(第2号)について
議案第29号 平成15年度三春町一般会計予算について
議案第30号 平成15年度三春町国民健康保険特別会計予算について
議案第31号 平成15年度三春町老人保健特別会計予算について
議案第32号 平成15年度三春町介護保険特別会計予算について
議案第33号 平成15年度三春町土地取得事業特別会計予算について
議案第34号 平成15年度三春町町営バス事業特別会計予算について
議案第35号 平成15年度三春町水道事業会計予算について
議案第36号 平成15年度三春町下水道事業等会計予算について
議案第37号 平成15年度三春町宅地造成事業会計予算について

平成15年3月7日(金曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬 年 智
2番 村 上 瑞 夫
3番 渡 辺 勝 雄
4番 儀 同 公 治
5番 栗 山 喜 一
6番 佐久間 茂
7番 三 瓶 正 栄
8番 五十嵐 信 安
9番 上 石 直 寿
10番 渡 辺 渡
11番 橋 本 敏 昭
12番 渡 辺 泰 譽
13番 柳 沼 一 男
14番 渡 辺 和 明
15番 欠 番
16番 加 藤 徳 治
17番 新 田 正 光
18番 渡 辺 正 恆
19番 本 多 一 安
20番 鈴 木 義 孝

2、欠席議員は次のとおりである。
なし

3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長(総括主幹) 市 川 昌 勝 書記 (主幹) 柳 沼 学

4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町 長 伊 藤 寛
助 役 橋 本 健 夫
代表監査委員 園 部 甲 三

○総務部門
部門総括 参事(助役兼任)橋 本 健 夫
部門総括兼総務担当 総括主幹湯 峰 初 夫
財政・企画担当 総括主幹橋 本 国 春

○町民生活部門
部門総括 参事 森 澤 茂
部門総括兼生活環境担当 総括主幹佐久間 正 生
町民担当 総括主幹 織 田 芳 子
税務担当 総括主幹 影 山 常 光
保健福祉担当 総括主幹 村 上 正 義
敬老園担当 総括主幹 真 壁 岩 友

○事業部門
部門総括 参与 小手川 征三郎 部門総括兼市街地整備担当 総括主幹深 谷 茂
地域整備担当 総括主幹 松 本 正 幸
農業委員会 会長 影 山 修 一
農林振興担当兼農業委員会事務局 総括主幹(兼局長)大 内 馨

○企業局
部門総括 管理者(職務代理者)局長(総括主幹) 遠 藤 誠 作

○収入役の補助事務会計担当
会 計 総括主幹 橋 本 光 家

○教育委員会
教育委員 委員長 深 谷 信 吾 部門総括兼学校教育担当 教育次長(総括主幹)田 中 金 弥
生涯学習担当 総括主幹 原 毅
部門総括 教育長 前 田 昌 徹

4、議事日程は次のとおりである。
議事日程第1号 平成15年3月7日(金曜日) 午前10時00分開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
第 4 議案の提出(一括上程)
第 5 町長挨拶並びに提案理由の説明
第 6 議案の質疑
第 7 議案の委員会付託
第 8 請願陳情事件の委員会付託

5、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時10分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は19名であります。
定足数に達しておりますので、平成15年三春町議会3月定例会を開会いたします。
ただちに本日の会議を開きます。

【会議録署名議員の指名】

○議長 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、1番萬年智君、2番村上瑞夫君のご両名を指名いたします。

【会 期 の 決 定】

○議長 日程第2により、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日より3月19日までの13日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって本定例会の会期は、本日より3月19日までの13日間と決定しました。
なお、会期日程につきましては、お手元に通知しました日程表のとおりとしますのでご了承を願います。

【諸 般 の 報 告】

○議長 日程第3により、諸般の報告をいたします。
出納検査の結果について
監査委員より、平成14年度第9回、第10回、第11回の例月出納検査報告
平成14年度定期監査の結果報告がありましたので、その写しをお手元に配布しておきましたからご了承願います。

【議 案 の 提 出】

○議長 日程第4により、議案の提出を行います。
提出議案はお手元にお配りしました「議案第4号、町道路線の認定について」から、「議案第37号、平成15年度三春町宅地 造成事業会計予算について」までの34議案であります。

【町長挨拶並びに提案理由の説明】

○議長 日程第5により、町長挨拶並びに提案理由の説明を求めます。
伊藤町長!
○町長 今年は長期予報では温かい冬になるはずでありましたが、春の雪の中での3月定例会でございます
ごあいさつと提出議案のご説明を申し上げます。
今、国際的にはイラク情勢をめぐって戦争の瀬戸際にあり、極度に緊張が高まっております。国内的には景気は一向に回復の兆しが見えず、小泉改革の行方もまた定まらずといったところでありましょうか。全国の地方自治体では、今、市町村合併の嵐が吹きまくっております。国は合併の理念や必要性について説得力を十分に発揮できないまま強引な手法で合併を進めているとして、全国町村会はもちろんのこと、最近はマスコミにいたるまでやや批判的な立場を取るに至っております。
合併を選択しようとしている市町村にとって危険なことは、合併さえすれば行財政改革の難問題が容易に解決するかのごとき幻想にとりつかれることではないだろうかという指摘もありますし、また、三春町のように非合併を選択する市町村にとって心すべきことは、合併はしないのだから今までどおりやっていけばいいのだという安易な気持ちになってしまうことではないでしょうか。
三春町では、平成10年度に策定した行財政改革大綱に基づいて進めてまいりましたが、まだ道なかばといったところであります。新年度は、行革4年間のあゆみを評価点検しながらさらに前進する年にいたしたいと願っております。
また、行政改革を役場内部の問題としてだけ考えるのではなくて、合併問題で議員の皆さんがたとご一緒に町民とともに取り組み、考えてきたと同じように、それの延長として今後の町の行財政改革についても取り組んでまいりたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたしたいと思います。
さて、厳しい財政の中での交流館建設もようやく完成間近になってきました。器づくりが終われば次なる課題は、それにどのような中身を入れるかということであります。宝の持ち腐れにならないようにしていかなければいけないと思いますが、総じて行政はハード事業は得意とするところでありますが、それに中身を入れるソフト事業はどちらかといえば苦手とするところであります。今後とも皆さんのご協力をいただきながら、努力をしてまいりたいと考えております。
本定例会の重要議案であります新年度予算の特徴は、予算総額では大幅減額となっておりますが、ソフト事業に重点を置いた積極予算でございます。よろしくご審議を願いたいと思います。
また、新年度から2カ年で築城五百年記念事業を実施すべく、町民参加の実行委員会を立ち上げたところでございます。五百年の歴史をふりかえりながら、これからの五百年の三春のまちづくりを展望する意義ある催しを行ってまいりたいと考えているところであります。
本定例会に提案いたしました議案のご説明を申し上げます。
(別紙議案説明書のとおり)
長期間にわたる審議ご苦労さまでございます。十分審議のうえ、議決となりますようお願いをいたしまして、提案理由の説明といたします。

【議 案 の 質 疑】

○議長 日程第6により、会議規則第37条の規定により、提出議案に対する質疑を行います。
これは議案第4号から議案第37号までの提案理由の説明に対する質疑であります。
議案第4号、「町道路線の認定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第5号、「町道路線の変更について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第6号、「分担金の賦課徴収について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第7号、「三春町在宅重度身体障害者短期入所手数料条例を廃止する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第8号、「三春町町営バスに関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第9号、「議会議員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第10号、「非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第11号、「町長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第12号、「教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正す条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第13号、「三春町税特別措置条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第14号、「三春町手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第15号、「三春町ホームヘルパー派遣手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第16号、「三春町保健センター設置条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第17号、「三春町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第18号、「三春町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第19号、「三春町町営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第20号、「三春町個別排水処理施設の整備に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第21号、「監査委員の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第22号、「平成14年度三春町一般会計補正予算(第6号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第23号、「平成14年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第24号、「平成14年度三春町老人保健特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第25号、「平成14年度三春町介護保険特別会計補正予算(第3号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第26号、「平成14年度三春町土地取得事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第27号、「平成14年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第28号、「平成14年度三春町下水道事業等会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
資本的収入及び支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第29号、「平成15年度三春町一般会計予算について」を議題とします。
歳入全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第30号、「平成15年度三春町国民健康保険特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第31号、「平成15年度三春町老人保健特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第32号、「平成15年度三春町介護保険特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第33号、「平成15年度三春町土地取得事業特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第34号、「平成15年度三春町町営バス事業特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第35号、「平成15年度三春町水道事業会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第36号、「平成15年度三春町下水道事業等会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第37号、「平成15年度三春町宅地造成事業会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)

【議 案 の 委 員 会 付 託】

○議長 日程第7により、議案の委員会付託を行います。
ただいま、議題となっております「議案第4号から議案第37号まで」は、お手元にお配りしました議案付託表のとおり、各常任委員会に付託することにご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって、各常任委員会にそれぞれ付託することに決定しました。
なお、付託以外の議案についても、各常任委員会において審査されるようお願いいたします。

【請願陳情事件の委員会付託】

○議長 日程第8により、請願陳情事件の委員会付託を行います。
委員会付託に先立ち、請願第1号、「政府に「平和の意見書」の提出を求める請願書」が提出されておりますので、紹介議員の説明を求めます。
14番渡辺和明君!
○14番(渡辺和明君)
請願書の朗読をもちまして請願の説明に代えさせていただきます。
請願書、平成15年2月20日提出、三春町議会議長様。紹介議員、渡辺和明、請願者、郡山市安積町荒井字明道1の24、郡山地球村人見やよい。括弧を略させて読ませていただきます。
〔件名〕政府に「平和の意見書」の提出を求める請願書
〔要旨〕日本国においては、武力による紛争解決に反対するとともに、国際問題の平和的解決に向けた積極的な貢献を果たすことを、施政に当っての基本姿勢とするよう要望する「平和の意見書」を、政府に提出してください。
〔理由〕今、アフリカや中東などの世界の各地で、戦争や紛争が続いています。武力による解決は、お互いに傷つき、憎しみを増幅させ、また新たな争いの根を残すなど、根本的な解決にはなりません。ひとたび武力衝突が起これば、多くの一般市民が犠牲となり、豊かな土地も荒れ果てた不毛の地となり、その惨禍ははかりしれないものがあります。
20世紀は、二つの大戦をはじめ、紛争や戦争が続く「戦争の時代」とでも言うべき時代でありました。しかし、21世紀は、戦争のない「世界平和の時代」とすべきではないでしょうか。アメリカ合衆国がイラク攻撃のカウントダウンに入った今、唯一の原爆被爆国であり、戦争と交戦権を放棄した我が国が、調停役としてリーダーシップを発揮する必要があると考えます。
よって、日本国においては、紛争の武力による解決に反対するとともに、国際問題の平和的解決に向けた積極的な貢献を果たすことを、施政に当っての基本姿勢とするよう要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により、政府に「平和の意見書」を提出されますよう、お願い申し上げまして提案説明といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長 ただいまの説明に対する質疑があれば、これを許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
請願第2号、「物価スライドの凍結解除による年金の減額と年金制度の改悪に反対する請願書」が提出されておりますので、紹介議員の説明を求めます。
17番、新田正光君!
○17番(新田正光君) 請願事件2番につきまして紹介議員となりましたので、音読をもってご説明申し上げます。
物価スライドの凍結解除による年金の減額と年金制度の改悪に反対する請願書。2003年2月24日、三春町議会議長、鈴木義孝殿。全日本年金者組合田村支部支部執行委員長、阿部昇、田村郡小野町大字小野新町字光明院8の6。紹介議員新田正光。
請願趣旨。
苦しみぬいている国民をしり目に、政府は2002年7月、医療の大改悪を行いました。
さらに政府は2003年度予算のなかで、医療費の負担増のほか、介護保険料の引き上げ、年金の減額、年金の課税強化、雇用保険料の引き上げなど、総額3兆2400億円もの重い負担を国民に強いようとしています。
年金をめぐっては、この10年来、政府はいくたびもの改悪を行ってきました。こんどは物価下落に応じてすべての年金受給者の年金を減額する計画です。
これは、政府統計に示す高齢者の最低の生活費(1人月額65,000円)さえ賄えない低年金の人が全国で525万人にも達しているひどい状況を無視する暴挙です。私たちのまちにも無年金や低年金の人が少なからずで、胸のつまる思いです。
さらに政府は、2004年の年金財政再計算期にむけて急ピッチで作業をすすめており、保険料の引き上げ、給付金の引き下げなどさらなる改悪に焦点をあてて議論していると伝えられています。
公的年金の積立金が最近では5年分の年金支給額に相当する200兆円近くに達している状況から考えて、何故政府が改悪を重ねるのか不可解です。
苦しみぬいている国民、消費のいっそうの冷え込みで危機を深める景気、いま政府がすべきことは、社会保障を充実して国民の不安を取り除くことではないでしょうか。
私たちは、年金制度の改悪に反対し、「最低保障年金制度」の創設をはじめ改善を求めて努力をつづけています。いまでは全国の自治体の43%をこえる1430の自治体の地方議会が年金改善の意見書を国に提出するまでになりました。
一咋年8月、国連の社会権規約委員会が日本政府に対して「最低年金制度の導入」をはじめ年金の改善を勧告しており、私たちの願いは国際的にも支持されるものとなっております。
つきましては、以上の趣旨をご理解いただき、下記の項目について国(厚生労働大臣)あてに意見書を提出していただくよう請願いたします。
請願項目。
物価スライドの凍結解除による年金の切り下げと年金への課税強化を行わないこと
2004年の年金改定にあたっては、保険料の引き上げ、給付額の引き下げなど、これ以上の年金改悪は行わないこと
以上、右のページのほうの文案のような形でこの意見書を提出したい。提出先は厚生労働大臣坂口力殿であります。よろしくお願いいたします。
○議長 ただいまの説明に対する質疑があれば、これを許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
請願第3号、「医療費負担増を凍結し、見直しを国に求める請願」が提出されておりますので、紹介議員の説明を求めます。
17番、新田正光君!
○17番(新田正光君) 請願3番につきましてご説明申し上げます。
2003年2月28日、三春町議会議長鈴木義孝様。請願者、郡山医療生活協働組合理事長、橋本恭司。住所、郡山市島2丁目9の18。紹介議員、新田正光。音読をもってかえます。
医療費負担増を凍結し、見直しを国に求める請願。
請願趣旨。
昨年10月より高齢者の窓口での1割負担が実施され、県内でも「こんなに負担が上がったのでは、医者にかかる回数を減らすしかない」などの声があがっています。先の通常国会では、日本医師会をはじめとした「これ以上の患者負担を増やすな」という署名が全国で3,000万筆もあがり、各種の世論調査でも6割以上の人が負担増に反対していました。
医療費の負担増は高齢者だけにとどまらず、今年4月よりサラリーマンなどの健保本人の3割負担化や、健康保険料の総報酬制(月収べ一スから年収べ一スヘ)化が行われることになっており、医療費の国民負担増は1兆5,100億円にも達しています。
不況が長引く中で、国民の医療費負担を増やすことは、受診抑制をいっそう進行させ、疾病の重症化を引き起こしていくことは明らかです。不況の時だからこそ国民のいのちとくらしを守るために社会保障制度を拡充すべきです。
以上の趣旨により、以下の点での国・関係各機関への意見書を提出していただけるよう請願するものです。
請願事項。
高齢者の窓口負担増、健康保険本人の3割負担、健康保険料の引き上げなどの負担増実施を凍結し見直すこと。
以上であります。これに基づきまして裏ページにありますように意見書を内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣に提出するものであります。よろしくご審議のうえ、採択いただきたいと思います。
○議長 ただいまの説明に対する質疑があれば、これを許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
日程第8により、請願陳情事件の委員会付託を行います。
請願陳情事件の委員会付託につきましては、お手元にお配りしました請願陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することにご異議ありませんか。
(なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって請願陳情事件文書表のとおり各常任委員会に付託することに決定しました。

【 休 憩 】

○議長 ここで議案調査のため暫時休憩いたします。再開はおって通知いたします。
(休憩 午前11時20分)
議案第21号を審査中
(再開 午前11時25分)

【 再 開 】

○議長 休憩を閉じて会議を再開いたします。
日程第9により、議案の審議を行います
議案第21号、「監査委員の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題とします。
(園部監査委員退席要望)
○議長 退席を認めます。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案は、人事案件でありますので、討論を省略し採決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
これより議案第21号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり園部甲三氏を監査委員に同意することに決定いたしました。
(園部監査委員入場)
○議長 ここで、ただいま監査委員に同意のあった園部甲三氏よりご挨拶をいただきます。
○園部甲三 このたび私の監査委員の選任にご同意いただきましてありがとうございます。と言いたいところですけれども、 実は行政改革、あるいは財政改革を進めて、地方分権の実を成功させようとする三春町の今後の厳しさを考えますと、私自身年齢的にみて体力、能力に限界を感じるこのごろでございます。たはして務まるかどうか不安ですけれども、皆さんのご支援、ご協力をいただきながら、やっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。

【 散 会 宣 言 】

○議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
これにて散会いたします。
ご苦労様でした。
(閉会 午前11時28分)

平成15年3月10日(月曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬 年 智 2番 村 上 瑞 夫
3番 渡 辺 勝 雄
4番 儀 同 公 治
5番 栗 山 喜 一
6番 佐久間 茂
7番 三 瓶 正 栄
8番 五十嵐 信 安
9番 上 石 直 寿
10番 渡 辺 渡
11番 橋 本 敏 昭
12番 渡 辺 泰 譽
13番 柳 沼 一 男
14番 渡 辺 和 明
15番 欠 番
16番 加 藤 徳 治
17番 新 田 正 光
18番 渡 辺 正 恆
19番 本 多 一 安
20番 鈴 木 義 孝

2、欠席議員は次のとおりである。
な し

3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事 務 局 長(総括主幹) 市 川 昌 勝
書記 (主幹) 柳 沼 学

4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町 長 伊 藤 寛
助 役 橋 本 健 夫
代表監査委員 園 部 甲 三
○総務部門
部門総括 参事(助役兼任)橋 本 健 夫 部門総括兼総務担当 総括主幹 湯 峰 初 夫
財政・企画担当 総括主幹 橋 本 国 春
○町民生活部門
部門総括 参事森 澤 茂 部門総括兼生活環境担当 総括主幹欠席(佐久間正 生)
町民担当 総括主幹 織 田 芳 子
税務担当 総括主幹 影 山 常 光
保健福祉担当 総括主幹 村 上 正 義
敬老園担当 総括主幹 真 壁 岩 友
○事業部門
部門総括 参与 小手川 征三郎
部門総括兼市街地整備担当 総括主幹 深 谷 茂
地域整備担当 総括主幹 松 本 正 幸
農業委員会 会長 影 山 修 一
農林振興担当兼農業委員会事務局 総括主幹(兼局長) 大 内 馨
○企業局
部門総括 管理者(職務代理者)局長(総括主幹) 遠 藤 誠 作
○収入役の補助事務会計担当
会 計 総括主幹 橋 本 光 家
○教育委員会
教育委員 委員長 深 谷 信 吾
部門総括兼学校教育担当 教育次長(総括主幹) 田 中 金 弥
生涯学習担当 総括主幹 原 毅

4、議事日程は次のとおりである。
議事日程第2号 平成15年3月10日(月曜日) 午前10時00分開会
第 1 一般質問

5、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時00分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は19名であります。
定足数に達しておりますので、ただちに本日の会議を開きます。

【一 般 質 問】

○議長 日程第1により、一般質問を行います。
議会の申し合わせにより、一般質問は質問席において、一問一答により行います。
質問の全体時間は、再々質問まで30分以内の時間制限であります。
通告による質問を順次許します。
6番、佐久間茂君、質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第1の質問は、通告をいたしました質問項目は大町拾番館建設計画の有無についてと、こういう題目であります。この計画が確か大町弐番館建設計画などという名前で町民の皆さんから聞いたのは大分前でありますが、その後弐番館でなくて拾番館というふうに名称が変わって大町拾番館建設計画ということになったと。そして、後から聞きますと、12月の定例会で経済建設委員会にその話があったという話はずうっと後になって聞きました。
したがってこれはおそらくは12月ですから、1月か2月の全員協議会なんかには何かお話があるだろうと思っていましたが、何も話がありません。したがって、これはもうなくなったのかなということを考えましたので、今回、あるのかないのかという何か一般質問としてはユニークといえばユニークな質問になったわけでありますが、これは私が執行者側のだれかのところへ行って、そういうのあんのかい、ないのかいと聞いて、そういうのはこうだと言われても町民の人に伝えるのは大変だ。だからここで一般質問で取り上げようということで、この項目を選びました。
ところが、一般質問通告締め切りの直後に開かれました振興対策審議会の中で、北町公共駐車場の用途変更についてという、これは議題でなくて報告がありまして、何ていうんですか、まちづくり公社北町会館とかいうものができると。北野神社の入り口のところの元の農協倉庫のわきに北町新館ですか、北町新館というものができるということが私の目に止まりましたので、これは弐番館、拾番館計画はなくなって、同じような内容がそこに移ったのだなと思いましたが、この中身についてですね、弐番館が始まって拾番館までいって、それがだめになって北町新館をまちづくり公社でつくるという、そこまでの経緯ですね、などについてやっぱり聞いておかなくちゃならんと、こういうことの質問でございます。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
伊藤町長!
○町長 6番議員のご質問にお答えをいたします。
まちづくり公社の社長でもありますので私からお答えいたしたいと思いますが、まちづくり公社では中心市街地活性化対策として、自治体でも、それから民間でもなかなか実施できないことを担当してやっていくということで、事業を詰めているわけであります。
幸い壱番館についてはどうにか軌道に乗せることができました。次の事業展開として商店街の歯抜け対策を目的として弐番館といったり、拾番館といったりしているわけでありますが、別ものではありませんで、壱番館とは街路を挟んだ向かい側に建設計画を慎重に調査検討してきたところであります。
いろいろ長い経過がございましたが、残念ながら事業化の条件が整わず断念せざるを得ないことになりました。そのことを第一にまずお話申し上げたいと思います。
さて、そこででありますが、その計画を詰めておりましたテナントの一つに出店要望がありました医療機関、これが引き続き三春にどこか適地はないだろうかということでありまして、公社でもいろいろと次善の策を検討を重ねてまいりました。先ほどお話の北町しかどうも適地がないということになりまして、今検討しているところであります。相手かたとの協議中でありますので、いずれ協議が整いましたところで改めてまたご報告を申し上げることにいたしたいと思っております。いずれにいたしましても、この医療機関の誘致もまちづくり公社として取り上げるに値する事業ではないかということを、いろんな取締役会その他で十分検討いたしました結果、今前向きに検討しようということになっておりますので、ご了解をお願いいたしたいと思います。
○議長 再質問を許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) ただいまの答弁で目下検討中ということでありますが、私は主に二つの点を指摘しておきたいと思うんです。町民センターが今まさに開館しようとしている。この時期になったらばまた町民の皆さんから、あるいは近隣の町村の皆さんから、あそこさ行くときどこさ車止めんだい、これがまた再燃しているわけです。
皆さんの耳には入らないかもしれませんけれども、割合町民の身近にいる町会議員などはみなそう言われているんじゃないかと思うんです。だから、少しでも駐車場が多くなけりゃいかんということで、私は何カ月か前まで三春広報を通じて、売りますよと、どんな形でも売りますよというふうに出ておった向かい側のほうの空き地ですね、。あそこなんかも売らないで、貴重な駐車場にしたらどうかなと役場の職員には言ったことがあります。
したら間もなく、そうなるらしいですという話を聞いて、なかなかいいことをやるなと。売らないで駐車場にする。あれは貴重な駐車場だと、こう思っておったところが今度は、駐車場にできるところに北町新館ができて、だから、そこが減って向かいが増えて差し引きゼロということでやっぱり駐車場の不足といのは深刻だなと思うときに、この計画はどうかと、こういうことであります。
それから、お金の問題でありますが、壱番館が軌道に乗って大変いいと聞いて私もうれしいんであります。これは町会議員全員賛成をしてあの壱番館については1億8,500万ですか、損失保証をしたわけです。が、町民の皆さんにわかりやすく言えば、早い話が借金の保証人に町がなったわけであります。
だから、もし万一返せないようなことになれば町が1億8,500万円を上限として借金の肩代わりをしなければいけない。町民の損失になる。だから私がもしそういう事態がくれば、当時の町の幹部職員、町会議員、さらにはまちづくり公社の職員が分担して責任を負わなければいけない。そのなかで私も責任を負わなくちゃいけない。たとえ町会議員やめたとしても責任を負わなくちゃなんないと思っているんです。
ところでまちづくり公社はそのときでさえかも損失補償が必要だったんですから、今、この土地を買った場合、この土地を町が売った場合に公社は買わなければいけない。売るほうも買うほうも伊藤寛という人ですが、これはやっぱり別人格ですから、まけて損失して売るわけにはいかない。何か予算書を見ると2千万円で売っちゃうのかなっていう予算書にも見えますが、あるいは向かいの土地よりも条件がいいですよね。日向きがいいです。向かいの値段で計算しますと、あそこは2,893万円ほどになるはずなんです。それ2千万円で売るのかなと。これわかりませんよ、想像であります、予算書から。これは具合が悪いんじゃないかというふうなこともいろいろ考えたりして心配の種は尽きないわけであります。
そこで町長に要望しておきますが、この種の問題は戻れない時点にならないうちにやっぱり我々にも話を聞かせてほしい。もう、お医者さんはくることに決まっちゃって用意してんだと。いまさら町が損失保証しないからだめになったって言われたって困るんだと、こう言われたってこっちも困るわけですから。
だから、手遅れ、手遅れっていうのは何ですかね。早いときから、それこそ討論の問題にかければ、私は議員の皆さんも喜んでその討論に応じると思うんであります。この辺のところで駐車場と金の問題についても検討中なら検討中でいいですけれども、こうだというんだらお答え願いたいと思うんであります。
○議長 答弁を求めます。
伊藤町長!
○町長 関連質問にお答えをいたします。
まず第1点の交流館との関連で、あの近辺に駐車場をなるべく確保すべきではないかというご指摘は全くそのとおりであります。そこで、公社といたしましてもいろいろと北町側のほうの総合的な駐車場対策については検討をし、その中で今回の計画もいたしました。1台分でも駐車場を確保したい中でどうすればいいかということであります。これについてもいろいろ今、総合的な対策もあわせて進めておりますので、ご報告の機会にはまた申し上げたいと思っております。ただ、こうした問題いろいろ地権者の問題もありますので、なかなかこうした公の場であからさまに細かい事情まで申し上げることは今の段階ではできないということもあわせてお含みおきいただきたいと思います。
それから2番目の問題でありますが、固く考えれば、事業は何事もできません。そこで、公社としては、やっぱり経営、採算、確実な見通しがあるものについてでないとやっぱり事業化は難しいということで、これもずいぶん知恵を絞っているところであります。
公社にとって今一番大きな問題は、経営基盤をいかにしっかりするかということであります。壱番館につきましても軌道にどうにか乗っていますとは申し上げましたけれども、総合的にでありまして、例えば三春町の特産物直売所の花かごですね、あれについては皆さんがたもご心配いただいていると思いますが、経営採算とれるところまでいっておりません。
しかし、これは町のやっぱり特産物開発のひとつの拠点としてこれからもやっぱり重要な意味があるということで、多少、それは経営的には成り立たなくともやっぱり頑張ってやってゆこう。それが公社としての政策的な責任だろうと、そんなふうにも考えているところでありまして、公社としては、それらも全部抱きかかえながら、しかも経営基盤を少しでもしっかりさせるためにどうしたらいいかと、そんな角度からいろいろ検討を進めているところであります。
こうした事業、なかなか事業目論見書、確かなものにしていくのは苦労が多いわけでありまして、そうしたことについても機会を与えていただけるようでしたらしっかりとご説明、ご報告を申し上げたいと思っております。
3番目のこうした政策決定には、議会にも十分検討の機会を与えてくれろということであります。私はかねがね町の政策決定には議会の皆さんがたのやっぱりより積極的な参画をぜひお願いしたいと、政策関与をもっともっと深めていただきたいということはかねがね申し上げていることでありますので、どうぞよろしくご理解をいただきたいと思います。
○議長
再々質問を許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 意見でありますが、今最後の政策討論でありますが、議会は既に議会側から討論をしたいことはどんどんと言って討論をしていくと。しかし、町長のほうからもこの項目で討論をしたいということがあったらどんどん言ってもらって、議長と町長で協議の上積極的に討議をする。これ片道じありませんから、どんどんと町長のほうからも議長のほうに言っていただいて結構だということであります。
これは全員協議会の場でやりますから、何ら金もかからないわけですから、活発にやって、さっき言ったように今から断れないんだなあって言って私たちがいやだなあと思いながら賛成するようなことがないようにお願いをしておきたいと思うんです。
それから、本当に確実でなきゃ仕事ができないというと何もできないって言われると私もそうかなと思いますが、確実だろうと思って、銀行がわあわあ金貸して、今日本がつぶれそうだっていうのはあれ確かだと思ってやったんですよね。だから、石橋をたたいて渡ることも十分あるし、石橋たたいたら音が悪いので戻っちまうことも大事なんです。意見として申し上げます。
○議長 伊藤町長!
○町長 意見としてということでありますのでありがたく拝聴し、私も意見を申し述べさせていただきたいと思います。
第1点の政策協議につきましては、ただこの全員協議会でというご提案ではなくて、私はもう少し踏み込んだ形で議会のほうにご提案をしたいと思って準備しておりますので、今期中にはひとつ、これからの、来年度において議会と執行側の政策協議のあり方について十分ご検討いただきたいと。私といたしましてもこの問題を本格的な改善方向を固めていきたいと思って、願っておりますのでよろしくお願いいたしたいと思います。
それから2番目の問題でありますが、我々も公社でいろいろ事業目論見を検討していつも考えることでありますが、基本的に政策目的が明確に、町民の人たちからも納得いただけるものを公社は、第3セクターは取り上げるべきだということであります。したがって、そこの点で政策目的で始めたことでありますから、多少あとで赤字が出たってやむを得ないという甘い考え方ではもちろんないわけでありますけれども、そうしたある程度のリスクは持ってもやっぱり政策目的をもって事業を展開していこうと、それが公社としての責任であろうと、そう考えておりますので、そういう立場からのご理解もいただきたいと、そのように思います。
○議長 第2の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第2の質問は、町内小中学校の3学期制じゃなくて1学期2学期で1年が終わるという年2学期制についてであります。
これは、私は文教常任委員会の委員でありますが、私自身が新聞記事ではじめてこれを知りました。その後いろいろ町民の皆さんから、あるいは町会議員の皆さんからも、ああいうの文教委員会でよく説明してあんだばいって言われて、いや、聞いたことありませんと、こう言いました。
しかし、そのことは再質問でも申し上げますが、悪いことだと私は思わないんです。2学期制も私は別に悪いというふうに異議は唱えない。しかし、現実問題としては、県内の公立小中学校でははじめてじゃないかなと私は思うわけですね。だから、町民の皆さんにはそれ相応の何か心配みたいなことはあるわけですよね。新聞でいろいろ利点が書いてありましたが、子供たちの中には、いや、通信簿を3回もらうよっか2回のほうがよかった。せいせいしたという子供もいるし、いや、ご褒美もらう回数が1回減っちゃったとか、父兄のほうにもいろいろ心配があるわけです。学力はどうなんだろうとか。だからいろいろな保護者とか児童とか生徒とか教職員、そういう人たちにやっぱり説明責任を果たしてもらわなければいけない。
どういうふうに進めてきたのか。そしてこれ選択制ですよね。強制はしない。だから、今どこの学校が4月から2学期制になるのか、これもあわせて聞いておきたいと思うわけであります。
○議長 第2の質問に対する答弁を求めます。
前田教育長!
○教育長 お尋ねの町内小中学校の学期については、平成15年度より、現在の3学期制とは別に2学期制をもうけ、学校の実情にあわせて選択できるようにいたしました。この2学期制につきましては、4月から9月までを1学期、前期又は1学期、10月から3月までを2学期として、1年を2つの学期に分けて教育活動を行おうとするものでございます。
この2学期制の導入につきましては、三春町学校管理規則の改正を1月の教育委員会定例会で行い、「校長は教育上必要があると認めるときは、教育委員会に届け出て、学期を2学期に分けることができる」といたしました。
導入までの経過につきましては、次のようなプロセスを踏みましたのでご説明申し上げます。昨年の3月のことですが、町内の二つの小学校の校長、これは岩江小学校の武藤先生と沢石小学校の堀越先生でいらっしゃいますが、お二人の校長先生から、学習内容をより充実するためには、2学期制を試行してみたいというお申出がございました。
これに対して私も結構でしょうということで、1年間を試行の期間として実施してまいりました。
本年度の学校経営懇談会では、仙台市などでの2学期制の先進的な取り組み事例を検討したり、町内の二つの小学校で、その具体的な取り組みされた結果についての報告などをいただいて協議を続けてまいりました。
その結果、2学期制の導入というものは、いくつかのメリットがあることがわかってまいりました。その1番は、学期が長くなって、時間的にゆとりを持って学習や指導が行える。特に、3学期という期間は、1月から3月まで、非常に生活があわただしかったのですが、2学期制にすることによってこの辺がすごくゆとりができたということが言われました。
2番目は、評価を長いスパンにおいてじっくり行うことによって、これを学習指導に十分生かせるということ。
3番目には、学校行事を7月や12月にも実施でき、学校活動が非常に充実してきたというようなこと等々のメリットが理解されてまいりました。
この学校経営懇談会には、いつも教育委員のかたがたに傍聴に来ていただいておりますので、この教育委員のかたがたも、内容についのご理解を十分できていたのではないかなと考えております。こういうような成果を踏まえて、昨年12月の学校経営懇談では、事務局より具体的な提案を行い、各小中学校での来年度の方針についての協議を行っていただきました。12月に開かれました学校経営懇談会では、その検討結果について協議して、管理規則の改正についての案をまとめて、1月の教育委員会定例会に改正した次第でございます。
教育委員会事務局では、2学期制の趣旨については町民の皆様にご理解いただくために、広報みはるの2月号で、その具体的な内容をお知らせしております。議員のご発言におかれては、新聞で初めて知ったとなさいましたが、時系列的に申しますと、広報で知ったと言われたほうが正しいのではないかなと私は考えております。
ちょっと話は少々それてしまいますが、そもそも広報というのは町民全員が読んでくださるということが前提になって発行されているものと私理解いたしますが、例えばサンプリング調査のような形をする場合において、果たしてすべての町民が読んでくださっているのかどうか、ちょっと私たち心配になってまいりました。
そこでいったい全く読まれていないというわけではなくて、例えば町長さんがお書きになる「こんにちは町長です」という欄で、例えば葛の問題なんかが取り上げられるとこれが早速話題に上がったりなんかしております。町長さんの場合には名エッセイストであるから、無理もないことで仕方ないとするならばそのとおりなんですが、ちょっとこれを量的に比較いたしますと、町長さんの書かれるのは半ページの内容です。
それに対して教育委員会のページは数ページにも及ぶ場合があることで、これがあまり読まれていないとするならばちょっと費用対効果がゼロに等しくて、これはまさに税金のむだ使いではないかとと言われても仕方がないかなと思います。
今後、いかにして読んでいただけるようにするかにつきましては、反省も踏まえながらいろいろ内部で検討してまいりたいと考えております。
これは町民のかたに申し上げることなんですが、新聞記者の場合は、さすがプロでありまして、三春の広報は各新聞社に送られております。彼らは日ごろから三春は全国区であるから目が離せないと言っておりますけれども、その内容のとおり、これはやはり広報に対してずいぶん目を通したような結果、私たちに取材にまいりました。
新聞報道というのは、その広報にある2月号を見て取材されて記事にされたものでございます。私はこの取材に際して、福島県では、福島大学付属小中学校以外でははじめての事例であるということを教えられて、県内では例のないことをされた三春の学校長に対して、改めて敬意を覚える次第でございます。
2学期制の導入につきましては、各小学校、中学校では十分協議をなさいました上で、その導入については検討していただいております。もちろん父兄のかたやなんかについても十分に周知の上での決定でございます。来年度におきましては、町内の小学校では6校のうち御木沢小学校を除いた5校、中学校では要田中学校1校、それが2学期制の導入を検討しております。
その計画のもとで教育課程の編成を進めているところでございます。さらに次年度を検討期間として再来年度よりも導入を検討していきたいとする学校もございます。これはあくまでも学校の実情に合わせての選択できるということですから、我々がこれを一律に導入しなさいということではございません。
導入を検討している学校では、保護者会や学校だより等で、2学期制について繰り返し説明を行っております。それで十分理解を得られてきているのではないかなと考えております。ちなみに、広報に対しては、教育委員会に対しても何の異議も寄せられてはおりません。
それから、またこの2学期制につきましても年度は4月より始まるという範疇での改定でございますので、入学式や卒業式の期日、長期休業等の日程、年間の授業日数、学習内容等は一切変わることはございません。各学校ではこのような実情を踏まえた上で、例えば夏休みを短縮して秋休みの期間を設けたりするというような独自の選択肢も可能としております。各学校では子供たちの学校生活がより充実したものになるようにこの制度を活用してほしいものだと願っております。以上です。
○議長 再質問を許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今、丁寧に答弁してもらいましたが、答弁の中で何かこの広報みはるのことが大変気になったようで、ご丁寧な説明がありましたけども、広報みはるっていうのはですね、大体31日か1日から隣組を廻り始まるわけですね。今は共働きの家も多いですから、大体1日に1軒なんていうスピードで回るところはいくらもあるわけです。だから、タイムラグがあるということをね、十分念頭に入れてもらわないと困るなと、こういう感想です。
もとより私は、先ほどから言っているように、管理規則の第10条を変えればできる。これは教育委員会の権限でできる。極端なこと言えば町長も知らないうちにやれんですよ。だから、異議を申し立てるのは法律的にもできないし、しかも2学期制、私悪いってさっきから言ってませんのよね。だから理解をしていただいてやるならば何も異議はないんです。
だから、今までどういうふうにやってきたかということだけお答えをいただければわかったんです。大変ご丁寧な答弁でむしろ私が恐縮をしていると、こういうことであります。
○議長 第3の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第3の質問は、NPO、それからNPO条例、さらにはNPOセンターというものについてであります。最近の町の振興対策審議会の議事録を見ると、このことについて相当な議論が行われております。従来からも私言ってまいりましたが、私の認識に近い発言も活発になされたようであります。いまさらの感はありますけれども、町はNPO、そからNPOと町との関係について、どのような認識に立っているか、改めて確かめておきたいんであります。これはかつて条例をつくろうとして大変に苦労をされた町民のかたもいるわけですから、ぜひ伺っておきたい。以上であります。
○議長 第3の質問に対する当局の答弁を求めます。
森澤参事!
○町民生活部門参事 ご承知のように、NPO(Non Profit Organization)とは、住民自身が自主的にさまざまな問題の解決に取り組むために結成され、公益活動を行うボランティア組織のことをいいます。
この組織は、活動によって得た利益をさらなる活動のためにのみ使うという特徴を持っておりますので、NPOは「非営利組織」と訳されております。したがって、個人が無償で行いますボランティア活動とは区別されております。これがNPOについての基本的な認識であります。
次に、NPOと町との関係についてですが、私たちの住む地域がいきいきしていくためには、NPOやボランティアによる活動がますます必要になってくると認識しております。したがって、町は住民公益活動の促進のために努力を惜しんではならないというふうに考えております。
その第一歩として、三春町住民公益活動促進条例が制定されました。新年度には、町民の皆さんにNPO活動について理解を深めていただくために、さまざまな情報の発信というものを考えております。また、NPOをつくりたいという人たちへの助言を行うために、福祉会館のボランティア室にNPOセンター準備室というものを併設することにしました。
従来のように何でも行政がやるということではなくて、活動の自主性を尊重しながら、よきパートナーとしての関係をNPOとの間に築いていきたい、そのように考えております。
○議長 再質問を許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今の答え、大分理解できるところもございますが、実はこの2月23日の地方紙の社説ですね、社説にこういうふうなこと書いてありますが、こういう考え方についての意見を聞きたいと思うんであります。
NPO活動の本質は、みんなが必要なのにもかかわらず儲からないために企業がやらないものを市民同士の寄附や会費という浄財を財源にして実現しようといういわば市民同士の助け合いなのであると。
そして、最後のほうにいきますと、NPOは必ずしもボランティアと同じではない。そしてボランティアとはただ働きのことではない。まして、役所がただで丸投げできる下請けでは絶対にない。ボランティアとは、市民同士の助け合いであり、NPOとは自立した市民の活動組織である。NPOイコール・ボランティアイコール・ただ働きといった意識を改革すべきなのは地方自治体も同じではないか。
これはNPOに投網のように広く税金をとろうとしたときの社説でありますが、こういうふうに書いてあります。こういう考え方についてはどうかと。
それから審議会の議事録を見ますと、先にNPO条例ができちゃったもんだからやりずらいんじゃないかということが議事録の中に載ってますね。そうなってくると条例は私たち賛成した。しかもあれをつくるためには何人かの町民の人が大変な苦労をした。そういう審議会の議論が出るというのは、ああいう条例は審議会通ってくると思ったんですがね。どうしてそういうことになっちゃったのか、急ぎ過ぎたのか、こういうことです。
○議長 当局の答弁を求めます。
森澤参事!
○町民生活部門参事 まず最初の部分でありますけれども、先ほども申しましたように、非営利組織というのは、無償でというような意味ではありませんで、活動によって得たその利益、それを認めるというのがNPOであります。ただし、これが会社のようにですね、役員、あるいは働いている者で分配してということではなくて、活動がますます活発になるようにその利益を使う。これがNPOであります。
ですから、無償でやるというボランティアとは違います。ただし、ボランティアとNPOの間に垣根のようなものはありません。そのボランティアの精神を当然NPOに生かしていかなきゃいけないと思っています。NPOが利益追求だけに走りまして、そしてそれが儲けを分配するようでありますと、これはNPOではなくなります。そのようにNPOとボランティアとの関係考えております。
それから先に条例ができたから苦労という、これは私は条例そのものは非常によく考えてつくられたと思います。そして町民の皆さんと行政とで相当に議論を重ねてできた条例でありますけれども、条例の中に、例えばセンターをつくるにあたっての手順が書かれています。例えばセンターを運営していくための運営委員会というものがなければならない。
ところが現実には、今、三春町ではそのNPOを名乗っている団体が一つもない。となりますと、運営委員会ができないわけですね。ということで条例そのものについては非常にいい条例ができたと思っておりますけれども、町民のこの条例を制定するにあたってお骨折りをいただいたかたがたもですね、条例ができたからといって役目を終えるということじゃなくて、そのセンターをつくってNPO活動を盛んにしていくという責任感からこの準備室の立ち上げに相当の議論を重ねていただきました。
その結果、社会福祉協議会のボランティア室にですね、NPOについてのセンターの準備室を立ち上げる。人を配置しまして立ち上げるというところまできましたから、私、町の中を見ておりますと、NPOをつくりたいんだという声がこのごろあっちこっちで聞かれるようになってきました。新年度からそういった声を反映したNPOができまして、そういう人たちによってNPOのあり方が相談されまして、そして正式なセンターを立ち上げるようにして、条例がいきいき生きるような形にしたいと思っております。
○議長 再々質問を許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 意見になるかもしれませんが、国のNPOにも税金をかけるという、いわば私から言わせれば悪い制度ですね。そういうものができたことによって、NPOの結成というのが下火になるんじゃないかというふうに新聞に出ております。
したがって、町ではあくまでこの今いった本質に立ってですね、NPOと町は同格なんだと、援助してくれっていえば援助はするけれども介入はしない。ましてや支配をするということはないだろうけども、それもしないということに立って慎重にやっていただきたい。お願いいたします。
○議長 第4の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第4の質問は、これ重ね重ねの質問でありますが、これからも毎回質問していきたいと思うんでありますが、前回の質問から、入札の質問から3カ月を経過しました。その間にどのような改革を検討し、さらには実施をしたのか、これを伺っておきたい。以上です。
○議長 第4の質問に対する答弁を求めます。
橋本助役!
○助役 前回も改革についてのご質問がありました。実質的にはまだ2カ月ちょっとでございますが、いろいろまだ検討を進めておる段階でございまして、具体的にどうこうと申し上げる段階ではございません。
ただ、県のほうもかなりこの改革についての検討し、あるいはその一部を4月から実施したいと、こういうふうな情報もございます。それらも見て我々もなお、さらに進めてまいりたいと思います。
小さい問題ではございますが、適正な積算、適正な予定価格、そして適正な価格による発注に努めているということは今までどおりいうまでもございません。
ただ、新たにこの1月からは入札回数を3回までに制限をいたしました。その結果は建設工事関連については入札回数の平均が12月までは1.48回でありましたが、1月からは1.41回になったと。また、これが即改善効果として認められるかどうか、まだもう少しやってみないと定かではありませんが、少なくとも私ども考えておりますのは、入札回数を3回までに制限したということによって、いい意味での緊張感の中で参加する業者のかたがこれまで以上に適正な見積価格を設定しなければならないというような状況ができたんじゃないかと。これも一つの成果ではないかとこう考えております。
それからあと、1月から現在までの土木工事関連の入札件数は10件ありましたが、町内の関連業者10社ございますが、そのすべてを指名したというのが8件、80%を占めております。できるだけ多くの町内の入札参加業者に対して指名するという町の姿勢については今後ともこれを継続してまいりたいと、こう考えております。
○議長 再質問を許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今の助役の答弁、後から私も検討いたしますが、今最後に言われたこと、これは私も評価したいと思うんです。1月22日の入札からですか、入札参加業者が非常に増えた。私はこれは、この3カ月間の変化に評価をいたします。
しかし、今までの年度内で限ってみますとこういうことございました。この間、衆議院でしたか、予算委員会で野党の質問の中に、落札率が95を超えてんのはみんな談合なんだと。こういう野党の質問がございました。政府のほうはそれ別に否定はしなかったようでありますが、それ町民の人がみな聞いてるわけですよね。今度、14年度、今までに82件の入札がございましたが、82件のうち、落札が95以上のものは69件あるわけです。その中の100というのが24件あるわけです。
そういたしますと、これどうもそういう常識が国会でまかり通っておりますと、あまり具合よくない。しかし私は前からね、こういう疑問持ってたんです。ひょっとすると三春の予定価格というのが安いんじゃないかと。だから、こういうふうになるんじゃないかと思っていたんですが、しかしこの前の10月の答弁で、助役は間違いなくこう言いましたよね。
ここでは設けていないけども町村によっては80%のところで最低落札価格を設けていると。だから、その意味では86.6%という落札率は適正価格の範囲内だと、こう言いましたよね。そうするとやっぱり同じなのかなと。ここは私は同じなんじゃないかと思うと、またなんだか高すぎるような気がいたします。とにかく82件のうち95以上が69ですから、中に70なんていうの一つありましたが、これはもの買ったときの値段ですから、これは工事ではありません。
それからさらに、町長が何年か前にこういうことおっしゃいましたね。大体日本の建築材料の価格なんていうのは、流通が複雑で値段が本当はいくらなんだかさっぱりわからないと。私はそのときそのとおりだって言ったんです。
で、今度私もこの辺回ってちょっと調べてみました。建設物価という雑誌があるんですね。役場で取っている。その3月号を見たらば、だれでもが知っているコンクリートパネル、コンパネというものが、400枚くらいまとめて買えば920円だっていうのが今月号に出てるんですね。ところが調べてみたらば1枚くださいと買っても850円で同じ規格のものが、JAS規格の同じもの買えるんです。我々が行って1枚ちょうだいって850円。何が何だかわからないというふうな状態が出ております。
だから、私にこういうことを言う人もいるんです。佐久間さん、談合っちゃあんだと。談合なかったらつぶれっちまうんだよと。親切に教えてくれるかたが、小さい声で教えてくれるかたがいるんですが、そうでもないんじゃないかというふうにみんなが思うのはやむを得ないんじゃないか。こういうふうなことを考えてみたわけであります。
答弁はいりませんから、また3カ月の間に何かうまい答弁を考えて改革をしていただきたいというふうにお願いをしておきます。
このナンバー66という入札結果、これ書いてきましたからみせてもいいんですが時間がなくなるもんですから、後から渡しますからこの奇想天外な5回までやった、覚えてるでしょう。これは説明をしていただきたい。後からで結構です。
○議長 第5の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第5の質問は、ヤマザクラ等の保存等についてであります。昨年の6月定例会で質問してから9カ月経過をいたしました。その間にご検討いただいたものと思います。予算書を見てみても何かこれらしいところが発見できませんので、ヤマザクラの保存や葛の除去等は滝桜だけがきれいなわけじゃないと。三春じゅうがきれいなんだと胸を張るためには「こんにちは町長です」ばっかり読んでるみたいな話さっきありましたけれども大事だと私思うんであります。だから、その作業の具体化に向けた6カ月間の成果といったら皮肉みたいですが、どういうこと考えてんのか、やろうとしてんのか伺っておきたい。
○議長 第5の質問に対する答弁を求めます。
伊藤町長!
○町長 6月定例会のときにも申し上げたかと思うんでありますが、三春を美しい町にしたいという思いでは佐久間議員と私も全く同じだと思います。
そこで、ヤマザクラやホウの木の保存と葛の除去についての提案、私が「こんにちは町長です」ということで書いた意味は、町民の皆さんひとつこういう問題いかがでしょうかという問題提起であり、よい知恵はないもんでしょうかということでありましたと。行政課題として町は取り組んでいくという決意表明ではありませんと、そういうことはお断りしてあったと思うんであります。
で、それに対して佐久間議員のほうから具体的なアイディアのご提示もございました。なるほどなと思ったところであります。
まず第1番目のヤマザクラやホウの木の保存については、かなりその後私のところにも反響がありました。聞いてみますと、町職員のほうにもいろいろ賛成意見があったということでありますので、これはもう個人のご協力に期待するほかないのかなと。しかしかなりの人たちが自分の山を伐採するときにはそのことは考えようという気持ちになっていただいたとすれば、それはそれで大変意義があることであったなと、そのように、これからも機会を見てやっぱり町民の人たちの関心を呼び起こしていきたいとそう思っております。
問題は、葛の除去であります。これについては佐久間議員からは確か軽トラックを清掃センターあたりに備えつけて自由にお使いくださいと、そういうこともあるではないかと。それから三春の里あたりでは、葛の特産品の開発、そんなこともできないかと、そういうご提案だったと思います。
いろいろとそうしたアイディアがたくさん生まれてくることを大変私も期待しているわけでありますが、そのことについて、やる気があるのかと聞かれますと、今まで何もやっておりません。正直言いまして。担当のほうからも議員のご提案に対してこんなことを考えていきたいという私のほうに提案もございませんでした、残念ながら。
そこで思うんでありますが、率直な話、今までは、先ほどのNPOの問題でも出たんでありますが、やっぱり行政が機関車にならないと何事もできないというような感じが何となくあったように思います。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 代表

〒963-7796 福島県田村郡三春町字大町1-2
Tel:0247-62-8124  Fax:0247-61-2310

お問い合わせフォーム

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?

トップに戻る