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平成17年12月三春町議会定例会会議録

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三春町告示第65号

平成17年12月三春町議会定例会を、次のとおり招集する。

平成17年12月8日

三春町長 鈴 木 義 孝

1 日 時 平成17年12月15日(木曜日)午前10時
2 場 所 三春町議会議場


平成17年12月15日、三春町議会12月定例会を三春町議会議場に招集した。
1、応招議員・不応招議員
1)応招議員(18名)
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ・山 ・夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2)不応招議員(なし)
2、会議に付した事件は次のとおりである。
議案第78号 地方道路整備臨時交付金事業町道富沢平沢線道路改良工事請負変更契約について
議案第79号 長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について
議案第80号 三春町振興対策審議会条例の一部を改正する条例の制定について
議案第81号 三春町福祉会館等の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第82号 三春町生活工芸館設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第83号 三春の里農業公園条例の一部を改正する条例の制定について
議案第84号 三春町都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について
議案第85号 美しいまちをつくる三春町景観条例の全部を改正する条例の制定について
議案第86号 三春町都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
議案第87号 三春町下水道条例の一部を改正する条例の制定について
議案第88号 三春町体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第89号 平成17年度三春町一般会計補正予算(第4号)について
議案第90号 平成17年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第91号 平成17年度三春町敬老園事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第92号 平成17年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について


平成17年12月15日(木曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ・山 ・夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2、欠席議員は次のとおりである。
なし
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 今泉 喜徳
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
助役 橋本 健夫
行財政改革室長 遠藤 誠作
総務課長 橋本 国春
住民税務課長 宗像 正英
保健福祉課長 村上 正義
産業建設課長 影山 常光
会計室長 織田 芳子
企業局長 松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 湯峰 初夫
生涯学習課長 原 毅
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ・彦

5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成17年12月15日(木曜日) 午前10時1分開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
第 4 議案の提出
第 5 町長挨拶並びに提案理由の説明
第 6 議案の質疑
第 7 議案の委員会付託
第 8 陳情事件の委員会付託
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時1分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、平成17年三春町議会12月定例会を開会いたします。
ただちに本日の会議を開きます。

【会議録署名議員の指名】

○議長 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、5番五十嵐信安君、6番佐久間茂君のご両名を指名いたします。

【会 期 の 決 定】

○議長 日程第2により、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日より12月21日までの7日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって本定例会の会期は、本日より12月21日までの7日間と決定しました。
なお、会期日程につきましては、お手元に通知いたしました日程表のとおりといたしますので、ご了承願います。

【諸 般 の 報 告】

○議長 日程第3により、諸般の報告を行います。
例月出納検査の結果について、監査委員より、平成17年度第6回、7回、8回の例月出納検査報告がありましたので、その写しをお手元に配布しておきましたから、ご了承願います。
定期監査の結果について、監査委員より、定期監査の結果についての報告がありましたので、その写しをお手元に配布しておきましたから、ご了承願います。

【議 案 の 提 出】

○議長 日程第4により、議案の提出を行います。
提出議案は、お手元にお配りいたしました「議案第78号 地方道路整備臨時交付金事業町道富沢平沢線道路改良工事請負変更契約について」から「議案第92号 平成17年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について」までの15議案であります。

【町長挨拶並びに提案理由の説明】

○議長 日程第5により、町長挨拶並びに提案理由の説明を求めます。
鈴木町長!
○町長 12月定例会の開会にあたり、ご挨拶と提出議案の説明をいたします。
今年1年を振り返ってみますと、新年早々1月16日のだるま市の日に、大雪によって滝桜が折れてしまいました。マスコミに取り上げられ、全国に放送になり、大きな反響をよび、町にとりましても大きなショックを受けました。しかしながら、県の林業研究センターに依頼をして、接木による後継木の育成に取り組みました。時期的に大変難しいと言われましたが、見事に成功し、45本の苗木がおととい町に里帰りしました。今後数年、静かな環境で手入れをし、生育状況を見ながら植栽地を検討してまいりたいと思います。「災い転じて福となす」とはこのことかなと思いました。
また、合併50年の節目の年として、春まつりや秋まつり、更に自主自立を目指すシンポジウムなど、数々の催しなどを実施し、活気に満ちた1年であったと思います。自由民権発祥の地の記念碑建立につきましても、厳しい社会環境の中で、多くの町民、企業、有志の方々のご協賛によって、現在、実行委員会を中心に建立に向け進められております。ご支援、ご協力をいただいた方に深く感謝申し上げる次第であります。
一大変革の時代を向かえ、厳しいからこそ歴史を振り返り、先人の遺徳をしのびながら、しっかりと子孫に引き継ぐよう努力しなければならないと感じているところであります。
それでは、提案理由の説明をいたします。
(別紙議案説明書により説明)
以上で提案理由の説明を申し上げましたが、十分ご審議を賜りますようにお願いを申し上げまして挨拶といたします。

【議 案 の 質 疑】

○議長 日程第6により、会議規則第37条の規定により、提出議案に対する質疑を行います。
これは、議案第78号から議案第92号までの提案理由の説明に対する質疑であります。
議案第78号「地方道路整備臨時交付金事業町道富沢平沢線道路改良工事請負変更契約について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第79号「長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第80号「三春町振興対策審議会条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
9番!
○9番(村上瑞夫君) 本条例の改正の説明でありますが、「所掌事務の充実を図るため」とございます。そもそもこの所掌事務の充実ということは、現在の条例、この場合は振興対策審議会条例でありますが、この条例の所掌事務の充実を図るということが可能なのかどうかをお聞きしておきたいと思います。
○議長 答弁を求めます。
行革室長!
○行財政改革室長 ただいまの質問にお答えします。振興対策審議会の条例の中のことでございますが、これは可能だと考えております。
○議長 9番!
○9番(村上瑞夫君) 本日お集まりの皆様は既にご承知のとおりだと思いますが、本条例の所掌事務、第2条でありますが、その中には第1号、第2号というのがございまして、第1号は地方公共団体が行うもののうち都道府県が行うこととするもの以外のものであります。第2号は他市町村と一緒になって行う事務でありますから、この2つでもって地方公共団体が行う事務というのはすべて包含されていると思います。でありますから、この他に何をくっつけようと、地方公共団体が行う事務以外のことをくっつけるのであればそれは可能だと思いますが、地方自治体が行う事務はこれ以上くっつけようがないと思いますが、当局の見解を確認しておきたいと思います。
○議長 行革室長!
○行財政改革室長 ただいまの質問にお答えします。
それに包含されるという考え方もございますが、事務事業評価管理の関係については以前から議論がありましたとおりでございますので、あらためてと言いますか、従来のものと性格が若干異なっておりますので、ここであらためて計上したと。事務事業評価のものをあえて別な組織をつくってやるんではなくて、ここの中でやるという解釈で、付け加えようとしているものでございます。
○議長 9番!
○9番(村上瑞夫君) 趣旨は大体分かりました。その昔、蛇の名画に足を書いて蛇の絵でなくしてしまったという故事もございます。この改正がそのようなことにならないことを祈るばかりであります。
○議長 その他ございませんか。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第81号「三春町福祉会館等の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第82号「三春町生活工芸館設置条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第83号「三春の里農業公園条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第84号「三春町都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第85号「美しいまちをつくる三春町景観条例の全部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第86号「三春町都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
11番!
○11番(日下部三枝君) 「都市公園法の改正に伴い」ということなんですけども、これの改正が16年の6月で、これの施行が16年の12月になってますけれど、本条例の一部改正に1年の間があるんですけれど、なぜ今なのか、だけお聞きしたいと思います。
○議長 答弁を求めます。
産業建設課長!
○産業建設課長 ただいまの質問にお答え申し上げます。
ただいまお話がありましたとおり、都市公園法が平成16年6月18日に公布されまして、12月17日に施行されたわけでございます。
これに伴いまして、三春町都市公園条例に定めている諸委任条項の部分につきまして改正が必要になったことと、併せまして、現在、町が管理しております各公園等に関します基本となります諸事務の整理並びに諸使用料等の見直し、近隣町村等との整合を取りながら、今後の都市公園のあり方について調査を行ったわけでございますが、これにはかなりの時間を費やしまして、そして去る9月議会にも上程しようかと内部的にも検討したんですけれども、更に内容を詰めようということで、諸使用料等の見直しを更に行いまして、そして本議会に上程させていただいたと、そういう経過でございます。この都市公園法の施行以来ですね、鋭意努力をしまして本日に至ったというような状況でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長 よろしいですか。
ほかにございませんか。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第87号「三春町下水道条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第88号「三春町体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第89号「平成17年度三春町一般会計補正予算(第4号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第90号「平成17年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第91号「平成17年度三春町敬老園事業特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第92号「平成17年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
収益的支出並びに資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。

【議案の委員会付託】

○議長 日程第7により、議案の委員会付託を行います。
ただいま議題となっております「議案第78号から議案第92号まで」は、お手元にお配りしました議案付託表のとおり、各常任委員会に付託することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって、各常任委員会にそれぞれ付託することに決定しました。
なお、付託以外の議案についても、各常任委員会において審査されるようお願い申し上げます。

【陳情事件の委員会付託】

○議長 日程第8により、陳情事件の委員会付託を行います。
陳情事件の委員会付託につきましては、お手元にお配りしました陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。

【散 会 宣 言】

○議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
これにて散会いたします。たいへんご苦労様でございました。
(閉会 午前10時28分)

平成17年12月16日(金曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治(午前欠席)
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一(午後欠席)
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ・山 ・夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2、欠席議員は次のとおりである。
午前欠席 3番加藤徳治 午後欠席 7番栗山喜一
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 今泉 喜徳
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
助役 橋本 健夫
行財政改革室長 遠藤 誠作
総務課長 橋本 国春
住民税務課長 宗像 正英
保健福祉課長 村上 正義
産業建設課長 影山 常光
会計室長 織田 芳子
企業局長 松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 湯峰 初夫
生涯学習課長 原 毅
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ・彦

5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成17年12月16日(金曜日) 午前10時開会
第 1 一般質問
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は17名であります。
定足数に達しておりますので、ただちに本日の会議を開きます。

【一 般 質 問】

○議長 日程第1により、一般質問を行います。
議会の申し合わせにより、一般質問は、質問席において、一問一答により行います。
質問の全体時間は、再々質問まで30分以内の時間制限であります。
通告による質問を順次許します。
8番上石直寿君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○8番(上石直寿君) ただいま議長より質問のお許しがありましたので、第1の質問からさせていただきます。
第1の質問は、役場の町民窓口日曜サービスについてであります。
町民窓口日曜サービスは、平日、仕事の都合等で役場へ来ることのできない町民へのサービスのために始めました。スタートして1年が経過しましたが、その後の結果と今後の方針について当局の考えをお伺いいたします。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 8番議員の質問にお答えいたします。
昨年10月の日曜日窓口サービス開始以来、1年後の9月末で612件の利用がありました。日曜日1回当たり12件程度の利用状況となります。役場窓口での、証明書類の年間発行件数が33,000件あまりですので、日曜日の取扱い件数は全体の2パーセント弱となります。数だけでみれば、利用状況は極めて低いものになっております。
しかしながら、町民の就労形態や生活様式はすでに多様化しており、周辺自治体でも、同様のサービスがすでに定着していることを勘案すれば、三春町においても、日曜窓口を継続したいと考えております。
ただ、利用状況が低いのは、平日に比べて限定的なサービス提供であることが一因とも考えておりますので、課題を整理しながらサービス拡充に努めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) 1年間の利用状況は612件ということで、1日12件程度ということで、件数は今町長が言ったように2%程度ということですけども、これはやっぱり町民にとっては、役場に来れない方にとっては非常にありがたいことでないかなと思います。
ただ、私が心配するのは、町民にとってのサービスなんですけども、「サービス」って我々簡単に言ってますけど、日本語に訳すと「尽くす」っていう意味になります。ですから、これはサービスを受ける方、尽くされる方は非常にありがたいと思うんですけども、私が考えるのは尽くす方の立場も考えなくてはならないのではないかと思うんです。
というのは、何の行事でも今、日曜にぶつけてきますんで、女性の職員も日曜半日仕事に出なくてはならないということに対しての負担はどうなのか。これが私、心配する件なんですけど、この点はいかかでしょうか。
○議長 当局の答弁を求めます。
宗像住民税務課長!
○住民税務課長 日曜開庁時には職員の体制としては、住民担当、税務担当それぞれ2ずつ計4名、半日配置しております。従いまして、その日曜半日出勤に対応いたしまして、平日振替休暇を取るという風なことで対応をしております。ただ、これについては、あらかじめ、四半期ごとに全体スケジュールを組んでおりますので、あらかじめ日程が先々読んでおりますので、その中で当然、職員間でのやり取り等がございます。
平日、その分振替休となることを考えますと、果たして効果的にいかにサービスするかというのは、先ほど町長が答弁いたしましたとおり、課題を整理しながらそのサービスに努めてまいりたいと、かように考えております。
従いまして、現状では、負担については計画的にやっておりますので、突発的のことがない限りお互いやりくりをしているということで、ご理解をいただきたいと思います。
○議長 再々質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) ただいま課長のほうから、やりくりして或いは予定を立ててやってますから、そんなに心配する必要はないんでないかという意見なもんですから、そうしてやっていただけるのであれば、これは町民にとって非常にありがたいことだと思いますので、職員の皆さんは非常に大変だと思いますが、町民のサービスのために頑張っていただきたいということをお願いしまして、第1の質問を終わらせていただきたいと思います。
○議長 第2の質問を許します。
○8番(上石直寿君) 第2の質問に入らせていただきます。
第2の質問は、県道三春谷田川線の改良工事でございます。
これは以前から要望している件でございますが、その後の状況について伺いたいと思います。県道三春谷田川線の三春町過足と郡山市中田町牛縊の境にある久保田橋、この付近の改良工事でございます。これは町から県の方へも要望していると思いますが、その後の進行状況についてお伺いいたします。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 お答え申し上げます。
ご質問の県道谷田川三春線の久保田橋前後の拡幅工事につきましては、平成15年11月12日に過足地区と郡山市中田町の関係者の方々、福島県県中建設事務所、郡山市そして三春町で懇談会を開催し、意見交換を実施したところでございます。
その後、平成16年3月19日に、県中建設事務所長宛に過足地区と郡山市中田町の関係者の方々の合同の要望書が提出されました。
事業を担当いたします県中建設事務所では、事業化の必要性を十分に認識しておりまして、早期事業化に向けた準備を進めております。昨年度、事業に必要な地質調査、測量調査を完了いたしました。しかしながら、現在のところ、事業化の目途はたっていないのが現状でございます。
三春町といたしましても地元関係者の方々の協力をいただきながら、早期事業化のための要望活動を実施して参りたいと考えております。引き続きのご支援をお願いいたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) この第2の質問は、3年前にも一度質問させていただいて、その後、今課長から答弁があったように、役場の方でも一生懸命動いていただいているということがよくわかりました。ただ、あまりにも期間が経ち過ぎているというのは、どういうことかと言いますと、この久保田橋近辺の道路が非常が狭くて、春ですと滝桜を見た観光バスが今度は郡山へ行こうとした場合に、その久保田橋を通行できないもんですから、そこで大型バスがUターンしてしまうということで、私、一般質問させてもらったんですけど。あれから3年、すなわち桜の時期が3年経過したんですけど、あそこで毎年毎年大型バスがあそこでUターンして戻っちゃうということで、非常に見ていても胸が痛くなります。
また、すぐに3年目の冬がきますけども、冬は道路が狭いために普通車が交差できないと。それから、アイスバーンになっちゃって、車が道路から落っこちたりという事故が、年に何件もあるんですね。ですから、役場の努力はよくわかりますけども、あそこを通行する方、あるいは地域の住民の方が非常に困っておりますので、いち早い改良工事が着工できるよう努力していただきたいと思います。ひとつ早く、道路改良工事ができることをご期待申し上げて、第2の質問を終わらせていただきます。
○議長 答弁はいらないのですか。
○8番(上石直寿君) はい。答弁は結構です。
○議長 第3の質問を許します。
○8番(上石直寿君) 第3の質問でございますが、簡易水道事業(過足地区)にある農集水道事業なんですが、これを三春町の浄水場からの水道管に接続すべきと思いますが、この件についてでございます。現在、過足地区は簡易水道事業で行っておりますが、町の水道管に接続することによって、ポンプ或いは浄水機がこれ不要になるわけです。さらに、大滝根川から南地区、ここの地区にも給水が可能になりますので、ぜひこれは接続すべきと思いますが、当局の考えをお伺いいたします。
○議長 第3の質問に対するの当局の答弁を求めます。
松本企業局長!
○企業局長 ご質問にお答えします。
過足簡易水道は、平成9年度に給水を開始し、現在1日約90トンを給水しております。
この地域の水は、鉄やマンガンが多く含まれているため、水源の水道が目詰まりし、給水業務に支障を来たしたため、平成16年度に新たな水源を確保し、二つの井戸を交互に使うことで安定した供給が行われる様に改善した経緯がございます。
ご提案の簡易水道と上水道を接続し、浄水などのコストの削減・安定した水の供給を目指してはということでありますが、現在水道管は滝桜駐車場付近まで配管されていますので、接続をするには概算工事で1億5千万円の新たな設備投資が必要となること、簡易水道の2か所の水源によって機能が安定していること等から、現在のところ、コストを比較した結果として、両水道の接続は計画されておりません。
また、大滝根川南地域の根本・樋渡・狐田・蛇石地区は、約90戸の方々が生活をしております。この地区は、三春ダム建設に伴う水源地整備計画で簡易水道事業が計画されておりました。周辺開発による井戸枯れが発生しなかったことや、井戸ボーリングにより生活用水が確保されたこと等から事業を取りやめた経緯がありますが、既に、蛇石橋には、将来を見越して、水道管が添架されておりますので、当地域の水需要の動向を見ながら検討し、取り組んで参りたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長 再質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 14番儀同公治君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○14番(儀同公治君) それでは、先に通告しておきましたことについて質問をいたします。「これからの三春について討論する会」の提唱する観光と景観整備についてであります。3点ほどに分けてお話をさせていただきます。
去る11月26日でしたか、「これからの三春について討論する会」が、まほらで開かれました。その案内書を、議会を通しまして、私どもにいただいたわけでございまして、私今これ持っておりますけども、その案内の内容ですが、ちょっと読ませていただきたいと思います。
「これからの三春について討論する会」の開催について。
最近、三春町には町外から散策に訪れる人が増えております。それらの人々からは、大町・裏町など整備された街並みについて賛辞が寄せられておりますが、町全体を見回すと、まだ手のつかないところもたくさん残されており、もったいない、残念だという声も寄せられています。城下町三春の地形は、小さな盆地状になっていますから、町の景観を考えながら、花と古い建物を綺麗に化粧すれば、市街地そのものが福島の花見山以上の観光拠点になると言われます。これらの資源をどのように再生させるかが、これからの課題と言えます。馬場の湯・さくら湖・しだれ桜・庚申坂・遊郭跡・鍛冶屋建築など、大正浪漫の残る病院建物など、三春の季節の移り変わりを重ね合わせて思い浮かべてください。三春町を訪れる人々は何を求めてくるのか、考えたことがありますか。町外からわざわざ訪ねてくるような町は、いい町だという話があります。そのような町にしたいものです。
このようにお話をされているところであります。
そこでお尋ねをしたい訳でありますが、町当局として、町内でそれぞれの立場で活躍されている、比較的呼びかけ人の顔ぶれを見ますと、若い青年層の方々がですね、このような考え方、今回の行動、アクションと言いますか、どのように町は捉えているのか。どのように見ているのか。お聞きしたいのであります。
また、要望・意見等があったのかどうか、それも併せてお聞きいたします。
それから、町もこのような考え方・動きにですね、賛同して是であるとするならば、これからどう関わっていくのか。何が出来るのか。そんなことも伺っておきたいのであります。
それから、もう2点目では、ちょっと先走った、踏み込んだ話になるかもしれませんが、これからのこの会の組織と言いますか、進め方と言いますか、これからも進んでいくと思う訳でありますが、そんなところをちょっと伺いたいと思うのであります。
例えばですね、近い将来において、民間主導とかですね、いわゆる、なかなか行政や企業などではなかなか対応できない社会のニーズを満たすためにですね、その役割を持つボランティア的なもの、例えばNPOなど、そんな機関を立ち上げることは可能なんだろうか、ということであります。いずれにせよ、当面は勉強会や話合い、情報の場を定期的に重ねて、じっくり形を作り上げていくことが必要なのだと思います。私はそんな線に乗れればいいのかなと思いますが、その点もいかがでしょうか。
そして、これからの話合い・意見交換の中で、彼らの言う、古き建物など三春町の特色ある良き資源をいかにして保存していくべきなのか、ということかと思います。いかがお考えでしょうか。
3点目でございますが、町のこれからの観光についてお話をしたいと思う訳です。これは私自身の考えも含めて、お話したいと思います。
スローライフ・スローシティなどをキーワードにした観光まちづくりということであります。今、世の中、経済的豊かさだけが真の幸せなのか、とそんなことが問われていると言われます。今や物の豊かさ・経済的な豊かさを求める高度成長時代の大量生産・大量消費の時代は行き詰まり、自らの生活や物の見方を反省して、人間としての真の生きがいを求める、人間としての本位とは何かを探求している人も多いとされています。そんなことから、我が国の市町村にもスローライフの風が広がりつつあります。人々の心に、焦らず、ゆったり、豊かに人生を送ろうとする願望が強く芽生えてきました。
スローフード、スローライフの中の一つであります、これは地域の食生活文化を見直し、安全安心な地産地消の推進であります。スローシティは、伝統的な街並み、習慣、しきたり、慣わしを残していくことであり、そして、グリーンツーリズム、長期滞在型旅行で地域の活性化を図るなど、今まさにそのような風が、三春町にはぴったり当てはまるような、私は気がするのであります。
三春町は、スローライフをキーワードにした意識改革に目覚め、新しいまちづくり、観光まちづくりに活かしていくべきと考えます。そして、自然と共生し、人間同士がお互いに協調し合いながら、共に生きる、心の通う、そんな地域社会を作り上げていくことが、自立していく我が町の進む道かと思う訳であります。
時々、私は町外の方から、「三春というところは、何かよその町にはない、潤いのある風情を感じる、そんな趣のある町だよね」と、言われる時がございます。この町の住民として嬉しくもなり、少し誇りにも思います。私は、そう言っていただけることを大事に受け止め、これからも保っていく、持続していくことが非常に大切なことなんだろうと、そんな風に考えます。
小さくてもキラリと光る三春町。キャッチフレーズのごとく、観光とは訪れる人の心に何らかの光を与え、照らし、見せること。そのようなことを言われた方もおりました。まさに、三春の良いものを大切に磨き上げていくことが、町長が申されております観光立町の機軸になるものと考えます。町長のご見解をお聞かせください、と思います。以上であります。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 14番議員の質問にお答えいたします。
「これからの三春について討論する会」については、町内の幅広い有志・20名の方々の呼びかけにより、去る11月26日に第1回の会合が開催され、町職員も町民の一員として出席させていただいたところであります。
その会合では、三春町の景観整備と観光開発、わが国の景観の重要な構成要素である木造住宅の保存などの話題が提供されたほか、三春町の観光をどう考え、どう進めていったらいいのかなどの議論が交わされ、初回ということもあり、出席者が先ずはそれぞれどのような考えを持っているのかを出し合ったと聞いております。
観光は、町だけで一方的に推進するものではなく、皆で議論をしながら力を合わせ、試行錯誤を繰り返し、練り上げていくことが大切だと考えておりますが、そのような点で、「これからの三春について討論する会」で議論を始めていただいたことは、観光について町民の方々の関心も高まってきている中で、正に時宜を得た活動と考えております。
今後の組織運営、進め方として民間主導機関NPOの立ち上げを検討するのか、町の支援策はとのお質しがありましたが、観光やまちづくりに関し、民間主導の活動をしていただけることは、町としても大変ありがたいことだと考えておりますが、ただ会合が開かれたばかりであり、現時点では、今後の推移を静かに見守って参りたいと考えております。
観光はその裾野が広く、産業振興・雇用創出・中心市街地の活性化など、町の発展には不可欠の要素であります。
三春町の観光資源は滝桜に代表されますが、桜に限らず城下町としての風情、例えば裏道、神社仏閣など、その資源は豊富であります。それらは中心市街地・商店街、農家・農業とも連携を強め、相乗効果を発揮することによって、よりその魅力は高まるものと考えております。
三春として誇れる資源を発掘し、町の魅力を徐々に知ってもらい、通年型、滞在型の観光客を増やし、足腰の強い観光を構築していくことが重要であります。加えて、町民挙げてのもてなしの心など、色々と知恵や工夫、方策も大切であると思っております。
「スローライフ」、「スローシティ」のご意見もいただきましたが、それらのご意見も是非参考にさせていただいて、今後とも幅広い議論、意見をいただきながら、一つ一つの実践を積み重ねて参りたいと考えておりますので、引き続きご支援、ご協力をお願いしたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
儀同公治君!
○14番(儀同公治君) ただ今、町長からご理解をいただいた答弁をいただいたのかなと、そんな風に思っております。
再質問ですが、具体的にですね、建物のここに庚申坂遊郭跡とかですね、大正浪漫の残る病院建物という名称が出てますけども、こういう建物に対して、町はどのように見ているのかと言いますか、認識をしておるのか、どんな価値観を持って捉えているのか、そんなこともちょっと伺いたいと思う訳であります。
それからもう一つは、町長は先の定例会のご答弁の中で、観光に対して次のようにおしゃっておられます。
私の公約の一つとして、町の活性化を図るための一つとして、観光を目指したい。その考えの一つは、滝桜に毎年30万人の人が訪れる。この人たちを何とか街中に誘導したい。そして、街中に誘導しながら、三春町の良さを知って欲しい。知ってもらいながら、年間訪れてくれるPRをして、年間を通じて人が来てくれる様な、そんな市街地観光を作りたい。どうか議員の皆さんの建設的なご意見をお願いしたい。と、こう熱くですね、観光について述べられております。
そんなことで、私も今回ご提案と質問をさせていただいたわけでございますが、町長が申されております、街中に誘導して三春の良さを知ってもらい、PRしたい。そういうことであれば、尚更ですね、訪れる人たちにもっと満足していただくような、街中にはいろいろな物があると思います。もう一度ですね、観光資源をリストアップなどしてですね、チェックしてみる必要もあるのかなと、私は思うのですが、いかがでしょうか。
また、三春町の大きな観光拠点である滝桜、三春ダム、田園生活館なども含め、それから市街地の拠点、この3つの拠点を点でなくて、線で結べるような、そんな観光と言いますか、連結性を持ったそんな観光に発展できればいいのかな、とそんな風に思います。そのためにはですね、まず市街地にもっと魅力のある、もっと人を惹き付けるようなですね、インパクトのある、そういう拠点を掘り出していく、掘り起こしていく、そういうことも絶対に必要でないかと、私は思うわけであります。町長のご見解をいただければと思います、以上であります。
○議長 当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 ただ今お質しがありましたようにですね、私は三春町の活性化のひとつに市街地の活性化を考えております。
滝桜に来られる人たちをどう市街地に誘導するか、ということは、私だけでなくて、長年多くの町民の方々からも議会からもですね、そういう誘導策についての意見・提案などがあったと思いますけれども、現実はなかなか難しいと言いますかね、思うようにいかなかったんではないかと、このように思っております。
ただ、ここ2、3年ですね、観光協会の皆さん方が滝桜に訪れる方々にいろんな三春町の観光マップですね、こういう市街地のそういうものを配ったりして、年々少しずつ増えてきているのはご承知のことかと思います。
ただ、それだけではなくてですね、滝桜に訪れる方々に対するサービスとしてはですね、やはり渋滞緩和が大事だと思っております。それは、何時間もかかって滝桜に来るから、ゆっくり滝桜を眺める時間がない。まして、市街地に来る時間もない。こういうことがあると、このように認識をしておりましてですね、渋滞緩和と市街地に誘導する方策としてシャトルバスの運行を、これも何年か前から議論があったところでありますけれども、県や多くの皆さん方のご協力によって、今年の春、試行的にシャトルバス運行をすることができました。初めでありまして、いろいろご指摘ご意見、不十分でありましたけれども、1回実施をした経験からですね、これらを改善しながら来年引き続きですね、シャトルバスを運行しながら、まして、この市街地にですね、シャトルバスを通したい。時間のある方には、どうぞ市街地を散策していただきたいという考え方に立った、シャトルバスの運行を実施したいなと、今こんなことを考えながら、担当課といろいろ詰めの協議をしていると、こういう状況でございます。
それから、具体的に市街地に拠点になる観光施設はと、こういうご提案でありますけれども、施設を整備してですね、大金をかけて施設を整備した観光というものは長続きしないのではないかと、それは全国のいろんな事例が示していると思います。つまり、新しいうち、めずらしいうちは人がいっぱい訪れるわけでありますけれども、意外と早く人が来なくなってしまう。私は三春町の特色というものは、やはり歴史の町、神社仏閣とか或いは城下町特有の裏道をゆっくりのんびり散策をしながら、神社仏閣めぐりをしていただくと。こういうことがですね、今世の中のこの世相の中に、非常に心を癒すといいますかね、心和むといいますか。こういうことを考えた上で、三春はまさにその特色はぴったりなのではないかなと、こんな風に考えておりましてですね、そのPRの方法についても、いろいろこれから検討しなければならないことが数多くあると思っております。
それから、三春の春・三春の夏・三春の秋・三春の冬といったですね、四季折々の三春の良さ、これらをあらたに発掘をしながらPRしていきたいもんだなと、こんな風なことも考えながら、内部担当課と協議を進めているところであります。
いずれにしましても、観光というものは一朝一夕に出来上がるものではありませんので、やはり試行錯誤、広く町民の皆さん方と議論をしながら、そして協力し合いながら、進めていくという粘り強い事業が観光ではないのかなと、こんな風に考えておりますので、どうかこれからもいろいろご意見、ご提案、そして一緒になって議会の皆さん方とも議論をして参りたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長 産業建設課長!
○産業建設課長 ただ今の質問にございましたように、遊郭、或いは大正時代に建てられた病院等の建物について、町としてどう考えているのかということでございますけれども、これにつきましては、現在具体的な資料は持ってきておりませんけども、以前に調査をさしていただいた記録があるということでございまして。ただ、その建物をですね、即観光とかそういうものに活かしていけるかどうかについては、いろいろと先ほど提案ありましたような手法等の問題等もあると思いますし、これから広く町民の皆さんの声を聞きながら取り組んで参りたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 第2の質問を許します。
○14番(儀同公治君) 第2の質問はですね、北町荒町線の道路整備の手法といいますか、やり方について、ちょっとお尋ねをしておきたいと思うのであります。この北町荒町線は、私何度か以前に質問をさせていただきましたので、細かく申しませんが、確認の意味を含めて端的にお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
前回の私の質問の答弁の中で、当時の事業部門の責任者がこう述べられております。
この路線の全区間の整備に着手すれば、多くの時間を要するため、改善要望の多い箇所、例えば田村高校まで大型車を入れるようにできないかとか、また、中学校体育館建設に併せた整備は可能なんだろうか等、財政状況を勘案した上で、効率的な整備手法がとれるかどうか検討したい。こう言っておるわけであります。
例えばまた、車同士がですね、スムーズに通行できるように待避所を設けるとか、そういう部分的といいますか、改修整備も町は考えているのだろうか。それともですね、あくまでも都市計画に決定されております中心市街地活性化による迂回ルートの整備事業としてこれからも位置付けていくのか、この辺を伺っておきたいのであります。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 ご質問の北町荒町線について、最初に、現状やどのような位置付けがされて参ったのか申し上げたいと思います。
この路線は、2級町道北町荒町線として認定されておりまして、沿線に三春中学校と県立田村高等学校、さらに三春縫製株式会社などがあります。
朝は、許可車輌以外は通行禁止となっておりまして、歩道については、三春中学校前の一部について、鋲を打って歩車道を区分してはおりますが、歩車共存で利用されているのが現状でございます。
都市計画道路としては、昭和53年に変更決定がされまして、都市計画道路としての建築の規制等に該当するものとして、3棟ほどの建物が現在あったわけでございます。
先ごろ建設しました三春中学校の体育館につきましても、本道路の計画区域外に後退して建築されております。
次に、各種計画での位置付けでございますけれども、さきほどお質しにもありましたように、今までのプログラムの中で、三春町市街地整備基本計画、或いは、平成11年策定の三春町中心市街地活性化計画では、通過交通の迂回ルートとして位置付けられまして、やはり街路事業での取組みが計画されていたわけでございます。
しかしながら、その後の社会情勢等の変化により、北町荒町線の街路事業は、実施計画まで熟度が上がらないまま現在に至っております。
次に、ご質問の道路整備手法についての考えでございますが、まず、今までの計画を尊重して、街路事業として整備することとした場合でございますけれども、さきほど都市計画法の許可基準の話でも申し上げましたけども、この許可基準を超えるような建物というのは、今後も少ないのではないか。先ほど申し上げた三春中学校の体育館を申し上げましたけれども、他にもそういうものがないということは、予定しておりました12mの道路幅員を整備するためには、これから都市計画法の許可により用地を空けておくということも、時間的にもでございますが、そういう対象はないんではないかという考えもあるわけでございます。幅員道路12mと計画されておりますので、整備するためには、地形上の問題から法面を含めますと、相当の用地幅の確保が必要となり、多くの方々の家屋の移転等の協力もいただかなければならなくなるのではないかと。現在も切通しという言葉が使われてますけれども、さらにもっと切り通しのそういう工事を伴うのではないかと。
質問にございますように部分的な整備改修をするとした場合、田村高校まで大型車を入れるとすればということがございましたけれども、北町や荒町側の出入口の交差をかなり大きく手を加えなければなりませんし、田村高校近辺に大型車の回転スペースを確保したり、やはり相互に通行できる場所も所々必要になってくるかと思います。
部分的な整備改修と言いましても、やはり、沿線の多くの方々の家屋の移転等の協力を得なければならないのが現状かと思います。
従いまして、都市計画道路として整備するのか、大型車を入れるように部分的な整備改修をして逐次改良していった方がよいのか。やはり、目的としてありました迂回路としての大きな役割と同時に、やはり、さらに町としての災害などの緊急時の安全対策、通勤通学者の安全対策など、色んな角度から議論をしてみることが必要でございまして、この道路の必要性につきましては町としても充分に認識してるところでございます。
現在、並行いたしまして、国などの補助メニューから三春町に相応しいものを選び出すということで、鋭意検討をしているところでございます。ご理解をお願いいたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
儀同公治君!
○14番(儀同公治君) 地域の人たちはですね、前回のような大型車を入れるようにできないかとか、検討するとか、体育館を作るときに併せてできないかとか言うと、住民の方は難しい点はわからない訳でありまして、相当ある程度期待感と言いますか、何か町ではやってくれるのかなあと、手を掛けてくれるのかなあ、とそんな風に思うと思うのです。私も時々あの話はどうなってるんだい、と聞かれます。そういうことで、当時の担当課長も一部の地権者に接触していろいろ検討したということも耳に入っている訳ですが、その辺の点はどうなったのか、もしわかる範囲で、お話できることがあれば、お願いしたいと思います。
それから、今、課長から人間の災害・安全という話が出ました。私も人の災害・安全は一番上に重視されるべきものだと思いまして、人間の命の大切さは考えなければならない、そんな風に思うわけであります。ご答弁いただければ、お願いいたします。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 お答え申し上げます。
地域の方々が期待感を持っておられるということは、我々も充分承知をしておるところでございます。当時、ここにあたったかどうかということについては承知はしてはいない訳でございますけれども、やはり、体育館建設時にはその部分後退をして、用地側を空けたとか、或いは、以前急傾斜事業等の中も含めて、いろいろと検討したという経過もあると若干は聞いておるところでございます。
この道路につきましての、最近いろいろと議論されている中で、去る6月17日の都市計画審議会等の中におきましても、委員さんの中から、この道路について説明をすべきではないかという話もありまして、その中で計画幅員の12メートルで考えるべきであろうとか、或いは柔軟にフレキシブルな対応が必要であろうという話しがあったり、中には広げればいいということではなくて、地域にあった道路にすることが必要であろうという、そういう議論もされたところでございます。
その辺も頭におきながら、さきほどの災害・安全、これは都市としての機能的なネットワークとでも言いますか、交通ルート、ネットワーク、そういう中で、都市としての機能を考慮した中で、その安全も考えていかなくてはならないのではないかと。そういうことでもございます。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 13番佐藤一八君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○13番(佐藤一八君) 通告により第1の質問をいたします。
第1点目。通学の安全性についてであります。
皆さん既にご存知かと思いますが、幼い子どもがまた狙われました。広島の郊外で小学校1年生の女の子が、通学路の空き地で殺されてしまいました。その数日後には、栃木県でまたもや1年生の女の子が、下校途中に何者かによって連れ去られ、茨城県の山中まで行って殺害され、捨てられていた。このような事件が次々と相次ぎ、テレビ、新聞などに毎日のように報道されており、未来を待つ幼い子どもたちが、犠牲になっていることは、大変残念に思います。同じ子どもを持つご両親やご家族の方々は、大変心配でたまらないのではないでしょうか。
このような中で、三春町立の学校に通う子どもたちは大丈夫なのか。安心して登下校してる通学路がいつの間にか危険な場所になっていないか、点検や安全性について、当局ではどのように対策を行ったのか。
また、子どもたちに自衛力を高める取組み・指導はどうでしょうか。安心して子どもたちが育つ環境作りは、家庭や学校、自衛策だけではとても無理ではないか。地域住民の力も借りて、子どもたちを守るような取組みこそが、一番大事なことではないでしょうか。
2点目。今は、他人事の事件のように思いますが、いつ我が身近に起きるかわかりません。最近の新聞を見ますと、県内で登下校の安全確保・女児殺害を受けた対策会議や、初めて管内の自治体関係機関などで、緊急対策会議などを開き、連携して児童生徒登下校時の安全確保の徹底を図ることを再確認したようである。県議会などでもこの件に対し、重要課題とし、また県警本部でも極めて緊急重要課題と認識していると新聞で拝見しました。
声掛けは、今年県内で発生は11月末まで94件で、昨年と比べて21件も増えているそうです。時間帯は、下校時で3時台が4割。3時から4時、2時間では7割も占めている。うち6割が下校途中だそうです。栃木県で起きた事件は、未だに犯人が見つかっていない。その間にも、犯人が県内や三春町に来ているかもしれないと、私は思います。三春町からはこのような痛ましい事故、子どもたちの犠牲者を出さないために、対応策をどのように考えているか、町当局の考えをお伺いいたします。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
橋本教育長!
○教育長 ただ今の13番議員の質問にお答えいたします。町内の学校では、PTAとの連携により、毎年度はじめに、学区内の危険箇所や通学路点検を行い、その結果を、児童や生徒、そして保護者の皆さんに周知しているところでございます。学校によっていろいろ違いはありますが、危険箇所マップを作成したり、危険を知らせる立て札を立てたりなど、いろいろ工夫をして進めております。
また、小学校では毎年はじめ、児童の下校に合わせて一緒に通学路を歩いたり、家庭訪問等で一人ひとりの児童生徒の通学路の把握と安全性の確認も行ってきております。
こうしたことと併せて、子どもの自衛力を高めるために、町内すべての小・中学校では、命の大切さ、そして被害に遭わないような安全教育、防犯教育について指導を進め、自分でしっかりと自分を守ることができるよう指導しております。特に、幼児や低学年児童に対しましては、「一人にならない」「知らない人についていかない」等、危険を回避するための方策を具体的に指導を進めております。このことは是非とも必要なことであり、「生きる力」を育てる今の教育とも関連させております。さらに、警察官を講師に招いての防犯教室、不審者侵入や声かけ事案への、いざというときの「対応策を具体的に学ぶ場」を設けて、児童・生徒の自衛力を高めるように努めているわけでございます。
次に教育委員会としての対応策について申し上げます。これまでも児童・生徒の生命・安全に関わる事件、或いは事故等が起きる度に、学校における危機管理体制の確立と改善を学校に指示し、実行していただいているところでございます。
現在、あらゆる危機状態を想定した対応マニュアルが各学校ごとに整備されてきております。そして、避難訓練や防犯教室等を計画的に実施し、具体的な対処の仕方を指導したり、練習をしたりしております。
さらに、今回の事件を受けて、「登下校時における幼児児童生徒の安全確保について」ということをまとめ、具体的な取組みを図るよう指示し、実行していただいております。
その中でお質しの通学路につきましては、一つは、登下校時において児童生徒が一人になる区間を調べる。そして、それを子どもと一緒に地図を作ったりして、確認させると。二つ目は、現在の通学路はどちらかというと、交通安全という視点から設定されてきておりましたので、これに不審者対応という視点も加えて、人家や避難施設のある通学路の検討をする、というものでございます。
なお現在、学校が具体的に取り組んでいるのは、一つは集団下校の実施でございます。それから二つ目は教師による下校指導と巡回。三つ目はPTA・地域ボランティア等の協力を得た見守り隊による巡回指導。四つ目は、一人にならない、一人にさせないための登下校マップづくり等でございます。
教育委員会では、すでに10月から、「スクールガードリーダー」による町内すべての幼稚園・小学校・中学校、それに保育所・児童館等の巡回・指導を行ってきております。今回の事件を受けて、防災行政無線による地域への協力依頼も始めております。
また、三春警察署や町校長会との連携を図り、情報の共有化を進めてまいってきております。今回は一人になる区間を示した地図を、各学校で作ったものを警察にお願いをして、その地図によって、一人になる区間を特に重視した警邏を頂いておるところであります。
また、町のPTAとの共同で「不審者警戒中」という防犯ステッカーを作成し、町公用車またはPTA等の車に付けて、犯罪の抑止を図りたいと実際に今、それを進めておるところでございます。議員さんにも後でお願いをすることになっておりますが、こういうステッカーでございます。マジックになっておりまして、車のドア・後部等につけて、抑止力を図るとういうものでございます。
この他、防犯協会や八幡町防犯協力隊などに代表されるような地域の見守り隊による幼児児童生徒の安全確保に向けた取組みを、今後一層進めてまいりたいと考えております。ご理解よろしくお願いいたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐藤一八君!
○13番(佐藤一八君) 教育長のご答弁がありましたが、大変お話を聞いて安心いたしたところであります。すでにステッカー等を準備されているのであればですね、私たち議員の中、地域の中にいち早く配付しておけば、また認識も違うんじゃないのかなと、思った次第であります。
近隣の学校での自衛策をちょっと聞いてみたんですが、田村市では、防犯ブザーを支給していたそうですが、最近になって一人ひとりにホイッスルを全員に支給されているようであります。郡山市の方ですが、やはりこれもボランティアによる見守り隊、犬の散歩ですか、そういったことで、各地で工夫された取組みを行っているようですので、ぜひ我が三春町でもボランティアによる見守り隊を強化されまして、子どもたちを安全に安心して学校へ行って、大きく成長させていくような取組みをして欲しいと思うわけであります。
もう1点は、中郷小学校にあったことでありますが、先月24日だか25日の出来事でありますが、学校下校途中ですが、女の生徒さんが、学校の帰り道、自宅目前にして約300メートルくらいで家に着くところだったんですが、そこで声掛けにあった、と。自動販売機からジュースを買って渡されたそうなんです。その子どもさんは、ジュースはもらったようなんですが、それを飲まずに捨てて、走って家に帰ってきたようです。その場で、両親がおりましたもんですから、話をして、いち早く両親は学校へ連絡をしたようであります。当然、町の教育委員会にもそのような出来事があったということは報告されてはいると思いますが、教育委員会としてこれらに対し、その学校または近隣の学校にどのような対処をして指導をしたのか、お伺いして質問を終わりたいと思います。
○議長 再質問に対する当局の答弁を求めます。
橋本教育長!
○教育長 ステッカーの配付等については、約400枚ぐらいを作成して、町職員や議員の方々、それからPTAの方、それから郵便局、商工会の協力を得て進めていく考えをもっております。
それから、防犯ブザーやホイッスルというようなお話でございましたが、緊急の学校との対策会議を持った中でも、教育委員会の方から提示した中にあります、防犯ブザー等の電池切れ等で使えなくなっているものがわからなくているとか、持っているのに家にある、かばんの底に入っていて、いざと言う時に使えないということを無くするような対策を話し合ったわけでございます。
また、ホイッスルのほうが効果があると、埼玉の方の自治体の例もありますので、そう風な検討もしてもらってきております。
それから、声掛け事案等の情報をどうしているのか、ということにつきましては、今、田村地区全域で、小学校中学校の生徒指導部会等が中心になりまして、田村地区内の声掛け事案等があった場合には、即座に全小中学校に連絡が届いておりますし、教育委員会にもその情報が入るようになっております。教育委員会では、その情報を元に具体的な手立て等を各学校にお願いして、即時対策を進められるようにしております。また、三春警察署の方からも情報の共有化というようなことが、提案もありまして、どんな小さいことでもよい。間違った情報、誤報でもよいから、警察に入れて欲しいというようなこともありまして、過日の三春警察署との話合いの中で、学校の方でも教育委員会の方でも、二重になってもお互いに情報を入れ合ったりして行こうということを確認した次第でございます。以上でございます。
○議長 第2の質問を許します。
○13番(佐藤一八君) 第2の質問をいたします。
公衆トイレ設置についてでありますが、これらの質問も学校通学路になっている場所です。一番遠い地区は芹ケ沢地区、約3キロ。永作団地・八十内・桜ヶ丘の一部の方々が、通学路として毎日数多くの生徒さんが通っている道であります。保護者の方々からお話をお聞きしますと、朝は登校時間が決まっているので、時間通りに学校へ。下校になると時間的に余裕を持って、遊びながら帰宅するそうです。
そこで、トイレの話になりますが、この間まで、福島交通の事務所のトイレを借りて、帰ってきたなどの話もありました。我慢して、途中でお漏らしをして帰宅した子どもさんもいたようでありますが、今は福島交通の事務所がないため、師範場の鉄塔の下で、トイレ、トイレ代用とお話し申し上げますが、トイレ代用している女の子たちを幾度なく目にする時がありました。いま、冬期間でありますので、トイレ代用する場所ができなくなり、我慢して帰宅すれば、健康によくない。健康管理上からも安心してトイレをできるような気配りが必要ではないでしょうか。
三春小学校から出て、中間点で周りには民家はあるが日中は不在家庭なので、トイレを借りるのに困難と思います。このような状況は、ここの場所ばかりではないと思いますが、各学校でも思い当たる地区等があるのではないか。よく捜査の上、検討されてはどうか当局の見解をお聞きいたします。
大変遅れましたが、これは清水・師範場付近にトイレを設置して欲しいという質問であります。当局の見解をお聞きいたします。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 清水・師範場地内に公衆トイレを設置してはということでございますが、公衆トイレにつきましては、広く一般に開放される共用のトイレであるという観点から、まずは、見込まれる利用者層や利用頻度、既存公衆トイレとの適正な配置等を整理することが必要かと考えます。
その上で、衛生面の管理はもとより、近年は防犯上の観点などから、設置した後の日常の維持管理のあり方についても視野に入れながら、十分に検討して参りたいと考えております。
なお、ただ今のご質問にありましたように、子どもさんのトイレということにつきましては、ただ今の通告をいただいた際に、私たちも状況を想定いたしまして、福島交通の事務所がなくなったということで大変不便を感じていられる方がいるということでございまして、いろんなお付き合いがあります共同作業所でんでんむしにお話を申し上げましたところ、子ども110番の家の看板も出しておりますし、子どもの施設でもあるということで、ぜひ公衆トイレというわけにはいきませんけども、子どもさん方の利用については使って欲しいということで、お話をしていただきたいという返答をいただいております。公衆トイレの質問に対しては、緊急避難的な回答になるかと思いますが、その辺も合わせてお願いしたいと思います。
なお、同様の例といたしまして、岩江地区の例えば、虫内団地の子どもたちがやはり遠いと言うことで、中間にある郡山のお宅をお借りしているという情報も入っているところでございます。その辺のお知らせも含めて、今後ともよろしくお願いいたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 6番佐久間茂君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 今回、私は6点について質問をいたします。
第1点であります。第1点は、ご承知のように貝山に独身者用というか単身者用というか、そういう特別公共賃貸住宅が20戸あるわけでありますが、今月号の広報みはるでわかるように6戸空いております。私の記憶では、3・4・5と空いていることはありましたが、6戸というのは初めてではないか、と。いよいよ空きが30パーセントに達した、と。これはやっぱり、町営住宅の状況としては甚だ異例であると。異常である。こういう風に思います。その原因は何かと。対策というのはどうなるかわかりませんが、対策も含めて聞きたい。これが第1点であります。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 単身用住宅かいやま団地の入居の状況についてでございますけれども、管理戸数20戸のうち4月の時点で、3戸の空き部屋がありました。そして、随時、申込受付を行っていたところでございます。
6月から10月にかけまして、婚姻よる退去が2戸、転勤による退去が3戸、計5戸の退去が一時的に相次いだわけでございます。
その後、10月に2戸の入居があり、現在6戸が空き部屋となっているのが現状でございます。
現在、町では入居者の募集方法といたしまして、広報みはる、町ホームページ等で周知をしておるところでございますが、お話にもございましたように6戸の空き部屋ができたということにつきまして、我々も重く受け止めたわけでございます。10月から現在まで、町内の官公署及び企業、事業所20数社に戸別に訪問いたしまして、住宅の斡旋を行うとともにですね、こういう貝山の単身者用住宅、町にはこういう制度があるんだということのお知らせ等もしたわけでございます。
今後もこまめに募集を行う等いたしまして、入居促進に努めてまいりたいと考えております。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今、答弁をもらったわけですが、これは、私、落成当時の工事引渡式の時のこれを持っておりますが、あれを20戸造るについては、2億2,465万掛かっていると。従って、1戸平均にすると、1,100万円掛かっている。それが6戸空いているということは、町民のために造った訳だけれども、6,600万が空気が入っていて人が入っていないということだと。これは深刻な状態であろうと思います。
しかし、単身者用住宅でありますから。出来た当時の立派なこのカラーのパンフレットがございますが、これを読むと、単身者用住宅として補助をもらったのであるから、結婚したら即出てください、と。結婚したら即出てください。それから、家賃が4万1千円であると。これ詳しく言えばいろいろありますが、4万1千円。駐車料金なども含めると4万いくら、合計4万5千円くらいになる。単身者、若い方が入って4万5千円。これは、安くはありません。
そして、従って今婚姻が今2件ですか。婚姻によって出て行った人があると。私はあそこが完成した時に見たことがありますが、ふたりで住めますよね。だから、単身者が入る。今は結婚は奨励すべき時代に入っているんだとすれば、結婚したら最後すぐにでも出てけという訳では、どうも今の時代には合わないんじゃないかね。8月ですか。8月の広報みはるの時も4戸募集してますよね。その4戸は、今度の6戸にそっくり入っている訳です。だから、同じ部屋がずっと空いていると。こういうことでカビでも生えているんじゃないかと、思うんです。
問題は、それだけではありません。一本松にも6万6千円の公共賃貸住宅がございます。これは幸い、担当者の努力によって、前は4戸、5戸空いてしまった。8戸の内5戸空いたこともありましたが、今は1戸になってる。だから深刻ではないのかもしれませんが、この1戸がまたずっと前から空いている訳です。毎月6万6千円が徴収漏れになっている。従って、値下げをしたらどうかというのが、一つの提案であります。値下げは可能であります。関西方面では、空家が30パーセントになったから値下げをしようということで、値下げをした実例がいくつもございます。値下げをすれば、今入っている人たちにも恩恵がある訳ですし、これから入る人は入りやすくなる。例え収入は同じでも、喜ぶ人が多ければ空気を入れているよりは、人が入ってもらったほうがいいわけですから、この値下げを検討してみないか。
それから、さっき言ったように、結婚したら出て行けではなくて、結婚してもふたりできついかもしれませんが仲良く住んでもらうならば、ということが補助金の関係で絶対不可能なのか、どうか。こういうことでございます。今、財政難でありますから、この住宅入居料というのは、基準財政収入額に入らない、まったく家賃が入れば、本当の町で使えるお金になる訳ですよね。極めて貴重な財源である。これを逃がす手は無いんじゃないか。伺っておきます。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 ただ今の質問にございましたように、過去の入居状況等をみてみますと、かいやま団地については、平成10年度末から4戸、3戸、1戸、2戸、1戸、そして15年には0、昨年3、というような経過を辿って来ております。そういう中で、ただ今空き室があるというご指摘は、大変重く受け止めているわけでございますけれども、やはり、満室になる時もありまして、誘致企業の社員等の単身、若年者の定住促進、そういうものに寄与しているのも事実かと考えてはおります。そして私たち、現在取組んでいる中におきましては、やはりまめに募集・斡旋等を多く実施いたしまして、せっかく造った建物をできるだけ有効に活用し、その目的を達成しようということで取り組んでおりまして、今年も12月で3回目の入居選考委員会になるわけですけれども、これもできるだけ回転早く、皆さんに数多く募集できるようにということで、今回も1回分の選考委員会分の補正でお願いしたところでございます。
そして、先ほど、その制限ですね。婚姻等に基づく制限ですとか、この建物を造ったことについての目的等についてのお話ございましたけれども、今回の婚姻が即ここにいられる方なのか、転居せざるを得なかった方なのか、その辺については詳細に把握しておりませんけども、質問にございましたように、それらについての検討をするということも必要かと考えておりまして、現実に担当の方に指示をいたしまして、検討も含めてそういうケースができるのかどうか、検討して欲しいということで、頼んでいる、そういう状況でございます。引き続き、募集事務等を含めて、町営住宅の管理

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