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平成18年3月三春町議会定例会会議録

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三春町告示第12号

平成18年3月三春町議会定例会を、次のとおり招集する。

平成18年2月27日

三春町長 鈴 木 義 孝

1 日 時 平成18年3月6日(月曜日)午前10時
2 場 所 三春町議会議場


平成18年3月6日、三春町議会3月定例会を三春町議会議場に招集した。
1、応招議員・不応招議員
1)応招議員(18名)
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2)不応招議員(なし)
2、会議に付した事件は次のとおりである。
議案第 1号 町道路線の認定、廃止及び変更について
議案第 2号 三春町国民保護協議会条例の制定について
議案第 3号 三春町国民保護対策本部及び三春町緊急対処事態対策本部条例の制定について
議案第 4号 障害者自立支援法に定める三春町市町村審査会の委員の定数等を定める条例の制定について
議案第 5号 三春町病院事業条例の制定について
議案第 6号 三春町物品調達基金の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について
議案第 7号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 8号 三春町手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 9号 三春町文化伝承館設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第10号 三春町国際交流館条例の一部を改正する条例の制定について
議案第11号 三春町保育所条例の一部を改正する条例の制定について
議案第12号 三春町認可外保育所条例の一部を改正する条例の制定について
議案第13号 三春町児童館条例の全部を改正する条例の制定について
議案第14号 三春町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第15号 さくら湖自然観察ステーション条例の一部を改正する条例の制定について
議案第16号 三春ダム資料館物産展示室条例の一部を改正する条例の制定について
議案第17号 三春町福祉会館等に係る指定管理者の指定について
議案第18号 三春町生活工芸館に係る指定管理者の指定について
議案第19号 三春の里農業公園に係る指定管理者の指定について
議案第20号 三春滝桜臨時駐車場に係る指定管理者の指定について
議案第21号 和解について
議案第22号 平成17年度三春町一般会計補正予算(第5号)について
議案第23号 平成17年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
議案第24号 平成17年度三春町老人保健特別会計補正予算(第1号)について
議案第25号 平成17年度三春町介護保険特別会計補正予算(第2号)について
議案第26号 平成17年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第27号 平成18年度三春町一般会計予算について
議案第28号 平成18年度三春町国民健康保険特別会計予算について
議案第29号 平成18年度三春町老人保健特別会計予算について
議案第30号 平成18年度三春町介護保険特別会計予算について
議案第31号 平成18年度三春町町営バス事業特別会計予算について
議案第32号 平成18年度三春町敬老園事業特別会計予算について
議案第33号 平成18年度三春町水道事業会計予算について
議案第34号 平成18年度三春町下水道事業等会計予算について
議案第35号 平成18年度三春町宅地造成事業会計予算について
報 告

報告第 1号 専決処分の報告について(福島県市町村総合事務組合)

平成18年3月6日(月曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2、欠席議員は次のとおりである。
なし
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 今泉 喜徳
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
助役 橋本 健夫(欠席)
行財政改革室長 遠藤 誠作
総務課長 橋本 国春
住民税務課長 宗像 正英
保健福祉課長 村上 正義
産業建設課長 影山 常光
会計室長 織田 芳子
企業局長 松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 湯峰 初夫
生涯学習課長 原 毅
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ?彦
5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成18年3月6日(月曜日) 午前10時10分開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
第 4 議案の提出
第 5 町長挨拶並びに提案理由の説明
第 6 議案の質疑
第 7 議案の委員会付託
第 8 陳情事件の委員会付託
第 9 報告事項
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時10分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、平成18三春町議会3月定例会を開会いたします。
ただちに本日の会議を開きます。

【会議録署名議員の指名】

○議長 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、7番栗山喜一君、8番上石直寿君のご両名を指名いたします。

【会 期 の 決 定】

○議長 日程第2により、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日より3月17日までの12日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって本定例会の会期は、本日より3月17日までの12日間と決定しました。
なお、会期日程につきましては、お手元に通知しました日程表のとおりとしますので、ご了承願います。

【諸 般 の 報 告】

○議長 日程第3により、諸般の報告を行います。
監査委員より、平成17年度第9回、10回、11回の例月出納検査結果報告がありましたので、その写しをお手元に配布しておきましたから、ご了承願います。

【議 案 の 提 出】

○議長 日程第4により、議案の提出を行います。
提出議案は、お手元にお配りしました「議案第1号 町道路線の認定、廃止及び変更について」から「議案第35号 平成18年度三春町宅地造成事業会計予算について」までの35議案であります。

【町長挨拶並びに提案理由の説明】

○議長 日程第5により、町長挨拶並びに提案理由の説明を求めます。
鈴木町長!
○町長 18年度の予算を審議していただく3月定例会の開会にあたり、ご挨拶と提出議案の説明を申し上げます。
最初に平成17年度の課題として取り組んできました県立三春病院の対策をはじめ、滝桜観光対策、田村西部環境センター、三春町北保育所の建設などがほぼ予定通り進められていることに対し、関係者の皆様にお礼を申し上げます。
また、第6次三春町長期計画、第3次三春町高齢者保健福祉計画、三春町の集中改革プランなどの、今後のまちづくりの指針となる各種計画の策定作業も町民の方々と協議しながら進めておりますが、これらにつきましても、関係者の皆様のご協力にお礼を申し上げます。
次に、今回の提出議案に盛り込みました、前教育長前田氏との係争事件につきましては、裁判長の和解勧告を受け入れ、一日も早くこの問題を解決すべきと考えましたので、よろしくお願いいたします。今後はこれを糧として町政にまい進してまいる所存でありますので、今後ともよろしくお願いを申し上げ、次に議案の説明をさせていいただきます。
(別紙議案説明書により説明)
以上で提出議案の説明といたしますが、十分ご審議をいただき、可決していただきますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明としていたします。

【議 案 の 質 疑】

○議長 日程第6により、会議規則第37条の規定により、提出議案に対する質疑を行います。
これは、議案第1号から議案第35号までの提案理由の説明に対する質疑であります。
議案第1号「町道路線の認定、廃止及び変更について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第2号「三春町国民保護協議会条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第3号「三春町国民保護対策本部及び三春町緊急対処事態対策本部条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第4号「障害者自立支援法に定める三春町市町村審査会の委員の定数等を定める条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第5号「三春町病院事業条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第6号「三春町物品調達基金の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第7号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第8号「三春町手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第9号「三春町文化伝承館設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第10号「三春町国際交流館条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第11号「三春町保育所条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第12号「三春町認可外保育所条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第13号「三春町児童館条例の全部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第14号「三春町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第15号「さくら湖自然観察ステーション条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
10番!
○10番(渡辺渡君) 指定管理者のほうにその使用料を取らせるということなんですが、当初、指定管理者でなくて、なぜこの時期に変更になるのか、その点について提案理由の説明を求めたいと思います。
○議長 答弁を求めます。
原生涯学習課長!
○生涯学習課長 お答えさせていただきます。17年度からさくら湖自然観察ステーションの指定管理者として三春の里振興公社を指定いたしておりますが、17年度、自然観察に関する事業につきましては、生涯学習課のほうでステーションを使って行っておったという状況にございますが、18年度からは、その事業についても指定管理者に行わせるということで、使用料を指定管理者の収入にするというようなことでございます。
○議長 よろしいですか。他にございませんか。
(なしの声あり)
○議長 議案第16号「三春ダム資料館物産展示室条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第17号「三春町福祉会館等に係る指定管理者の指定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第18号「三春町生活工芸館に係る指定管理者の指定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第19号「三春の里農業公園に係る指定管理者の指定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第20号「三春滝桜臨時駐車場に係る指定管理者の指定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第21号「和解について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第22号「平成17年度三春町一般会計補正予算(第5号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第23号「平成17年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第24号「平成17年度三春町老人保健特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第25号「平成17年度三春町介護保険特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第26号「平成17年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第27号「平成18年度三春町一般会計予算について」を議題とします。
歳入全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第28号「平成18年度三春町国民健康保険特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第29号「平成18年度三春町老人保健特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第30号「平成18年度三春町介護保険特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第31号「平成18年度三春町町営バス事業特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第32号「平成18年度三春町敬老園事業特別会計予算について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第33号「平成18年度三春町水道事業会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第34号「平成18年度三春町下水道事業等会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
資本的収入及び支出について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。
議案第35号「平成18年度三春町宅地造成事業会計予算について」を議題とします。
収益的収入及び支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 質疑なしと認めます。

【議案の委員会付託】

○議長 日程第7により、議案の委員会付託を行います。
ただいま議題となっております議案第1号から議案第35号までは、お手元にお配りしました議案付託表のとおり、各常任委員会に付託することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって、各常任委員会にそれぞれ付託することに決定いたしました。
なお、付託以外の議案についても、各常任委員会において審査されるようお願い申し上げます。

【陳情事件の委員会付託】

○議長 日程第8により、陳情事件の委員会付託を行います。
陳情事件の委員会付託につきましては、お手元にお配りしました陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することに決定しました。

【報告事項について】

○議長 日程第9、報告事項について。「報告第1号 専決処分の報告について」町長より報告がありましたので、お手元に配布しておきましたのでご了承を願います。

【散 会 宣 言】

○議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
これにて散会をいたします。たいへんご苦労様でございました。
(散会 午前11時11分)

平成18年3月7日(火曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2、欠席議員は次のとおりである。
なし。
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 今泉 喜徳
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
助役 橋本 健夫(欠席)
行財政改革室長 遠藤 誠作
総務課長 橋本 国春
住民税務課長 宗像 正英
保健福祉課長 村上 正義
産業建設課長 影山 常光
会計室長 織田 芳子
企業局長 松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 湯峰 初夫
生涯学習課長 原 毅
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ?彦
5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成18年3月7日(火曜日) 午前10時2分開会
第 1 一般質問
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時2分)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、ただちに本日の会議を開きます。

【一 般 質 問】

○議長 日程第1により、一般質問を行います。
議会の申し合わせにより、一般質問は、質問席において、一問一答により行います。
質問の全体時間は、再々質問まで30分以内の時間制限であります。
通告による質問を順次許します。
8番上石直寿君!質問席に登壇願います。
質問を許します。
○8番(上石直寿君) ただいま議長より質問のお許しがありましたので、ただ今から質問をさせていただきます。
質問は一点のみでございます。一つ、少子高齢化・人口減少を町当局はどのような対応を考えているのか、であります。
三春町は、平成7年から平成12年当時は人口が2万人おりました。ところが、現在は毎年人口が減ってきております。更に10年後には、三春町の人口が約18,600人程度と想定しておりますが、町は人口減少・少子化をどうしたらよいのか、その考えがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
この中の少子化の件ですが、なぜ子どもが少なくなっているのか。私が20代の頃は、結婚しないでいると、あんまり女性を選びすぎるとか、或いは、男じゃねんだべかと、いろんなことを言われたもんです。そういうこと言われたくなくて、私も気もんで結婚しました。 その当時は、男性も女性も二十歳過ぎれば結婚するのが当たり前、という考えでいたと思います。
少子化対策の第一は、結婚することだと思います。この結婚は、以前は出会いの場が結構あったと思うんです。今もないとは言えないと思いますけれども、やはり出会いの場を作ってやらないと、いくら我々が「この方どうだ」と言っても、一応会うことは会うんですけれども、なかなかその後の進行がないということが多いんです。ですから、この件、町当局でもどこかの町或いは市、姉妹都市とでも話し合いをして、出会いの場を作る考えを持っていただきたいと思います。
次に現在の子育ての面ですが、どうして子どもを1人か2人でやめてしまうのか、これを考えてみたいと思います。
一つは、育児と仕事が両立することが大変難しいと思います。この部分を解決しないと、子どもを2人、3人産んでくれないと思います。どういう面なのかといいますと、一つは保育所・幼稚園の保育料の件ですが、この部分は町が負担すべきと思います。更に保育時間ですが、現在は午前8時30分から午後2時15分、2時30分或いは3時30分という保育所・幼稚園が大半なんです。ですから、これをやはり5時過ぎまで、或いは6時まで延長保育していただくと、お母さんは助かるんでないかなと思います。今現在ですと、子どもを幼稚園に送り出して、ほっとして洗濯をして、終わったと思ったら子どもさんが帰ってくるということになっちゃうと、せっかく仕事がやりたくても仕事ができないという状況のお母さんが大半だと思うんです。ですから、延長保育をひとつお願いしたいと、そう思います。
それからもう一つは、人口を2万人に増やすためにはどうしたらいいかと、或いは最低でもこれ以上人口を減らさないためにはどうしたらいいのか。この部分を町当局或いは我々が考えなっかなんない時期だと思います。
これ一つは、三春町に働く場をつくってやると、会社或いは工場に来ていただくということが必要だと思います。その中で、三春町が今、苦慮している田村西部工業団地ですが、この場所は工業或いは工場しかだめなんでしょうか。もし、工業・工場以外でも誘致が可能ならば、例えば、ヨークベニマル或いは幸楽苑、セブンイレブンの配送センターを考えてはどうかと思います。
今、郡山市田村町の谷田川という所に、以前田んぼだったとこなんですけど、そこにセブンイレブンの配送センターができておりまして、今、従業員が約300人ということです。ですから、そういうことも考えてやったらどうかと思います。
そして、西部工業団地の場合は磐越自動車道にも近いですから、磐越自動車道を使えば、いわき方面或いは会津方面に行けるわけです。更に、今、道路工事をやっておりますバイパス、288号線のバイパスが郡山東インターまで開通すれば、今度は東北自動車道も使うことができるわけです。そうしますと、福島方面・白河方面にも行けるわけです。そういったことで、配送センターも、こういったものもアタックしてみる必要があると思うんですけれども、この辺も答弁をお願いします。
そして高齢化の問題ですけれども、これは私はお年寄りが増えたんでなくて、我々が子どもの頃はどこの家庭でもじいちゃん、ばあちゃんがおりました。そして親がいて、兄弟が4、5人いたと思うんです。ですから、その当時はじいちゃん、ばあちゃんが多いなんて感じなかったと思うんです。
今はじいちゃん、ばあちゃんが増えたんでなくて、子どもが少ないからじいちゃん、ばあちゃんが多く感じるわけであって、きみまろが言っている、80歳のばあちゃんを1人増やすのには80年かかるというように、これ非常に時間がかかるわけです。
ですから、お年寄りの方は、三春町発展のために一生懸命頑張ってきて今があるわけですので、これは子どもさえ増やしていただければ、老人の問題は解決するわけですので、少子化と、それから働く場所、これを確保してやることが一番大事であって、老人の方は今後、大事にしていかなっかなんないと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長 質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 8番議員の質問にお答えいたします。
全国的に少子高齢化・人口減少が進み、多くの社会的問題に影響していくことが懸念されているなか、平成17年10月1日に国勢調査が実施され、全国の人口は平成12年の国勢調査と比較し、0.7パーセントの増加が見られましたが、福島県では1.7パーセントの減少となりました。
町でも、平成17年の国勢調査の人口が19,197人と、平成12年の19,976人と比較すると、5年間で779人、3.9パーセントの減少となりました。
三春町第6次長期計画は平成18年度を初年度して平成27年度を目標とし、まちづくり協会の代表者や公募委員などによるワーキンググループで素案を検討中であります。その中で「将来の見通し」として10年後の三春町の人口を18,600人程度としていますが、町の人口を「コーホート変化率法」と呼ばれる方法で推計した場合、18,600人に満たない人口となりますが、若者などの定住化を促進し、人口減少に歯止めをかけていくこととし、18,600人と想定しているところであります。
そのためには、まず今三春に住んでいる人々が、安全で安心して暮らせるまちを築き、「三春に住みたい」「三春に住んでよかった」と思えるように、地域の力を活用した魅力あるまちづくりを推進することが重要であると思います。
具体的な人口減少・少子化対策としましては、一つに、子どもを産み育てやすい環境を整えるための子育て支援事業、二つ目として、仕事と子育ての両立支援のための保育事業、学卒者や退職者が三春町に戻ってくるUターン対策事業、三春町に定住するための住宅対策事業、雇用促進のための企業誘致事業などが挙げられるかと思います。
今後、これらの事業を庁内で横断的に取組みを検討し、美しく豊かな自然の恵みと、歴史、伝統、文化を地域の財産として永く継承し、元気で活力ある地域社会を守り育てながら、人口減少・少子化対策に取組んで参りたいと考えております。
なお、今お質しの、田村西部工業団地に企業誘致を、ということでありますが、これにつきましては、おっしゃるとおりでありまして、町の県の企業局と一緒になりまして、アドバイザー制度などを活用しながらですね、企業誘致に取り組んでいるところでありますけれども、なかなかこの景気が上向きであるとは言われながら、まだまだ我々地方には、そのような実体が見えないと、こういうような状況でありまして、引き合いはあるんですけれども、立地まで入っていない。こういう状況にございます。今後ともですね、積極的に企業誘致には取り組んで参りたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長 具体的な質問等々が出ているわけでありますが、それに対しての答弁はございますか。
教育次長!
○教育次長 具体的な質問の中で、子育て支援対策として、幼稚園・保育所の保育料の無料化、それから保育時間につきましてのお質しがありましたので、私の方からお答え申し上げたいと思います。
一つ目の保育料の無料化に対する考え方でございます。保育料の無料化は子育て中の家庭にとりましては、魅力のある施策であることは間違いございません。しかしながら、実施する場合には、町民全体の公平性、そして、無料化の施策理念を明確にする必要があると思います。
三春町の保育所・幼稚園の保育料につきましては、それぞれの家庭の所得等に配慮した保育料が設定され、現実に保育料が無料になっている家庭もございます。
三春町では町立保育所や幼稚園、また、私立幼稚園など、それぞれの家庭の事情に対応できる施設がそろっていると考えております。しかしながら、これらの問題につきましては、今後、検討をして参りたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
それから、もう一点の延長保育でございますが、現在、第二保育所では6時45分まで、それから岩江幼稚園におきましては6時まで延長保育を行っております。それから、来年18年の4月に開所します北保育所におきましても、6時まで延長保育を行うというふうなことになっておりますので、こちらにつきましても、このような施設が3つございます。そういうことで対応しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長 産業建設課長!
○産業建設課長 ただ今の質問の中で、「ふれあいの場」というようなことでのお質しがあったわけでござますけれども、従来、郡内7か町村において、田村ふれあい交流というようなことで、若い人たちのふれあいの場の交流があったわけでございます。
今回、合併等の中で、郡内7か町村、それぞれ持ち回りの中で、今まで成果を上げてきたわけですけれども、今回、事業としては挙がってないわけあります。しかし、それらの中で、三春町の若い方々についても、この交流会の成果があったということで、その中でですね、何と言いますか、成功したとでもいいますか、そういう方々がですね、自らのサークルとでもいいますか、そういう集まりを立ち上げて、ぜひこれは町村なり町主導じゃなくて、民間とでも言いますか、そういう中でその成果を今後も継続するような形で、そういう交流の場をつくってはどうかと、そういう動きもあるやに聞いておりますし、我々も推奨しているところでございます。ただ今のお質しの趣旨に従ってですね、こういうことについても支援して参りたいと考えております。
○議長 再質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) ただ今の町長から答弁いただきました、安全で住みよい三春町をつくりたいということと、住宅或いは企業誘致も一生懸命考えているということですので、町長ひとつ、町長だけじゃなくてやはり執行側全員協力して、企業誘致ができるように頑張っていただきたいと思います。
それから、田村西部工業団地なんですけども、工場或いは工業以外はだめなんでしょうか、という質問したんですけど、これを聞かせていただいて、先ほど言った、ヨークベニマルとか幸楽苑、これもアタックしてみる必要があると思うんです。ベニマルも幸楽苑も地元の方が社長で、一部上場なんですね。三春町助けてくださいということで、助けてくださいというのがいいのかどうか分かんないですけれど、ここの場所いいですよということで、アタックしてみる必要があると思うんですけど、いかがでしょうか。
それから、教育次長がおっしゃった件なんですけど、これは次長おっしゃったとおり、子どもさんいる家庭だけが保育料無料なんだということになっちゃうと、町民の公平性も考えなっかなんないということで、これは最もだと思いますので、その辺も考慮しながら。あと、今でも2時30分で終わっちゃう保育所がありますので、なんとかこの辺も考えてやって、5時過ぎまで、或いは一番助かるのは6時までということで、ひとつ考えてもらいたいと思います。
それから、産業建設課長から答弁いただいた件なんですけど、やはり今、田村郡の方と交流してもあんまり意味がないと思うんですよね。ですから、逆に都会の方と交流する場を持ったほうが、都会の方、今、非常に農業に、或いは農村に魅力を持っている方がいるんです。 ですから、以前、田村郡であったある村には都会からいっぱい人が来て、山の中に家を造って住んでいる方がいるわけですので、この辺、建設課長いかがでしょうか。
○議長 当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 田村西部工業団地につきましては、ご承知のとおりですね、県の企業局が開発した工業団地であります。したがって、企業局を中心にいろんな誘致活動しているわけでありますけれども、今、お質しのいろんな業種業態についてどうなのかということでありますけども、こういうことについては、県の企業局と協議をしながらですね、できるだけ誘致に結びつくようにしたいと思います。
○議長 産業建設課長!
○産業建設課長 ただ今のふれあいの場ということで、田村ふれあい交流についての質問でございますけれども、この田村ふれあい交流といいますのは、決して田村郡内だけの方の交流ではなくて、郡山圏を含めて、いろんなタウン情報誌とか情報誌、そういうものにも掲載をした中で、応募される方は郡内だけの方というんじゃなくて、むしろ郡内以外からいろんな方が応募していたのが現状でございます。そういう中で、ただ今、提案ありましたようにですね、今後、この事業を進めていこうと、こういうことで、この事業を支援していこうという中においては、広くですね、いろんな方に応募いただけるような形で進めるようなことで取り組んで参りたいと思います。
○議長 再々質問があればこれを許します。
(ありませんの声あり)
○議長 6番佐久間茂君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 今回、私は大きく分けて2点について質問をいたします。
まず、第1番目は、第1項目目は、入札の改革についてであります。それはいくつかに分けます。一つ目。前回、前回というのは12月定例会でございますが、前回の私の質問に対して、町当局は次のように答えた。3点を挙げました。
「土木建築工事が、17年度にはずっと少なくなって20件になります。」という答弁を聞きましたが、18年度は当初予算で考えれば、およそ分かると思うんでありますが、およそ何件になって、トータルで金額はいくらになるのだろうか。こういうことであります。
その次は答弁で「工事量が少なくなったから、地元優先で一般競争はしないで、競争入札はしないで、指名競争入札を続けている。」こういうふうに答弁がありましたが、それだけの理由か。その他、一般競争入札を導入しない理由が他にあるかどうか。こういうことであります。
もう一つは、「適切な積算で予定価格を計算している。」「町が損失を被らないように、適切な積算で予定価格を計算している。」こういうふうに答えがありましたが、他の自治体の計算方法とどこか違う所があるのか。どこが違うのか。こういうことであります。
それから2番目は、前回、質問で次回までに調べていただきたいということで求めたわけでありますが、他の自治体の落札率の状況はどうなっているのか、調査をしていただいたのかどうか。必ずしもこれは、情報公開してくださらない市町村があろうかと思いますが、分かった範囲内でお答えを願いたいんであります。
それから3番目。現在、三春町に対する登録者数、業者の登録業者数は業態別、地域別、地域別というのは町内、県内、県外ですが、別にどのくらいあるのか。これは以前に聞いたことあります。変わっているかどうか確かめたいんであります。
それから4番目は、最近の入札の問題点についてであります。これは2つだけ、たくさんあるんでありますが、2つだけ確認しておきたいんですが、工事番号39番は、この前の質問のときに、落札率が64.7%であるという指摘をしたところであります。三春中の南校舎屋上防水工事でございます。
これは1月に入りまして、1月13日が、何て言うんですか、契約期限って言うんですか、出来上がる期限になっておりますから、既にこれは工事が終わったということであります。64.7%でありましたが、出来ばえは適切であるとして確認されたのかどうか。こういうことであります。
もう一つは、入札報告書のナンバーで言いますと、50号、学校給食備品購入。これは予定価格が360万、落札価格が173万、落札率が48.1であります。まだ、3月までいかないと分かりませんが、本年度の中では一番落札率が低い。半額に満たない。こういうことになりますが、これは納入月日が3月24日でありますから、現品は確認してないと思いますが、こうなりますとですね、この予定価格はどこの部署で予定価格を決めたんだろうか。こういうことを聞いてみたくなるわけでございます。以上でございます。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
総務課長!
○総務課長 それでは、ただ今の質問にお答えします。
入札改革のうちの一点目。18年度の工事の件数と金額であります。その前にですね、平成17年度12月の議会の答弁の際に、20件という答えだったかも知れないんですけども、現在のところ、17年度につきましては25件で、金額で約2億9270万円となっております。
平成18年度につきましては、現段階では、当初予算から見まして、入札に付する工事は、おおよそですね、16件で、1億2千万円程度と見込んでおります。
それから、第2点目の指名競争入札の理由なんですけども、指名競争入札を行っている理由は、地元業者育成を重視していることが主なものですが、工事の規模が小さいということも理由の一つになっております。
例えば、福島県の場合なんですけども、5千万円以下が従来の指名競争入札、それから1億円以下が希望工種反映型の指名競争入札でありまして、一般競争入札は24億3千万以上の工事というふうに県はなっているようであります。
町におきましても、通常の指名競争入札以外に、自然観察ステーションや交流館の建設時に際しましては、技術提案型の指名競争入札を行っております。今後も案件によりましては、指名競争入札以外の入札の運用も検討してまいりたいと思います。
なお、三春北保育所の建設に際しましては、地元業者育成の観点から、一括発注は行わず、建築主体工事、電気設備工事に分割して、全て町内の業者を指名して、発注しております。
それから3点目の適切な積算についてでありますけれども、積算につきましては、公共歩掛けを使用しておりますので、他の自治体との違いはないと考えております。適切な積算とは、課題設計や違算がないように行っているということで、ご理解をいただきたいと思います。
入札の大きい2番目。他自治体の落札率ということなんですけども、近隣で予定価格の公表を行っているもののうち、16年度の実績で、福島県の指名競争入札の落札率は95パーセント、郡山市の落札率は約96.7パーセントというものでありました。
第3点目の登録業者数。入札参加資格申請の登録業者数は、建設工事が町内33社、県内が389社、県外179社であります。測量などが町内5社、県内204社、県外87社であります。製造それから資材販売が県内13社、県外7社。物品が町内23社、県内147社、県外70社。それから管理業務が町内2社、県内52社、県外34社となっております。
それから、4点目の最近の入札の問題点ということで、一つが工事番号39号、三春中学校の屋上の防水工事。落札率64.7パーセント。で、適切な工事だったかどうかというご質問ですけども、工事は適切にされているということであります。
それから、2点目の学校の備品についてはですね、まだ私の方で把握はしてなかったんですけども、予定価格の決め方としては、当然、町側の入札担当、それからその担当部署、それから当然、町長なり助役が入っての予定価格の設定ということでやっております。以上であります。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今、数字を含めて答弁をもらったわけですが、これは後から議事録を見て、この次、これについてどういう質問をするか決めなければならないところがあります。町会議員は発言については免責特権ございませんので、変なことを言うと困るので、だから今質問することは、今の答弁を聞いて直ちに質問ができそうなことについてでございます。
今年度の工事量は1億2千万と、こういうことで、一応これは予定でございますが、たいした変わりがないものと、追加予算がない限りはこうなるものと、確認をしておきたいと思います。
それから、一般競争入札をしないというのは、規模のこともあると。地元優先なんだけども、規模のこともあると。こういうことでありましたが、これは新聞で見る限りでは、県ではずうっと一般競争入札の段階を下げるようですね。それから、福島市とかなんかも非常に下げるようでありますが、その動きを察知しているかどうか、とこういうことであります。
それから、適切な積算で他の方と違うのかというと、同じだということがございました。同じだということは、そこから積算をして、そこから何パーセントか引いて、予定価格を出しますよね。そのパーセントも似てるもんなんでしょうかね。そうなってきますと、以前の質問でもって、「1日にいくつも入札があったら、業者だって積算が大変だろう」と言ったときに、町の答弁では確か、「それは簡単にできるんです」と、こういう話でしたね。積算価格の計算は簡単にできるというふうな答弁があったように記憶しておるんですが、それが簡単にできて、底から何パーセント引くというパーセントも一定しているとすれば、予定価格は発表してもしなくてもすぐに分かる、ということになってしまうんだが、この、そこから何パーセント引くというところのパーセントはどうなんだろうか。こういう、ちょっと意地が悪い質問かもしれませんが、そういうことを聞いてみたいわけであります。
それから、他の自治体の落札率調査。これは県は95パーセント、郡山は96.7パーセントというふうに今、答えられました。私も少し知っているんでありますが、明らかに三春町の落札率は95より高いですね、建設はね。それから、郡山の96.7というのは、若干近いけれども、郡山の方が落札率が低い。中には一つひとつ比べていきますと、三春よりも落札率が低い。つまり経済的落札ですね。それが多いような気もいたしております。
更に、この落札率というのは、まだ世間であんまり問題にしない頃から、私は問題にしてたわけでありますが、今度は防衛施設庁なんかのことで、新聞はもう連日、大賑わいなんであります。あれは官製談合の果てにああいう談合になったと。「その落札率と三春の落札率、よく似てますよね」って私は町民から言われる。ただこれは、慎重にしなければいけませんから、「誰が談合した」なんていうことは決して申し上げないわけでありますが、落札率としては似たようなもんだと、こういうことなんだが、「これでいいんですか」と聞けば、「いいんです」って答えるんでしょうけども、いろいろあると思うんですよ。
落札率が100という部分については、予定価格を公表すれば、100は無くなるんです。99も無くなるんです。最近、98も無くなりました。私は、公表は非常に効果があったと思うんです。しかし、先ほど申し上げましたような、極端に低い競争の部分で、物品納入のところで予定価格を公表したらば、高止まりに引っ張ってくことになるんですね。今後はいろんな方法を、私はいちいち「こうしろ、ああしろ」と言うよりも、役場当局者で町民の立場に立って、どれだけ節約できるかということで、臨機応変に落札率を下げるということをやっていただきたい。年間に1億2千万ですから、大したことないと言えば大したことないんですが、そういうふうなことについてですね、考え方を聞いておきたい。
そして、最近の入札の問題点についてはですね、60%台の入札でちゃんとしたものできちゃった。これはショックですよね。今まで、答弁の中で、「あんまり安い場合には、工事の質が心配だ」ということ言ったけれども、これ心配があんまり無くなっちゃったと、こういうことに。
更に、3月25日になりますと、給食の器具が入ってくる。見たら使い物にならなかったっていうんじゃなくて、恐らくちゃんとしたものが入ってくると思うんです。それを検収すると、それ半額以下で入ってちゃったと、こういうことになります。
で、悲しいことに、この2つとも町外の業者だと。だから私は、町内の業者にもひとつ頑張ってほしい。こういうふうなことでありますが、その辺について、ご答弁をお願いします。
○議長 当局の答弁を求めます。
総務課長!
○総務課長 ただ今の質問の1点目。予定価格の設定の仕方についてなんですけども、予定価格の設定の場合に、まず工事関係と物品の購入とあると思うんですけど、工事関係につきましては、当然、設計して、積算して、それで設計額が出てきますんで。ただですね、それはその工事について、特に何か難しい工事とか、それから特殊なものが何かあるのか、それらを設計者なり担当課から伺ってですね、それで最終的な予定価格を決めるというやり方をやっております。工事の難度によって、ある程度、差をつけるというやり方をやっております。
それから、物品の購入等についてはですね、当然、設計額というのはあるんですけども、それらがですね、今回、かなり実際のあれと違うということなんですけども、予定価格の設定においても難しいものもあるということで、その辺については、今までですと、カタログとか、そういうのからも検討してるんですけども、現状としては、市販されているやつから取って、予定価格を決めているというやり方であります。
予定価格の設定ともう一点は、今後の決め方につきましても、これらを踏まえてですね、今後もいろいろ検討していきたいというふうに考えております。
事前公表については、平成13年から試行的にやりまして、今度から、工事については全て事前公表をすると。ただ、工事以外のものについては、まだ事前公表をやっておりませんので、今後、事前公表を2千万までやったときと、現在のように全てやった場合と、それらの検証を踏まえてですね、今後、町としてどうやっていくのがいいのか、検討していきたいというふうに考えております。以上であります。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今、終わりに、今後、いろいろ検討していきたいという答弁でありました。いよいよ財政が困難であり、或いは、入札の適正化が求められている時代でありますから、今までも段々と改良はされてきたということは、私も認めるにやぶさかではございません。
工事について言えばですね、落札率100っていうのが、2、3間違いがあるかもしれませんが、平成11年なら27件、平成12年なら19件、13年が16件、14年が25件、15年が11件、16年が13件、17年が0と、良くなったですよね。だから、いろいろ工夫をすれば良くはなっていくと思うんです。それは確かに、町内の業者の皆さんからすれば、多少、気になるかもしれませんけれども、競争力を付けていかないと、つまり、他町村にも打って出るくらいの企業になっていただかないと、いくら頑張ってみたって1億2千万ですから、全部でね、18年度は。だから、頑張ってもらうしかないなというふうに考えざるを得ないわけであります。
それから、さっき言ったように、町は相当自由に、例えば、ある種のやつは今でも100とか99.7とかっていう種類のあるんですよ。ほとんど100。そういうのは、予定価格を決める際に、今までの何パーセント引きというやつを1パーセント下げてみなさい。入札する人は頭がこんがらがってきて、安くなりますよ、必ず。そういうふうな工夫を臨機応変にして、業者にもひとつ町に貢献をしてもらう、ということはどんなもんかということであります。
「ご意見として伺っておきます」というんであればあれですが、今、最後に言ったようなことね。臨機応変に100ばっかりのところは、100を無くす方向に行かないものかと。
○議長 当局の答弁を求めます。
総務課長!
○総務課長 ただ今の「100を無くす」ということなんですけども、これについてはですね、結果として100ということでありまして、予定価格の設定については、先ほど述べましたように、町は設計内容などを踏まえてですね、予定価格を設定して発注しているということでありますんで、ということの答弁にさせていただきたいと思います。
○議長 第2の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第2の質問は、三春町立病院の建設についてであります。
現在の県立病院を三春町が引き継ぐことに決まった。そして、今の建物は古くなっているから、修理をするのではなくて、新しく建てると。それについて、県が100パーセント援助をすると。これで町民の皆様は、まず病院がなくなんねえでよかったと。更に、新しい病院ができんだと。ということで、町はよくやっているということになっているわけです。私もそう思います。今までのところまでは非常によくいったと。
ただ、医療費が今度、変わっていったりするから、病院の経営も難しくなっていくだろうと。だから、これからは指定管理者を選んで、そこにやってもらって、町は特段の負担が無いようにしていくという内容が、今、協議をされておりますけれども、県から来る、もう新聞で言われましたから、公然となったわけですね。19億円県から来ると。今、私はこういうことができる。
その中で、病院建設はなるべく安くして。安くなったらば金返せ、と県は言わないというふうに、たいへんありがたいことを県では言ってくれているわけですから、いい病院を、地元優先で、使いやすい、長持ちがする、こういう病院をつくって、できるだけの金を、これからできるであろう病院特別会計に残しておくと。
町立病院になっても、その内容を子細に見ますと、小さいことは経営する病院でやってもらうと。しかし、減価償却分は町で医療費からもらうけれども、それがもっと大きくなったら、確かに負担が出てくる恐れがある。だから、できるだけ多くのお金をですね、非常事態が来たときにも驚かないように、町民に負担を求めないようにしておかなくちゃいけない。そういうことで、私は建物を建てることは非常に大事だと。
おまけに、2001年の3月議会で私はこういうことを言ったんです。まほらですね。まほらの建設について、こういうことを言ったんです。記憶があれば思い出してください。
去る3月2日、臨時議会で、町民センター建設工事契約承認をし審議したときに、私は町民センター建設工事を請け負う建設業者を選定する技術提案総合評価型入札に、町が指名した6建設業社は、全部が県外のゼネコン。名前は省略しますが、有名ゼネコンですね。であったとことから、私は三春町内或いは田村郡内或いは福島県内に指名する業者は無かったのか、とこうゆうふうに質問したわけです。
そのときに、町側の助役だったと思いますが、三春の町民センターのような、まほらのようなグレードの高い建物の建設については、指名する建設業者は、町にも郡にも県にも無かったと。したがって、中央ゼネコンになったと、こういう答えであったわけであります。私はそのときに、高名な専門家がそう言うのだから、悲しくて寂しい思いだけども、何とも言いようが無いというふうなことを言って、私は悲しんだわけであります。
ところが、今度は病院でありますから、ちょっとまほらとは違うんじゃないか、ということで、この建設については、いつごろ建てるのだろうかと。それから、今はどういう建築手法を考えているのだろうか。考えてなかったら、これから考えます、というのでもやむを得ませんが、それによっては、私は再質問でその提案みたいなこともしていきたい。こういうことであります。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 6番議員の質問にお答えいたします。
県立三春病院の町移管問題につきましては、県からの移譲条件について、昨年の12月26日付けで合意を見たところで、現在は、三春病院を運営する民間病院の選定について、検討しているところであります。
三春病院の建設についてでありますが、県立三春病院は昭和50年に現在地に移転改築して以来30年が経過したことから、老朽化が進んでおります。
昨年、建物調査を行ったところ、大規模改修と新築の工事費用を比較しても大きな差はないという結果であります。
この報告から、既に老朽化した病院に金をかけるよりは、これからの医療に対応できる理想的な病院を新築するほうが、将来的にも効率的であると判断し、新築の方針を固めたものであります。
ただ、町にとって病院建設は前例がなく、また高い専門性が要求されることから、ご指摘のような耐久力にすぐれ機能的な病院にするには、実際に運営する医療法人の意見も十分に組み入れながら、時間をかけて計画を進めていくべきではないかと考えております。
病院の整備など、初期投資分は県が全額支援することになっていますが、建物は将来を考えて最小限の支出に抑え、設備や運営等に有効に使っていきたいと考えております。
建設に際して、地元業者の参画方法については、十分検討させていただきたいと思います。なお、病院建設時期の見通しでありますが、平成19年度からの患者の動向等を見ながら、2、3年のうちには建設したいと考えております。地域の方々が利用しやすく、使い勝手の良い病院にするよう検討しているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今の町長の答弁は、たいへん私に期待をもたせるに足る、いい答弁だったと思うんですが、2、3年後には建てるであろうと。
先ほど総務課長から「18年度、1.2億」って言いましたね。病院が10億だとしても、16億でなく10億でできたとしても、これは1.9億、1年分ですから、私は5年くらいの工事が三春の責任でできるようになったと。これはたいへんなこと。
先ほど申し上げました2001年の議会のときに私はこう言ったんです。「20億にもなるような、こんな大きい事業は、将来、半永久的に無いであろう」。まさに1.9億になっちゃったんですから、1.2億になったんですから無いですね。
ところが、図らずもというか、こういう事業が出てきたんです。だから、先ほど町長の話の中にありましたね。「景気が回復してると言いながら、この辺にはそん兆しが見えない」。という中で、少なくとも10億以上の仕事が舞い込んだ。それは、町民の税金を含む県民の税金なんですよね。だから、私は先ほど町長が言ったように、地元を最大限考えていくと。このことを常に念頭においてやっていただきたいと思うんです。すばらしい病院だったから、やっぱだめだったと。県外だと。大ゼネコンだと。こういうことになっちゃ困る。
私はいろんな経験をまほらのときにしました。ひつこいほど、当時の参与に質問をしました。「あのまほらが建つまでに、地元の経済効果はどのくらいあったの」と聞きました。最後の頃には、参与も詳しいことは分かんないということもありましたが、いくら大目に見ても、あの21億ですか、22億の建物の中で、三春には、この辺の店屋さんから買ったものも含めて2億にもならない。1億と2億の真ん中にもならなかったんじゃないか。もし間違っていたら、後で答弁の中で訂正してください。そして、大きなゼネコンの協力業者というんですか。提携業者。大きなゼネコンの提携業者というのは、三春に無いみたいですよね。まほらのときには、下請けがありません。孫請けもありません、三春町内の業者には。こういうことになったんであります。
そこで、私はこの段階で、早い段階で提案をしておきたいのは、やっぱり経済建設委員会が勉強してこられた、細分割発注方式によるもの。これは大体、先ほど話ありました設計金額が17億8千万くらいの建物が、11億9千万くらいできて6億円節約しちゃったという例が、東北地方にはあります。これはかつて、ここで私は紹介したことがあります。ぜひこれを検討する。
この検討したメリットというのは、細分割でありますから、必ず町内にも、或いは、これから仲良くしていかなくちゃなんない、患者さんもたくさん来てくれるであろう田村市にも、そういう業者はあるんじゃないか。それから、これは県民の税金ですから、これは少なくとも県内にはあるんじゃないか。こういうふうなことで、これを追求していただきたい。
更に、私はそれは疑問だなと思うのも、この段階で既に言っておきたいと思います。技術提案総合評価方式。これは、第三者をして、「はじめからあの町はあの業者を選びたかったんだ」と。「だから見ろ、選んだ」というふうな誤解を、曲解を招く恐れのある方式です。これはもてはやす人がありますが、よほど注意をしないと、特定の業者を目的とした入札になりやすい。これも反論があったら反論してください。
それから、助役が「個人的な検討でありますが」と言って、ご記憶かどうか、「設計施工一体発注」ということをここで言ったことがありますが、これも今度のこの、何て言うんですか、耐久力の構造計算。あれなんか見ますと、なるべく監査みたいなやかましい人がたくさんいないとだめなんです。だから、設計施工一括発注だったらば、会計監査委員が欠員のまま、予算が執行している町みたいなものになりますから、これは避けてもらわなくちゃいけない。こういうことになろうかと思います。
したがって、細分割発注方式をここで明確に提案しておきますから、もしだめなときには、何でだめなのかを明確にしながら、そのときになったらばお答えを。私、いるかいないか分からないんですが、もしいたらばですね、明確にしながら進めていただくと。
とにかく、町にとっては、今後は無い大事業だと私は思うんで、その辺のところでもって、ひとつ何て言うんですかね。決意表明でなくて、「それも考えていきます」というふうな答え方を、ぜひ、していただきたいと思うんです。これは技術的なことですから、町長でなくても結構ですが、町長でも結構です。
○議長 当局の答弁を求めます。
行財政改革室長!
○行財政改革室長 ただ今の質問にお答えします。
今、病院はつくることよりも、その後の運営が非常に難しい部分がございますので、今の意見を十分参考にさせていただいて、できるだけ安い費用でいいものをつくって参りたい。細分割の方式も、私も随行で見て参りましたので、十分承知しております。十分検討させていただきます。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) こないだの全員協議会の中で話しが出ました、「新しく引き受けてくれる病院を今、探している」という話でありましたけれども、結局、この医師の確保なんか大変難しい課題もございますんで、病院建設も含めてですね、町内のお医者さんたちの意見、それから、できれば建設的な計画に対する参画ですね。これもひとつ、十分取っていただきたいと思うんだがどうかと、そういうことであります。
○議長 当局の答弁を求めます。
行財政改革室長!
○行財政改革室長 町内の関係でございますが、今、いろいろ相談をかけているところでございまして、また、来週以降する予定で、今、セットしております。来年の4月ということですんで、時間も限られていることから、そろそろ結論を出して、どういう形で公募するか、できるだけ早い時期に結論を出したいと考えております。以上でございます。
○議長 それでは、ここで5分間、休憩をいたします。

【休 憩】

(休憩11時9分)
(再開11時16分)

【再 開】


○議長 休憩前に引き続き再開いたします。
13番佐藤一八君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○13番(佐藤一八君) 通告により、2点について質問をいたします。
第1の質問は、路線バス運行について。
この度、三春門沢線の路線バスが、今月末で運行が廃止になります。以前は、三春小野町線は、1日15往復の運行がなされておりました。朝は通勤・通学の皆さんで満員乗車でありました。また、三春町へ買い物や病院に通う方々も、たいへん多かったことは、町長もご存知のとおりであります。
時代の流れとともに、マイカーを持つ方が多くなり、バス利用者は減少の一途を辿りました。運行回数も減り、そのときから、三春門沢線まで短縮運行になってきた。それでも朝夕の利用者は、かなり多くありました。年々、利用者は減少してきましたが、今回の本路線が廃止になっても、当然理解される気もいたします。
しかし、困るという方々もあり、現在、車を運転されている方も高齢化が進み、いずれは運転が困難になる時期がいずれは来るのです。三春町も例外でなく、高齢者社会の中、高齢者の皆さんは、買い物や病院通いに行くことは避けられません。日常生活の足となる路線バスは、無くてはならないと思います。
住民の方々にお聞きしましたところ、「全く走らなくなると、非常に困る」ということであり、今後は町民さくら号を走らせるような考えが町当局に計画されているかどうかであります。現在、我が町で開業医を行っているクリニックの専用バスを走らせ、送迎サービスなどに一役買っている病院もあります。結構、他地域の方々も、このバスを利用することで、たいへん便利であると喜んでいるようなお話もお聞きしております。
我が町では、来年4月から、県立三春病院が三春町で譲り受け、町立三春病院として開業を始める。現在、運行されている町民さくら号も、当然、町立三春病院玄関入口まで乗り入れができるような計画も視野に入れたバス運行にしなければならないと思います。
今回、バス路線の廃止になる地域でも、同じ町民でありますので、公平な立場で対応していかなくてはならないのではないのでしょうか。町長のお考えをお伺いします。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 お質しの路線バス運行についてお答えいたします。
現在、福島交通が運行している、三春町管内における乗合バス路線は、郡山三春線、郡山船引線、三春葛尾線、三春門沢線の4路線ですが、各路線とも、利用者の減少や燃料費の高騰などに伴い、赤字路線となっており、その赤字分の一部または全部を沿線の市町村が負担して路線を維持している状況であり、その負担額は年々増加の傾向をたどっているわけであります。これらの路線の維持運行は、福島交通が関係市町村との協議に基づいて行っているところでありますが、特に三春門沢線と三春葛尾線については利用者の減少が顕著であり、今後も利用者の増加は見込めないという観点から、関係市町村協議の場で、一昨年から路線バスの検討がなされ、今般、今年3月末日で全面廃止ということになった次第であります。町も数回にわたり実態調査を行いましたが、その結果、町内における継続的な利用は見受けられず、路線の廃止に伴い、住民生活に著しい影響を及ぼすものではないとう判断により、2路線とも廃止やむなしという結論に達したところであり、関係市町村の協議の内容や町の方針については、まちづくり協会役員会、区長会、老人クラブ会長会などの席上をお借りしまして、説明を申し上げ、それらの方々に地域の皆さんへの周知をお願い申し上げてきたところであります。
町営バスさくら号の運行は、開始以来、まる5年を経過しようとしておりますが、間もなく、車輌の更新時期を迎えることから、今後の対応としては、車輌更新による町営バス事業の継続、或いは、さくら号に変わる新しい交通システムの導入などが考えられます。いずれにいたしましても、町民の交通手段の確保とコスト負担の合理性を参酌しながら、路線の設定や運行時刻の設定など検討して参りたいと考えております。
今回の路線廃止の代替措置につきましては、その中で検討して参りたいと考えておりますので、ご了承いただきたいと思います。
○議長 三春病院への巡回の件についての答弁はありますか。
住民税務課長!
○住民税務課長 ただ今、町長の答弁の中で、町営バスさくら号ともう一つ、新しい交通システムというふうな答弁をされましたが、いわゆる三春病院の玄関までの交通手段。これと同じことが言えるのは、自宅の玄関から三春病院の玄関までということもあるのではないか、ということでございますが、実は、横文字で恐縮ですが、デマンド交通システムということで、県内では16年度末で8町村が取り組んだと。隣の田村市船引町でも、現在、試行期間でやっていると聞き及んでおりますけれども、いわゆるタクシーを使った、需要があるときに行くと。こういうこともタクシーですんで、利用客が少なくても、経費的にはバスみたいな大きいのを取り回しするよりは、経費倒れが少ないというメリットもございます。十分その辺も参酌しながら、やはり高齢者ということも考えますと、玄関から玄関までということも、当然、使い勝手、採算性、その辺十分参酌をして参りたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐藤一八君!
○13番(佐藤一八君) たいへんありがたい答弁いただきまして、感謝感激いたしておるところでございます。
隣の田村市で、今年の2月の10日から、らくらくタクシーということで運行開始を行っております。田村市の方々にお聞きしますと、この計画は3年前から計画や研究を行った結果、今、老齢化社会が進む中で必要と考えたというお話もございます。
我が町でもですね、住民税務課長から答弁がありましたようにですね、やはり町民の公平な立場、やはり家から病院まで。そういった実行される計画を三春町もやっていかなくてはならないのじゃないのかなというふうに思っております。
やはり、この三春門沢線ばかりじゃなく、他の地域との関連がありますので、その辺を検討されて、年金暮らしの方がたいへん多いようでございますので、安い料金でひとつ実行されるような計画があるのかお聞きして、私の第1の質問を終わりたいと思います。
○議長 答弁ございますか。
住民税務課長!
○住民税務課長 これからのことでございますので、町長の答弁にありましたように、より利便性と、それからコスト負担の合理性、この辺十分参酌をして、時間をかけて検討していかなきゃならないというふうに考えております。ご理解をお願いします。
○議長 第2の質問を許します。
○13番(佐藤一八君) 第2の質問をいたします。先ほどの8番議員と同じ内容の質問もありますので、お許しください。三春町の人口増に向けた具体的対策であります。
今年1月に、まちづくり懇談会において、町当局の説明で、第6次計画プランの中に、将来の見通しとして、三春町の人口が減少傾向を想定した説明でありました。
一時期は2万人を超える人口があり、現在の状況では、少子高齢化が進むことによって、人口減少傾向は三春町ばかりでなく、他市町村でも言えることであります。
私が思うには、子育てしにくいような町の環境にあるのではないかと思い、結婚条件もその一つであります。住みよく働きやすい環境、買い物に便利さが、三春町に求められるのではないのでしょうか。
これらの環境づくりが大事であると思いますが、街中を見ますと、町並みは立派になっていますが、人通りはいまいち少ないと思います。いくら街中をきれいにしたとはいえ、商店街の方々もたいへん苦労しているのではないのでしょうか。今は街中周辺にも高齢者や一人暮らしの方もたいへん多くなり、こうした傾向は街中だけでなく、全町的に言えることであります。若い人たちは、少し遠くても、車で通勤や買い物に、また、安心して遊べる場所が近くにあるところに行って、生活する傾向にあります。
町当局として、どうしたら人口が増えるか。減少減少というが、どのような支援や対策をお考えなのかお伺いします。また、どのように努力されてきたか。町には自然豊かで、いきいきと生活ができる環境づくりのPRが必要と考えます。
常に努力なくして前進はありません。三春町は合併をしないで自立して頑張っていく町なので、財政面もたいへん厳しいと思います。若い人たちが住みよい町、人口も自然に増え、また、税収も増えてくるためには、子育て支援も大事、一人でも人口を増やす工夫も大事と考えます。町当局の具体的計画的とお考えをお伺いします。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 先ほど、8番議員の質問に対してもお答えいたしましたようにですね、全国的に少子高齢化が進み、多くの社会問題に影響しているということが懸念するところでありますが、町では、平成17年の国勢調査の人口が、平成12年と比較すると、5年間で779人、3.9%の減少であります。
先ほども申し上げましたけれども、人口減少に歯止めをかけるためには、まず、今、三春に住んでいる人たちが、安全で安心して暮らせるまちを築き、「三春に住みたい」「三春に住んでよかった」と思えるように、地域の力を活用した魅力あるまちづくりを推進することが、まず肝要であると、このように思っております。
お話ありましたようにですね、そのために町では、いろいろな子育て支援に取り組みをしてるところであります。具体的なことは、先ほど申し上げましたんで、重複は避けたいと思いますけれども、国全体が人口減少の流れの中で、非常に難しいことではあると思いますけれども、いくつかの施策を組み合わせながらですね、できるだけ人口減少に歯止めをかけるような施策を展開して参りたいと、前向きに取り組んでまいりたいと、こんなふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐藤一八君!
○13番(佐藤一八君) 我が町の周辺を見ますと、結婚されていない方が多くいるということであります。その人たちに町として支援するとか、やはり他の町村で人口が増えているところがあるので、その情報などを収集してはどうかと思います。一人でも多い人口増を目指した対策こそが我が町に必要ではないかと思います。簡単でいいのですが、その辺のご見解をお聞きして質問を終わります。
○議長 当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 県内で人口増になっている市町村を見てみますとですね、県中、県南、しかも4号線に沿った、非常に利便性の高い自治体が増加になっていると。それ以外の市町村はほとんど減少になっていると、こういう状況かと思います。若い人が結婚すれば、或いは結婚しない人が無くなるようにすれば、人口が増えるんじゃないかと、その考えは全くそのとおりだと思います。ただ、若い人に結婚を勧めるということも非常に難しい。そういうことはお分かりでないかと思いますけれども、名案、決定打があれば、こんなうれしいことはないんですけれども、みんなで知恵を出し合いながらですね、若い人の結婚解消に、みんなで知恵を出し合っていきたいものだなと思います。よろしくお願いいたします。
○議長 15番渡辺勝雄君!質問席に登壇願います。
質問を許します。
○15番(渡辺勝雄君) 議長の許しを得ましたので、通告しておきました事項について一般質問をいたします。
今回は農業・農村の振興対策についてでありますが、「渡辺さん、めずらしいない」と、歩ってると何人かの人に言われましたが、今日は小作農の一人として勉強したつもりでありますが、これからの農業に取り組んでいく方々の、少しでもお役に立てばなという思いで取り上げたわけでございます。
農業はエネルギーやたんぱく質、カルシウム、ミネラルなどの供給により、国民の健康を支える産業でもあります。農家は担い手の

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