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平成17年3月三春町議会定例会会議録

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三春町告示第10号

平成17年3月三春町議会定例会を、次のとおり招集する。

平成17年2月28日

三 春 町 長 鈴 木 義 孝

1 日 時 平成17年3月7日(月曜日)午前10時
2 場 所 三春町議会議場


平成17年3月7日、三春町議会3月定例会を三春町議会議場に招集した。
1、応招議員・不応招議員
1)応招議員(18名)
1番 萬 年 智
2番 橋 本 敏 昭
3番 加 藤 徳 治
4番 渡 辺 泰 譽
5番 五十嵐 信 安
6番 佐久間 茂
7番 栗 山 喜 一
8番 上 石 直 寿
9番 村 上 瑞 夫
10番 渡 辺 渡
11番 日下部 三 枝
12番 ・ 山 ・ 夫
13番 佐 藤 一 八
14番 儀 同 公 治
15番 渡 辺 勝 雄
16番 三 瓶 正 栄
17番 柳 沼 一 男
18番 本 多 一 安
2)不応招議員(なし)

2、会議に付した事件は次のとおりである。
議案第3号 町道路線の認定について
議案第4号 土地改良事業の計画変更について
議案第5号 三春町町民自治基本条例の制定について
議案第6号 三春町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定について
議案第7号 三春町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について
議案第8号 町長等及び職員の給与の特例に関する条例の制定について
議案第9号 三春町堆肥化処理施設の設置及び管理に関する条例の制定について
議案第10号 三春滝桜臨時駐車場の設置及び管理に関する条例の制定について
議案第11号 三春町敬老園事業特別会計条例の制定について
議案第12号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第13号 三春町税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第14号 三春町敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定について
議案第15号 三春町歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例の制定について
議案第16号 さくら湖自然観察ステーション条例の一部を改正する条例の制定について
議案第17号 平成16年度三春町一般会計補正予算(第5号)について
議案第18号 平成16年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
議案第19号 平成16年度三春町老人保健特別会計補正予算(第2号)について
議案第20号 平成16年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第21号 平成16年度三春町下水道事業等会計補正予算(第3号)について
議案第22号 平成17年度三春町一般会計予算について
議案第23号 平成17年度三春町国民健康保険特別会計予算について
議案第24号 平成17年度三春町老人保健特別会計予算について
議案第25号 平成17年度三春町介護保険特別会計予算について
議案第26号 平成17年度三春町町営バス事業特別会計予算について
議案第27号 平成17年度三春町敬老園事業特別会計予算について
議案第28号 平成17年度三春町水道事業会計予算について
議案第29号 平成17年度三春町下水道事業等会計予算について
議案第30号 平成17年度三春町宅地造成事業会計予算について
議案第31号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
報 告
報告第1号 専決処分の報告について(田村広域行政組合)
報告第2号 専決処分の報告について(郡山地方広域市町村圏組合)
報告第3号 専決処分の報告について(郡山地方広域消防組合)
報告第4号 専決処分の報告について(福島県市町村総合事務組合)


平成17年3月7日(月曜日)

1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬 年 智
2番 橋 本 敏 昭
3番 加 藤 徳 治
4番 渡 辺 泰 譽
5番 五十嵐 信 安
6番 佐久間 茂
7番 栗 山 喜 一
8番 上 石 直 寿
9番 村 上 瑞 夫
10番 渡 辺 渡
11番 日下部 三 枝
12番 ・ 山 ・ 夫
13番 佐 藤 一 八
14番 儀 同 公 治
15番 渡 辺 勝 雄
16番 三 瓶 正 栄
17番 柳 沼 一 男
18番 本 多 一 安
2、欠席議員は次のとおりである。
なし

3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 市 川 昌 勝
書記 今 泉 喜 徳

4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴 木 義 孝
助役 橋 本 健 夫
行財政改革室長 橋 本 国 春
総務課長 湯 峰 初 夫
住民税務課長 影 山 常 光
保健福祉課長 村 上 正 義
産業建設課長 宗 像 正 英
会計室長 橋 本 光 家
企業局長 遠 藤 誠 作
教育委員会委員長 深 谷 信 吾
教育長 橋 本 弘
教育次長兼教育課長 田 中 金 弥
生涯学習課長 原 毅
農業委員会会長 加 藤 武 彦
代表監査委員 野 口 ・ 彦

5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成17年3月7日(月曜日) 午前10時2分開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
第 4 議案の提出
第 5 町長挨拶並びに提案理由の説明
第 6 議案の質疑
第 7 議案の委員会付託
第 8 陳情事件の委員会付託
第 9 報告

6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時2分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、平成17年三春町議会3月定例会を開会いたします。
ただちに本日の会議を開きます。

【会議録署名議員の指名】

○議長 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、12番・山・夫君、13番佐藤一八君のご両名を指名いたします。

【会 期 の 決 定】

○議長 日程第2により、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日より3月18日までの12日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって本定例会の会期は、本日より3月18日までの12日間と決定いたしました。
なお、会期日程につきましては、お手元に通知しました日程表のとおりとしますので、ご了承を願います。

【諸 般 の 報 告】

○議長 日程第3により、諸般の報告を行います。
監査委員より、平成16年度第9回、10回、11回の例月出納検査結果報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

【議 案 の 提 出】

○議長 日程第4により、議案の提出を行います。
提出議案は、お手元にお配りいたしました「議案第3号、町道路線の認定について」から「議案第31号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて」までの29議案であります。

【町長挨拶並びに提案理由の説明】

○議長 日程第5により、町長挨拶並びに提案理由の説明を求めます。
鈴木町長!
○町長 今年の冬は昭和55年の豪雪以来の雪多い年となっておりますが、新年度の予算を審議していただく3月定例会の開会にあたり、ご挨拶と提出議案の説明を申し上げます。
国内の景気は都市部で上向き傾向で税収も上向き傾向とのことでありますが、国、地方自治体の財政状況は厳しさを増している状況にあります。
国においては平成16年から三位一体改革と称し、地方との関係の見直しをしているところでありますが、わが町におきましても、国のこのような状況に対応するため、平成16年度から3カ年間の取り組みである第2次行財政改革大綱を策定し、事務事業の見直しをはじめ具体的な改革に着手しているところであります。
平成17年度の予算編成にあたりましては、現在の町の財政状況に鑑み、平成16年12月に策定した財政構造改革プログラムを基本として、将来の財政運営の構造改革を進め、行財政の効率化を図りつつ、幹線道路網整備などの継続事業の実施や、課題となっていた(仮称)三春北保育所建設事業の着手、まちづくり懇談要望事業など町民生活の維持向上を図ることなどを基本として、限られた財源の中で予算編成を行いました。
行財政のスリム化を図るための一環としては、自然観察ステーションの管理運営の外部委託、敬老園事業の特別会計の設置などを行うこととしたほか、経常経費の削減と繰上償還による町債の削減に取り組むことといたしました。
それでは、提出議案の説明をいたします。
(別紙議案説明書を朗読)
以上、提案の説明を申し上げましたが、長丁場の定例会であります。特に新年度の予算でありますので、十分ご審査をいただきまして、議決していただきますようにお願いを申し上げまして挨拶にいたします。

【議 案 の 質 疑】

○議長 日程第6により、会議規則第37条の規定により、提出議案に対する質疑を行います。
これは、議案第3号から議案第31号までの提案理由の説明に対する質疑であります。
議案第3号、「町道路線の認定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第4号、「土地改良事業の計画変更について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第5号、「三春町町民自治基本条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第6号、「三春町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第7号、「三春町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第8号、「町長等及び職員の給与の特例に関する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第9号、「三春町堆肥化処理施設の設置及び管理に関する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第10号、「三春滝桜臨時駐車場の設置及び管理に関する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第11号、「三春町敬老園事業特別会計条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第12号、「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第13号、「三春町税条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第14号、「三春町敬老祝金条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第15号、「三春町歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第16号、「さくら湖自然観察ステーション条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第17号、「平成16年度三春町一般会計補正予算(第5号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第18号、「平成16年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第19号、「平成16年度三春町老人保健特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第20号、「平成16年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第21号、「平成16年度三春町下水道事業等会計補正予算(第3号)について」を議題とします。
収益的支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第22号、「平成17年度三春町一般会計予算について」を議題とします。
歳入全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第23号、「平成17年度三春町国民健康保険特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第24号、「平成17年度三春町老人保健特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第25号、「平成17年度三春町介護保険特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第26号、「平成17年度三春町町営バス事業特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第27号、「平成17年度三春町敬老園事業特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第28号、「平成17年度三春町水道事業会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第29号、「平成17年度三春町下水道事業等会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第30号、「平成17年度三春町宅地造成事業会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第31号、「固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題といたします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 これで質疑を終結いたします。

【議案の委員会付託】

○議長 日程第7により議案の委員会付託を行います。ただいま議題となっております議案第3号から議案第31号までは、お手元にお配りしました議案付託表のとおり、各常任委員会に付託することにご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。よって、各常任委員会にそれぞれ付託することに決定しました。
なお、付託以外の議案についても、各常任委員会において審査されるようお願いをいたします。

【陳情事件の委員会付託】

○議長 日程第8により陳情事件の委員会付託を行います。
陳情事件の委員会付託につきましては、陳情事件文書表のとおり各常任委員会に付託することにご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。よって、陳情事件文書表のとおり各常任委員会に付託することに決定をいたしました。

【報 告】

○議長 日程第9、報告事項について。
「田村広域行政組合に関しての専決処分の報告について」。
報告第2号、「郡山地方広域市町村圏組合に関しての専決処分の報告について」。
報告第3号、「郡山地方広域消防組合に関しての専決処分の報告について」。
報告第4号、福島県市町村総合事務組合に関しての専決処分の報告について」。
別紙のとおり提出がありましたので報告いたします。

【散 会 宣 言】

○議長 以上で本日の日程はすべて終了しました。
これにて散会します。たいへんご苦労様でございました。
(散会 午前10時54分)


平成17年3月8日(火曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬 年 智
2番 橋 本 敏 昭
3番 加 藤 徳 治
4番 渡 辺 泰 譽
5番 五十嵐 信 安
6番 佐久間 茂
7番 栗 山 喜 一
8番 上 石 直 寿
9番 村 上 瑞 夫
10番 渡 辺 渡
11番 日下部 三 枝
12番 ・ 山 ・ 夫
13番 佐 藤 一 八
14番 儀 同 公 治
15番 渡 辺 勝 雄
16番 三 瓶 正 栄
17番 柳 沼 一 男
18番 本 多 一 安

2、欠席議員は次のとおりである。
なし

3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 市 川 昌 勝
書記 今 泉 喜 徳

4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴 木 義 孝
助役 橋 本 健 夫
行財政改革室長 橋 本 国 春
総務課長 湯 峰 初 夫
住民税務課長 影 山 常 光
保健福祉課長 村 上 正 義
産業建設課長 宗像正英(午後欠席) ※午後は橋本良孝主幹が出席
会計室長 橋 本 光 家
企業局長 遠 藤 誠 作
教育委員会委員長 深 谷 信 吾
教育長 欠席(橋本 弘)
教育次長兼教育課長 田 中 金 弥
生涯学習課長 原 毅
農業委員会会長 加 藤 武 彦
代表監査委員 野 口 ・ 彦

5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成17年3月8日(火曜日) 午前10時1分開会
第 1 一般質問

6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時1分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、ただちに本日の会議を開きます。

【一 般 質 問】

○議長 日程第1により、一般質問を行います。
議会の申し合わせにより、一般質問は質問席において、一問一答により行います。
質問の全体時間は、再々質問まで30分以内の時間制限であります。
通告による質問を順次許します。
6番、佐久間茂君、質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 今回、私は6点について質問をいたします。
第1点、入札の改革についてであります。それは3つに分けて質問いたします。
第1、既に決定している2005年度からの入札の改善点は何か、についてお答えを願いたい。
第2は、町監査委員の12月定期監査報告の中に、「入札に際しては最低価格を設定すべきである」という指摘があります。これに対してどうするか、お答えを願います。
3つ目は、入札時に見積内訳明細書の提出を義務づけるべきではないかと考えますが、これについての町の考え方をお答え願いたいと思います。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
湯峰総務課長!
○総務課長 お答えいたします。
最初の質問でありますが、2005年度の入札の改善についてでございます。2005年度から業務委託、物品購入等を除く建築土木工事については、見積りを積算根拠とする割合の多い場合等、事前公表になじまないものを除きまして、平成17年4月1日から予定価格の事前公表を行ってまいります。
2点目の最低価格の設定についてでありますが、最低制限価格は、契約の内容の履行を確保するため特に必要があると認めるときに限り設けることができるものであります。
一般競争入札を行う際には、契約の内容の履行を担保するためにも最低制限価格を設定すべきでありますが、指名競争入札については、業者の資産、信用、施工能力等を勘案して指名業者を選定するため、あらかじめ不当な競争の排除並びに契約の履行は確保できますので、最低制限価格の設定は必要ないと考えております。
三春町においては、地元業者育成の観点を重視して、指名競争入札を採用しておりますので、最低制限価格は設定しない考えでおります。
3点目の、入札時に見積内訳書の提出を義務付けることについてでありますが、現在、予定価格が2千万円以上の予定価格の事前公表を行う入札に際しましては、入札時に見積内訳書の提示を義務づけているところであります。
4月1日以降の取扱いについては、予定価格の事前公表を行う全ての入札について、見積内訳書の作成を義務付け、必要に応じて提示を求める方向で検討しております。
以上でございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 只今の答弁の3つのうちの1つについては、かねてから約束されていたとおりでありますので、これを着実に実行願いたい。私のこの、かねてから申し上げてきた事前公表の着眼点というのは、あくまでも落札率をいかに下げるかということでありますから、その観点から、この問題を是非励行していきたい、こういうことであります。
それから3つのうちの2番目の最低価格を設定すべきであるということでありますが、今答弁にあったとおりでありますけれども、私は既にご覧いただいたと思いますが、こんな資料をですね、作成して検討してみました。そうしたところ、大変言いにくい話ではありますが、指名競争入札であっても、一部の業者しか積算をしていないのではないか、こういうのがこのグラフを見れば大体どなたもそう考えると思うんです。今申し上げたことは伏線でありますけれども、2千万円以下であっても、事前公表した場合でも、その結果は今からある程度の予想はできる。つまり、落札率100%がなくなって、100%が近い落札率ばっかりになるんじゃないか。したがって、私は最低価格を設定した場合には、予定価格と最低価格の間が競争する範囲なのですよ、ということを示すことになる。だから落札率が100%から少し下がった99%や98%でなくて、下げる作用が確実にできるというふうに考えております。導入する考えがないという話がありましたけれども、4月にやって私の予想するような100%はなくなったけれど100%にぴたりくっついているところで一定化されたときには、是非やってもらわなければこれは進歩にならない。こういうことであります。
それから、3つのうちの3つ目について、今提出を2千万円以上のものについては求めていると。今度は予定価格を事前公表する場合については、ものによっては提出を求めるということでございましたが、このことについては入札に参加する以上、積算価格を求めて、大体どのくらいで札を入れたらいいかということをみんなやってくるはずなんですから、すべての人が見積明細書なしに、それはいくらぐらいだろうと頭勘定でやる人はいないと思うんです。やるとすれば、これは指名するに値しない業者ではないか、こう思いますから、必ず作成しているのでありますから、それを提出してもらえばいいんです。それで困るというならば、これは見積りをしていない業者であるということになります。このようなことについての考え方はどうか、お答えを願います。
○議長 当局の答弁を求めます。
湯峰総務課長!
○総務課長 それでは、最低制限価格を設けることについてでありますが、これらにつきましては、実績の推移を見ながら、もし改善する点があれば改善してまいりたいというふうに考えております。
それから、見積内訳書の提示でございますが、これにつきましては先ほどの答弁どおり、作成については義務づける。それから提示につきましては、すべての入札について提示をさせるか、抜き打ちで提示をさせるか、そういうふうな形で、もし見積内訳書がそのとき作成されていなかったという場合には、その入札から外れていただくというふうな措置を講じてまいりたいというふうに考えております。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(なしの声あり)
○議長 第2の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第2の質問は、地域運営学校というものについてであります。これについては過日の新聞に、三春小学校が全国に19校指定されるうちの1校として地域運営学校として指定されると、こういう記事がございました。記事には簡単にその地域運営学校というものについて説明がされておりますが、私自身は学校の教育内容については、議員というものはほじくりだすべきものではないとさえ思っております。私たちが目指すべきは、いい環境をつくることが我々の責務であると、教育環境を良くすることが責務であると思いますが、この地域運営学校については今まで教育委員会から全く説明がなかった。したがいまして今日、取り上げたわけでありますから、これまでどういうもので、どういう経過で指定されるのか、指定されそうなのか、それから今後どういうものなのか。予算にはどんな影響があるのか。こういうことについて聞いておきたいのであります。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
田中教育次長!
○教育次長 お質しの地域運営学校についてお答えいたします。
まずこの地域運営学校、正式の呼び方は「学校運営協議会制度」というものでございます。三春小学校が、4月から文部科学省の指定を受ける予定になっておりますこの事業、「学校運営協議会制度」かたかなで「コミュニティースクール」であります。
まず、お質しの指定を受けるまでの経過でございますが、昨年の9月、この問題につきましては文部科学省はこの制度を創設して、各県、先ほどお質しにあったとおり、17年度、19校くらいになるということで、そのうち県の教育委員会に委託をして本県において1校指定したい旨の連絡があったと、県のほうにですね、聞き及んでおります。
県ではこの会議を開きまして、協議をした結果、地域の教育力を活かした教育活動を推進している三春小学校にお願いしてはどうかと判断をいたしまして、1月の31日、県教育委員会からその申し入れがありました。
町の教育委員会としましては、現在、三春小学校で進められております学習支援ボランティア、通称三ボラと言っておりますが、このボランティアを核として更なる発展が考えられると考えまして、三春小学校と協議をいたしました。
ここで、三ボラにつきまして、若干説明させていただきますと、三ボラは、町民の特技などを授業に役立てるため組織化された学習ボランティア団体であります。現在、役員であるコーディネーターが16名、ボランティアが約100人の方が登録されております。
この事業、いわゆる学校運営協議会、当然指定を受けますと、地域の教育力をさらに活かし、学校教育活動を更なる支援ができるとも考えました。
当然、教育ばかりじゃなくて、学校内において話し合いが持たれ、指定を受けることで三ボラ活動を更に充実させ、学ぶ機会の多い学校、地域と一緒になって子どもを育てる学校を目指すため、本事業の取り組みをすることになりました。
次にこの事業の内容でございますが、学校にまず「学校運営協議会」を設置し、保護者や地域住民が一緒になって学校運営に参加するものであって、その核をPTAと三ボラとし、学校の運営に参画し、今以上に地域に開かれ、信頼される学校づくりを進める新しい取り組み、いわゆる制度であります。
今後、今予定でございますが、指定が決定になれば、学校の教職員・三ボラを含めた地域の住民の方々、そして教育委員会も加え、推進委員会を組織し、調査研究のテーマを現時点で「地域と連携した学校運営のあり方」として、その研究の内容につきましては二つございます。一つは「地域に根ざした学校教育の創造」。もう一つは「確かな学力の定着のための学習活動の充実」を中心にして進めていく計画としております。
以上が内容でございます。よろしくお願いします。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 改めて機会があれば、更に詳しいことを聞く機会もあると思いますが、今の説明で聞く限り、確かに私も三ボラというものが非常にユニークでよく運営されていると。更に三春小学校のPTA活動は私も詳細は分かりませんけれども、広報活動一つ見ても非常に質が高い活動をしているということを承知しております。ただしかし、それはPTAの皆さんやボランティアの皆さんが全国的に有名になりたいと思ってやっているんじゃない。三春小学校の子どもたちが本当に充実した教育が受けられるように、日夜努力をしているんじゃないか。私はこういうことで、これが指定されることによって必ずや、今テーマが設けられてましたね。テーマについて研究をする。こういうことになりますと、どうしても今までの各種の指定というものはやたら時間がかかる。会議が多くなる。今、日本中の学校で子どもの安全はどうかなどについて非常に難しい議論が始まっていますが、私は今必要なことは、今のような熱心なPTAの皆さんや三ボラの皆さんが三春の子どもたちのためにやっていくんだということが主眼なんですから、そのことによってPTAに過重な形式的な負担がかかったり、三ボラの皆さんに自由闊達さがなくなって、何か型にはまった記録などをやたら詳しく取ったり、いろんなことが起きてくるんじゃないかと。それから先生たちも忙しくなってくる。最後には華々しくこの研究発表会などをやるために、前にも申し上げたことありますが、100ページも300ページもあるような研究集録をつくるための努力が必要になってくるなどということになれば、今私は学校でいろんな問題が起きている。それを解決する一番いい点は、PTAの皆さんがひたすら自分たちの学校の子どものために、教員がひたすら1分間でも長く子どもたちと一緒にいて、子どもたちの安全や教育、こういうものを守っていく。こういうことが一番大事なんです。したがって、今更指定をするなというわけにはいかないとすれば、私は今申し上げたようなことに基づいて、今後、もし忙しくなるようなことがあれば、それは教育委員会の責任において排除してもらいたい。万一それでもとてもこれは大変だと、子どもと一緒にいるところでねえ、会議ばっかり多くなるなんていう状態になったらば返上も考えていただきたい。これは教職員、PTA、三ボラの皆さんのためを思って、私が考えればそうなんであります。従来の指定校というのは、どんどんどんどんどんどん少なくなってきた。これは文部科学省も旧来の弊害を認めたからなんであります。この点について、そういうふうな立場に立っていただけるかどうか、ひとつ確認をしておきたいと思います。
○議長 当局の答弁を求めます。
田中教育次長!
○教育次長 お質しのPTA、先生の過重負担、ごもっともだと思います。この中で教育委員会としても議論はいたしました。その結果、先々週でございますが、私ども教育委員会としては、当然のことですが、先生が生徒に向かう時間をいかに多くするかというのは当然のご指摘でございます。それでこの制度について、人的配慮があるのかと。お質しのとおり、大体平成13年度頃よりの研究校の場合について、そういう制度が少なくなってきております。それでその当時については、先生の加配、いわゆる先生を1人増やしてくれるというふうなことはございませんでした。少なかったわけでござます。学校協議会制度については、常勤の先生を、講師を学校に、指定校に1名置くというふうなことになりまして、教育委員会としましては、この三ボラの活動、地域に開かれた学校が更に充実すると考えております。なお、町の予算については予算計上いたしません。あくまでも学校の今の活動の負担を軽くして更に充実するという基本に立って学校とお話をしております。ご理解をいただきたいと思います。以上でございます。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 大体、今の答弁で町の教育委員会の態度というものははっきり分かりましたが、1人加配がされたからといって、それだけで研究指定校が成り立つわけではありません。したがって、1人配置されようが2人配置されようが、私がさっき言ったようなPTAや学校の先生たちに形式的な負担がかからないように、再度、これは私の強い意見として意見を申し述べておきます。
○議長 第3の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第3の質問は、三春中学校体育館建設経過の総括についてであります。この体育館の完成が3年生の卒業式に間に合った。既に町民の間からは、3年生の父兄の間からは「よかった」と喜びの声さえ聞いております。このことについては、率直に町・教育委員会の努力を評価いたします。しかし、この経過の中ではいろいろな批判、建設的な批判もあったわけですから、そのことについてはこの完成した段階で速やかに総括をして、「この点は良かった」、「この点は今後このような建設事業をする場合には、教育委員会ばかりでなくて町全体としても、これは直したほうがいいんだ」というふうなことを早急に総括する必要があろうと思うんであります。今の時点では中間の総括にならざるを得ませんけれども、そのことについて聞いておきたいのであります。
○議長 第3の質問に対する当局の答弁を求めます。
田中教育次長!
○教育次長 三春中学校体育館の建設経過の総括について答弁いたします。
まず、待ちに待った三春中学校の体育館が当初に計画していましたとおり竣工できましたことは、設計者・施工者など関係各位の努力・技量並びに円滑なる相互調整によるものであり、まずもって心から感謝申し上げたいと思います。
お質しの中間総括についてでありますが、本事業につきましては、計画当初に、国の補助事業採択とコスト削減の前提条件がありましたので、絶対評価と相対評価に分けて総括したいと思います。
絶対評価というのは、一つのことができたかできないかの是非。相対評価につきましては、できたものについて相手との比較をして評価したいと思います。この絶対評価と相対評価、学校の評価でも最近使われている言葉ですので、そういうふうな形で中間の総括をしたいと思います。
まず、絶対評価でありますが、当然、学校は生きております。計画通りに完成したこと、並びに建設現場はもとより、生徒たちの輸送など、学校運営に支障が最小限で止められたこと、そして無事に終了したこと。次に、国の補助採択が受けられたことは、教育委員会として安堵いたしております。
次に事業実施に係る経過の批判と意見でございますが、このことは設計業者選定とコスト削減の2つの問題と受け止めております。
設計業者選定では昨年の6月定例会で答弁させていただいたとおりであります。補助採択や建築条件、そして学校運営など問題を十分検討し、ベストではないにしろ、ベターな選択をさせていただきました。
そこで、当初のもう一つの前提条件のコスト削減でございますが、このことにつきましては、近隣一番近いのが、平成10年に建設した岩江小学校の体育館と比較して相対評価をしたいと考えております。
材料や外溝工事などを除きました本体工事のみの比較をさせていただきます。岩江小学校の建設につきましては、建設本体工事1平方メートル当り259,536円。三春中学校は209,505円で、1平方メートル当り約5万円の差がございます。三春中学校の建設面積1,273平方メートルですので、単純にかけますと、約6,000万円のコスト削減ができました。ただ、物価や材料のことを考えますと、ざっくり、仮に半分としても建設費としては3,000万円程度のコスト削減は図られたと考えております。ちなみに設計委託料でございますが、契約した設計委託料については300万ほど三春中学校のほうが安い数字が出ております。
次に、良かった点についてでございますが、建設につきましては、先ほども申し上げましたとおり、いろいろな制限がありました。この制限に対しまして、検討委員会を設置し、3回ではございましたが、集中的に議論をしあい、体育館としての機能面積が確保できたこと、また当然、利用する学校ともヒアリングを行い、予算範囲内で要望のあった施設を取り入れることができた事でございます。
次にご指摘の改善点、これにつきましては当時のこともありますので、反省点というご理解をいただきたいと思います。反省点につきましては6月、12月の定例会でご指摘のありました、事業実施にあたっては、まず、地質調査などをはじめ十分なる事前調査が必要であるというふうなことでございます。2点目でございますが、設計段階においては、種々の制限があったにしろ、設計者に係る契約については細心の注意を払わなければならないということであります。
以上が全体的、またはこれからランニングコストの問題もありますが、中間総括であります。ここで学校建築についてあえて申し上げれば、既設の学校は、建築経過年数から推測して、修繕料がかかりすぎるのが現実でございます。これは非常に残念なことであります。
学校ばかりでなく公共施設の建設においては、当然その機能が最優先でありますが、今後は今まで以上に、将来におけるメンテナンスも含めて十分なる議論、検討を重ねていくことが不可欠だと考えております。以上、結果が出ておりませんが、ランニングコストの中間総括とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今、具体的な数字を一部挙げられて、初期的な中間総括を聞きました。確かに相対評価で言えば、岩江小学校と三春中学校が比較の対象になる。こういうことで私も比較をしてみましたが、1平方メートルあたりの建築費が19%の差がございました。19%三春中学校の方が安い。こないだ引渡し式のときに、私は素人でありますが、素人なりになるべくぐるぐる回ってみて細かく見せてもらいましたが、岩江小学校に比べて遜色のあるところを発見することができませんでした。よくできたと私は思っております。中には平米単価が安いながらも、何か定価でいうと850万円相当の壁のところに折りたたみになっちゃう収納ステージがついておりますね。それまで含めて単価が安かったということは、やっぱり評価をしていいのかなというふうに思います。したがってある程度、三春の建築も節約の成果を一段階としては達成できたのかなと。しかし、私はもっと安くする方法を前の議会で提案しておりますから、是非ご検討をお願いしたいと思うんです。
それにしても設計料がですね、岩江小学校と三春中学校はほとんどというか、全く同じ坪数なんでありますが、設計料が314万9千円違うということなんであります。わたしも素人でありますから、難しいこといろいろあるんでしょうけれども、建物の設計でありますからね。なんで314万9千円差があるのか。これは平成10年、岩江小学校当時から考えてみても、そんなに変動があるはずはない。なにかこれが変わる理由があるのかなと。こういうふうな差ができたのはどうなのか。分かんなかったら後からで結構ですが、お答えできるんでしたらばひとつ産業建設課長あたりからですね、お答え願いたい。
○議長 当局の答弁を求めます。
宗像産業建設課長!
○産業建設課長 平成10年の岩江小学校と今回の三春中学校の体育館の設計料の比較でございますが、あいにく手元に今、10年当時の設計の歩掛け表を見ないと詳細には比較できませんので、後ほど資料として準備したいと思います。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 第4の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第4の質問は、町の職員の町民、これ対応と書いてありますが、応対であります。町職員の町民応対の改善についてでございます。
数年前から私もいろいろ一般質問でも申し上げてまいりました。窓口における町民に対する応対は、私は大幅に改善をされているということで評価をしたい。一部の窓口には相当なベテランの配置をしている。しかも、私はここに来る度に、エレベーターに乗るときに中をのぞいてみますと、大変親切に対応しているように見えます。評価したいと思うんです。
しかしながら、全然批判がなくなったかというと、そういうわけではないんですね。ここにちょっと耳障りなことを書いておきましたが、「行ったらば受付には人がいなくって、その受付から遠いところではお茶飲んでみんな楽しそうにしゃべっている」と。或いは、「いないなと思ったらば、廊下の踊り場あたりでタバコ吸ってた」と。こういうふうなことを聞くのであります。これについては、いろいろ私も勤務時間についてはある程度の知識は持っておりますから、休息時間なんかの割り振り、こういうものも工夫してですね、ひとつ役場に来た町民が「非常に感じがよかった」と。「あれならば行く気になる」と。用がないときはおいでにならないでしょうが、「何回でも行ってみたい」みたいな気分爽快な役場にする努力はやっぱり続けてもらわなくちゃいけない。いかなる努力をするか、これを聞いておきたいのであります。
○議長 第4の質問に対する当局の答弁を求めます。
湯峰総務課長!
○総務課長 町の仕事は、町民の皆さんと日々接することが大部分でございます。町役場に対して町民の皆さんが信頼を寄せていただくことが第一でございます。ご質問のように、来庁された方々がいつ来ていただいても気持ち良いと思っていただくことは、私たち職員にとって基本的なことでございます。
このため、「勤務時間中に、お茶を飲んでしゃべっている」、また、「たばこを吸っている」などの批判をされることの無いよう、職員に対して接遇研修を徹底してまいりたいというふうに考えております。そして、来庁者にとって気持ちの良い役場にするよう努力してまいりたいと考えております。
なお、現在の職員の休息時間につきましては、服務規程の中で午後0時から15分間、それから午後3時から15分間、それから休憩時間につきましては午後0時15分から午後1時までとなっております。職員の衛生管理や快適な職場環境づくりとして、例えばエアコンによります乾燥対策としての加湿器の設置とか、それから休憩所や喫煙所を設けることなども、服務規程の見直しとともに配慮してまいりたいというふうに考えてございます。
町では、平成18年度までの財政構造改革プログラムに基づきまして行財政改革を実行していくわけでありますが、そのような中で職員一丸となりまして町民サービスの質を高めるべく対応していく所存でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 私は役場の職員の諸君に対する基本的態度というのは、やることはきちんとやってもらうと、そして、受け取るべき給与は、人並みの給与はちゃんと受け取ると。この両方がそろってこそ私はいいと、こういうふうに思っているんであります。ややもすれば、佐久間議員は職員に甘いというふうなことを考えている方がいるとすれば、大きな間違いであります。私は結構厳しいんであります。ただ、物事を分かっていれば、休息時間というのはタバコ吸っていいんですよ。お茶を飲んでいいんですよ。ただ、休憩時間と休息時間の差がありますよね。休憩時間はどこに行っちゃてもいいんです。お昼休みですから。休息時間はお茶飲んでもいい、タバコ吸ってもいいけれども、いつでも仕事ができる状態にしておかなければいけない。これが休息時間でありますから。だから休息時間の置き方、今、なんか役場からもらった資料とちょっと違う休息時間の置き方のようでありますが、要するに午前と午後の真ん中にはやっぱり休息時間を置いて、そこでタバコを吸う人はタバコを吸う。それから、お茶を飲む人はお茶を飲む。ただそのときに、町民の方々に「ただいま休息時間であります」という理解を求める仕方。例えば、受付から離れていってお茶を飲んでいても、ここのところには「ただいま休息時間ですが、ベルを押していただければすぐに参ります」とか、郵便局みたいにですね、そういうふうないろんな工夫をしてもらえれば、私は町民の批判はなくなるというふうに思うし、交代制でもいい。ただ、交代制をあんまりやりすぎると、休憩も休息も行方不明になってしまって、職員の勤務労働条件の低下につながる。だから、このことは是非注意していただきたい。
それから2、3日前にはタバコの何とか条約というのが発行いたしまして、いよいよ喫煙者にとっては不利な条件になってまいりましたね。聞くところによると、タバコを吸っても無害になるような装置というのは相当高いもんだそうですが、役場に来た町民の皆さんと役場の職員が共用できるような、完全な喫煙場所というものもやっぱり予算節約の中でも考えていったほうがいいんじゃないかなと、こういうふうに私は考えているわけです。役場に来た人、タバコを吸う人には悪いけれども、階段上っていくと途中でタバコの臭いが服に染み付いて、帰った後「「なんだお前タバコの臭いがするぞ」と言われました」、という人さえいるわけですから、細心の注意を払っていただきたい。最後に、かつて私は「総合窓口を設けてくれ」と、いまだに総合窓口という立て札は立ってるんですが、これが何でも案内所みたいなものを是非やっぱりきちんと作ってもらいたいですね。初めて役場に来た人は、来ただけでも緊張するんですから、どこに行っていいか分からない。全く分かんない人はそこに行けば何でも教えてくれるという人がそこに1人いる。場合によっちゃ退職されたOBの皆さんが安くやってくださるなら、何でも知ってる人をそこに1人おけば、そこはオアシスみたいなものになるんじゃないかと。考え方を聞かせていただきたい。
○議長 当局の答弁を求めます。
湯峰総務課長!
○総務課長 1点目の休息時間等でございますが、これは服務規程の中で現在時間は定まってございます。現在、午前中に休息時間はございませんので、午後の部分の少しの時間を午前中に回すとかの見直しをしてまいりたいと思います。
それから、喫煙関係でございますが、現在、排煙設備、これを導入しようかというふうな検討をしております。
それから、総合窓口につきましても、ただいまのご意見を参考とさせていただきまして、よりよい総合窓口というふうに位置づけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 第5の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第5の質問は、第3セクターの事業についてであります。
ご承知かと思いますが、2、3日前、回覧板で三春のまちづくり公社による地場農産物などを売る中町の生きがいセンター跡の、「なか市」という名前だそうですが、なか市、かご市みたいなものですね。なか市会員募集がなされております。回覧板に載ってきたのはこういうA4版のものですが、このかご市によっては当然、人口が増えるわけでなく、お客様人数が同じところに1軒できるわけですから、影響を受ける店があるに決まっているんであります。だから、その人たちと十分協議をして、「分かった」と合意されているのかと。実はこれは一回、全員協議会でこないだやったんですよね。そのときも私は疑問を言ったんです。そしたら、私の記憶では産業建設課長は「旬の野菜に限る」と言ったと思うんです。それでも私は「ちょっとおかしいんじゃねえの」と、こういう話を言いました。回覧板回ってきたらば、野菜、花き、花きって花ですよ。生花ですね。それから加工食品、その他まで入っている。話が違うんです。これではやっぱりここの一般質問に入れて、関係業者、花屋さんまで入っちゃった。加工食品というと何まで入るんでしょうね。そういう人たちや商工会とは完全な合意に達してやろうとしているのか、このことを質問しておきたいんであります。
○議長 第5の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 第3セクターの事業についての質問にお答えいたします。中町の生きがいセンター跡地は、商業核整備予定地として「商業核構想事業可能性調査・検討ワーキングチーム」を中心に検討を重ねておりますが、新規のキーテナントについて有力な情報が無く、生きがいセンター建物は遊休化している状況であります。
以前から、商業核の在り方に関しては、単なる小売サービスの機能の充実だけでなく、「地産地消」の観点から、地場農産物の販売などが行える形態なども、望ましいのではないかと考慮してきたところでもあります。
このような状況において、この度、街なかの遊休施設の活用により、町と村との交流により街なかに賑わいを持たせる目的から、「地産地消」による新鮮で安全な農産物を提供する、農産物直売所を開設できないか検討しているところであります。
直売所の運営については、中心市街地活性化であることから、まちづくり公社が管理し、週一回程度の開催を念頭に検討をしております。
また、農産物を供給する会員についても、町広報回覧板により広く全町から募集し、供給体制の確立の可能性を探っているものであります。
この計画の検討にあたり、一番考慮したことが、今6番議員が申されましたように、近隣類似品販売店への影響でございます。これはワーキングチームとの協議・検討の中でも同様の意見がありました。
近隣類似品販売店への説明は、まちづくり公社が個別に訪問し、趣旨及び方法等を説明し、販売店の意向を聞き取りをしているところであります。
意向結果については、取扱い商品に差異があること、また直売所への参加などから、関係販売店の理解は得ているとの報告を受けております。
町としましても、今回の農産物直売所計画が、遊休施設の利活用及び街なかの賑わいに寄与し、さらに近燐商店へも相乗効果が現れることを期待しているところであります。
今後は商業核の実現も同時に検討しながら、直売所運営についても中心市街地活性化の一端を担うよう推進していきたいと考えております。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今の町長の答弁を聞いていますと、「検討している」とか、「検討しております」とかっていう話でありましたが、この回覧板によれば「なか市」っていうのができるということで募集しているというふうにしか取れないんでありますが、しかし今、後のほうになりましたらば、ワーキングチームの人たちが1軒1軒関係する商店を回って理解を得ているというふうに報告をされているというふうな話がございました。私は納得してんのに納得したのは間違いだなんていう気はないんですから、本当に納得しているんであれば、私は異論を差し挟まないことにしたいと思いますが、後から「いや本当は異論あったんだけど、言いづらいから黙ってたんだ」なんていう話が出たらこれは失敗でありますから、最新の注意を払っていただきたい。このことで納得したということになれば、他の業種の店がまちづくり公社で行われたとしても、今度は新しい商品を扱うものをやった場合に反対する理由が該当の商店にはなくなるわけですから、私はこれ、はじめの問題として大変大事だと思うんです。だから、町の賑わい総論賛成、しかし、お客様が増えるわけじゃないところに店が増えるんですから、各論反対というのがたくさん出てくると思うんです。それにも真剣に対応していってもらいたいというふうなことであります。元来、第3セクターというのは民間の商店よりも有利なんですよ。一部町から補助金が出ておりますね。それから、今度の生きがいセンターの跡もですね、町から借りることができる。競争力があるんです。競争力があるっていうのは、有利だから競争上優位に立つんですね。それが参入するということですから、後から一切苦情とか批判が出ないようでしたら私は反対をすることはやめたいと思います。その点について、担当がそのことについては自信があるということを一言言ってください。
○議長 当局の答弁を求めたいと思います。
宗像産業建設課長!
○産業建設課長 「うまくいく」と自信をもって言ってくれというふうなお話でございますが、今の町の資産を活用してやるわけですから、当然、最終的にまちづくり公社での取締役会でも十分その辺は検証した上でやるはずですし、その上で初めて私どもの町としても施設を活用してもらうということで、いわゆる三方得というんでしょうかね、俗に言う「売ってよし」「買ってよし」「世間よし」のやっぱりその精神で取り組んでいきたいというふうに担当課長としては考えております。以上です。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 第6の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第6の質問は、町の除雪作業の改善についてであります。
今年の冬の豪雪は、町民生活に大きな影響を及ぼしました。役場にも注文や苦情がいくら一生懸命やったって殺到したと思うんです。しかし、それは一つひとつが確かに町民の声でありますから、それを総括をして、これも夏の頃になると感覚がぼやけちゃいますから、今の段階で今度は解決するのはこういうことだなということがあろうと思うんです。聞いておきたいと思います。
○議長 第6の質問に対する当局の答弁を求めます。
宗像産業建設課長!
○産業建設課長 お答えします。
去る1月16日の大雪、昭和55年以来ということで、町内の積雪は場所によって違いますけども、約40センチから1メートルというふうに受け止めております。
町では当日午前6時半から業者のほうに除雪作業の依頼をいたしたところでございます。それと併せて、各地区の除雪協力会長、これは代表区長さんにお願いをしておりますけれども、ただいま出動した旨の連絡をさせていただきました。
現在、町の除雪体制は町内11社の土木業者のほうに委託区域を分け、実施しているところでございます。除雪作業に手間取ったこともあり、ご指摘のように各位から除雪の要望・苦情等が多く寄せられております。
内容を分析いたしますと、ひとつには「我々のところには除雪がまだ来ないぞ」、「遅い」というのが多くございました。これは今回の大雪が大変湿った雪で重いもんですから、小さな重機ではなかなかスムーズに除雪作業ができなかったということも大きな要因であったというふうに考えております。
これに対しましては、除雪が遅れている地区につきましては、進行度合が区域によって違いますので、先行している区域から業者を振り替えるといいますか、そういう手配をして対応してまいったところでございます。
また、苦情のなかで多かったのが、「せっかく家の入口除雪したのに、その後道路の除雪が来てドンと置かれた」と、これが多くございます。これは県道の除雪でも同様の苦情が多く寄せられていると聞いておりますけれども、残念ながらこの苦情に対しては、限られた機材と人員の中で除雪作業を行っている関係上、そういう隅々としたきめ細かな対応まではできないのが現状でございます。これらの苦情に対しては「何とかご理解とご協力をお願いします」と申し上げざるを得ないのが現実でございます。
町内業者の中には、町道の外、国県道の除雪も担当している業者もございます。したがいまして、生活道路である町道の除雪の対応が遅れてしまうことも原因と考えられます。
この対策としては、今回のような隣接市町村で積雪に差がある場合、いわゆる局地的な豪雪の場合には、町外の業者に国県道の除雪等をお願いできるような、そういう土木事務所との連携も必要かなというふうに考えております。
今後は、さらに迅速な除雪ができるよう、業者間の連携や道路愛護会等への協力要請の方法等を検討して最大限の効果をあげるよう努力してまいりたいと思います。ただ、何分、通年豪雪地帯ではありませんので、重機等十分な装備があるということではございませんので、限界があるのも事実でございます。ご理解をお願いします。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今、課長の苦労を聞きました。確かに大変だったとは思います。しかし、今日は別に質問される予定の方もいるようですから、簡単に私の意見を申し上げておきます。
一つは歩道の問題であります。歩く道ですね。過日、会津若松などを見ますと、今年は会津若松は三春並ですよね。三春より少ないかもしれない。しかし、あそこは歩道は歩道で別の除雪機械で除雪しているようですね。ここはみんな小学生が車と一緒のところを歩いていた。あれほど危険なことはない。だから歩道については、やっぱり財政難であって、或いは毎年雪が降るわけじゃなくても、あれは、うん百万もしない、うん十万でも買えるものがあるらしいですから、若干、町の中については歩道があるとこには考えてもらいたい。新町部分では重機を持っている方々が自分のガソリン代を使って登校に支障ないようにしてくださっているところがある。あれはやっぱり文化の日あたりに表彰したほうがいいと思う、私は。表彰されたくってやってないにしても、へたな表彰よりよほどありがたいことをやってもらってるわけですから、そういうことも考えてもらわないと。
それから、「完全な除雪はできない」、そのとおりであります。だから私の提案としては、日が当たらない急傾斜の道路、ここはほとんど積雪ゼロに近いところまで除雪してもらって、その他はこの除雪要綱にあるように、「10センチくらい残ってもいいんだ」ということをやらないと、今回の経験からいうと滑るところはものすごく滑る。あとはからからに乾いちゃう、ということになりますから、重点的な除雪をしたいということをやれば、「俺のところに来ない」という苦情は多くなるかも知れませんが、前もって十分に町民に理解を求めておいて、いろいろなことをやっていただきたいということでありますが、その重点はできないものか。
○議長 当局の答弁を求めます。
宗像産業建設課長!
○産業建設課長 お答えします。
先ほどの答弁の中では申し上げませんでしたけれども、実際には重点的に、北向きでどうしてもこの場所は滑るという場所はございます。そういうところは何回も除雪せざるを得ないし、実際にそういう対応をしております。融雪剤をまくとか、それから、どうしても坂で北向きでというところは、ちょっとした除雪ではなかなか交通の障害を解けないということもございますので、そういう場所については重点的に局地的にやっておる場所もございます。ただ一律にルートでやっているということではございませんので、そういう対応もしているということを申し上げておきます。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 13番、佐藤一八君、質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○13番(佐藤一八君) ただいま、議長よりお許しを得ましたもんですから、私は先ほど6番議員と重複する面もございますが、一つは大雪対策について質問させていただきます。
皆さんは既にご存知と思いますが、昨年はわが日本はじめ世界各国で大きな変化をもたらし、被害や多数の犠牲者が出た1年であったと思います。2005年新しい年を迎え、今年は昨年よりも良い年でありたいと誰もが願っていたことではないでしょうか。年明け早々ですが、1月16日、17日に突然降った雪は最近にないほどの大雪で、25年ぶりだと思います。三春町民にとっては大変残念なことに、日本中に知られている天然記念物の滝桜の枝が折れるほどの重い雪でありました。町では雪が降ることにより、町民の生活道路である町道は15センチ以上になると、10センチ以下の町から依頼している施工業者の方々によって除雪されるようになっておるようであります。
当地区も当然、施工業者によって除雪されたわけでありますが、町民生活の足でもっとも大切な町営さくら号が運行されている地区で、根本仲平光谷線が約半月も運行されなかったようです。地区の路線は他に福祉バスやスクールバスも運行されている場所で、せめてこの路線は1週間くらいの間に運行されるような対策があってもよかったのではないでしょうか。町当局は遅れたことで地区の方々へどのような対応策をとられたのかについて。
2点目ですが、私はちょっと雪が降るたびに各地区をまわっておりますが、最近地区内で小型重機を保持されている方々が見受けられます。その都度、自主的に地区内の除雪に協力されている方も多くなっております。このような方々へ、町から区長さんを通じ協力依頼し、除雪要請してはどうでしょうか。そうすることによって、大道路については施工業者の方々に依頼する。地区内の除雪作業はより早くできることではないでしょうか。そうすることによって、通学路、生活道路が早く安全に確保できるのではないでしょうか、について。
3点目。旧町内の歩道の除雪でありますが、大雪の日、朝、子どもたちが学校へ登校する姿を見ますと、歩道や車道をジグザグに歩いています。住んでいる家のところは雪かきをされていますが、家がない場所は誰もが雪はきがなされてないのが事実であります。子どもたちの安心で安全な登校を考えますと、地域全体で雪はきの協力依頼をしてはどうか。また、町で、先ほども6番議員が言いましたように、小型除雪機などを備えてはどうか。町で買うことが困難な場合は、リースなどで備える方法もあると思います。当局の考えをお伺いいたします。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
住民税務課長!
○住民税務課長 第1点目の町営バス「さくら号」の迂回運行についてお答えいたします。
1月16日の大雪によりまして、町営バス「さくら号」は1月17日・18日の両日、利用客の安全を最優先とし、また、車輌の保全及び運行ダイヤの確保等の観点から、全面運休の措置を取らせていただきました。除雪状況、路線・路面の安全確認を実施した次第でございます。
1月19日からは全線平常どおりの運行といたしましたが、根本地内の一部については、除雪後の轍と道路幅員の関係など、1月29日まで「光谷バス停」及び「仲平バス停」を通過しない路線での迂回運行を行わざるを得ませんでした。
迂回運行の期間中につきましては、連日、路面状況の確認に出向くとともに、2回ほど実際に「さくら号」を走行させるなどいたしまして、運行に支障がないことを確認してから平常通りの運行とした次第であります。
迂回運行の周知につきましては、地区の皆さんには最寄りの停留所を利用されるよう、地元区長さんを通じましてお知らせするとともに、利用者が広範囲にわたることも想定いたしまして、防災行政無線で町内一斉放送を行いました。更に「光谷バス停」及び「仲平バス停」には迂回運行の表示を実施した次第でございます。ご理解をお願いいたします。
○議長 宗像産業建設課長!
○産業建設課長 2点目、3点目につきましては、私のほうからお答えをさせていただきます。
2点目の小型重機を持っている方に依頼してはいかがか、というふうなご質問でございますが、ご指摘があったように地域住民の方々が、小型重機などを保有され、生活道路や歩道の除雪作業を行って頂いておりますことは、大変ありがたく受け止めております。小学校児童の通学路の確保や高齢者世帯の雪かき支援など、いわゆる雪対策は単に道路だけの除雪ということだけでなく、みんながそれぞれの立場で共同で取り組むことが肝要かつ効果的と思っております。したがいまして、ご提案の小型重機を持っている方に町から要請してはどうかということにつきましては、今後とも協働の立場でご参画をいただければと存じます。迅速な除雪を行うために、町と各除雪協力会と協働連携した体制づくりを検討してまいりたいというふうに考えます。
3点目に、歩道の除雪について小型除雪機の導入の考えはあるのか、というふうなお質しですが、町道の除雪につきましては幹線から順次、実施しており、末端の生活道路等まで相当の時間を要しておるのが現状でございます。また、現在の除雪は車道の確保を主な目的として実施しているのが現状でございます。
ご指摘の歩道の除雪につきましては、車道の除雪より小型の機械を使用することになり、対応できる装備は町内ではごく一部に限られるものというふうになっておりますので、現在、歩道の除雪は作業の対象とはしておりません。
例年、降雪シーズン前に除雪協力会長である代表区長さんに説明会を開催し、歩道等の除雪については地域住民の方でご協力をお願いせざるを得ない状況であります。
しかしながら、今回のような記録的な大雪の場合、地域住民による手作業ではなかなか作業効率があがらなかったと、それは事実であったろうというふうに認識をしております。そのような状況の中、小型の除雪機等があれば作業効率は格段にあがると思いますけども、三春町では例年15センチを超える積雪というのは年に1、2回程度ではなかろうかと。更に、町内の歩道をカバーする、また、通学路をカバーするには相当の機械の台数を、一斉に使うもんですから、順次使っていくというわけにはまいりません。当然、降った時点で一斉に使うことになりますので、相当な台数を要するんではないかというふうに考慮されますので、町で小型の除雪機を事前に準備しておくなり、リース契約をしておくということは、現時点では難しいかなというふうに思っております。以上でございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐藤一八君!
○13番(佐藤一八君) それぞれ大変ご苦労なされている答弁でありましたが、町長は12月の定例会において、答弁の中で「住民の日常的な不便の解消するために予算は積極的につけていきます」という答弁をされておる面もありました。そういう観点から、やはり根本地区に対する「さくら号」の運行もどんなことがあっても地区住民を思えば、早く対処してほしかったと私は思うわけであります。あとは全町を見ますと、施工業者の方々によって除雪するわけでありますが、各業者によって持っている重機はそれぞれ大小違います。思うには、いま少し上手に除雪してほしい場所やきちんと除雪している場所もありました。ただ除雪をすればよいのでなく、通学路には非難できるところや、車の対向車と交差できる待避所をつくるなど、そういう面も考慮して除雪をしてほしいという考えであります。これから、今年はないと思いますが、あった場合には、業者の方にもその辺ご理解をいただくようなご指導をしていただきたいというふうに思います。また、今回の雪で、聞くところによりますと、八幡町地区では区長さんの要請により消防団、安全協会、PTA、各字の役員さんの方々が出て雪はきをされたようです。約80人ほど雪はきをされたそうですが、やはり子どもたちを守る気持ちがあって、当地区全体で取り組んだようです。このような姿を全地区民にお聞かせをしたいと思います。これから地区住民で全体を守ることが最も大切ではないでしょうか。今後、どのようにしていくか、当局の考えをお聞かせいただいて第1の質問を終わります。
○議長 影山住民税務課長!
○住民税務課長 それでは、バスの関係についてお答え申し上げます。
この問題の考え方といたしまして、論点は2つあるのかと思います。まず1点はこの安全確保の観点から申し上げれば、まず、物理的に危ないところは通さない。これは公共交通機関のみにかかわらず、全てにおいて言えることでありまして、議論の余地はないのかと思います。更にこの周知の仕方について徹底できずに地元に戸惑いがあったとすればですね、現在、根本樋渡線の東平地区、それから狐田西方間のさくら湖畔、斉藤西方間の斉藤の湯の方面、この3箇所。これについては、あらかじめ冬季間の4ヶ月間、乗客の安全を最優先という考え方の中で、毎年迂回運行をしております。この地区、更に全町的な中も考えた中で、今回のような事態が生じた場合につきましては、あらかじめ同様の措置を取るということも視野に入れた中で、地元の皆さんに周知・協力をいただくと、あらかじめそういうふうな考え方も必要なのではないかと考えます。更に今回もそうでありましたように、各道路管理者には協議をした中で大変協力をいただいたわけでございますけども、更に今後も協力いただきながら町営バスの安全な運行に努めたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長 宗像産業建設課長!
○産業建設課長 再質問に関わることでございますが、まず1点目は除雪作業をもう少しうまくできないかということでございますが、私ども担当のほうもそうなんですが、今年、大変苦労をいたしました。これは委託業者のほうも全く同じで深夜、朝5時から夜10時、11時までやった方もいらっしゃいます。したがいまして、今年の苦労は当然活かされてレベルアップには必ずや結びつくと思いますし、私どもも委託業者と連携を密にして改善すべきところは改善するというふうにしたいと思います。
それから2点目にご指摘のあった八幡町の事例、大変良いことなんでということでございますが、たしか八幡町地区につきましては、まちづくり懇談会の要望事項で特に雁木田地内の歩道の除雪をしてほしいというふうな質問があったやに私は記憶をしております。これについては、そこだけやるというわけにもまいりませんし、先ほど歩道の除雪に対する考え方をお答えさせていただきましたけれども、そのとおりなんとか地元で対応をお願いしたいというふうに12月の段階でお答えをしてて、それが現実的に地

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