本文までスキップする

現在地

平成18年9月三春町議会定例会会議録

印刷

三春町告示第56号

平成18年9月三春町議会定例会を、次のとおり招集する。

平成18年8月30日

三春町長 鈴 木 義 孝

1 日 時 平成18年9月7日(木曜日)午前10時
2 場 所 三春町議会議場


平成18年9月7日、三春町議会9月定例会を三春町議会議場に招集した。
1、応招議員・不応招議員
1)応招議員(18名)
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安

2)不応招議員(なし)
2、会議に付した事件は次のとおりである。
議案第59号 三春町監査委員条例の全部を改正する条例の制定について
議案第60号 教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて
議案第61号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて
議案第62号 平成18年度三春町一般会計補正予算(第2号)について
議案第63号 平成18年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について
議案第64号 平成18年度三春町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
議案第65号 平成18年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第66号 平成18年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について
議案第67号 平成18年度三春町宅地造成事業会計補正予算(第1号)について
議案第68号 平成17年度三春町一般会計歳入歳出決算認定について
議案第69号 平成17年度三春町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議案第70号 平成17年度三春町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
議案第71号 平成17年度三春町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議案第72号 平成17年度三春町町営バス事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第73号 平成17年度三春町敬老園事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第74号 平成17年度三春町水道事業会計歳入歳出決算認定について
議案第75号 平成17年度三春町下水道事業等会計歳入歳出決算認定について
議案第76号 平成17年度三春町宅地造成事業会計歳入歳出決算認定について

報 告
報告第3号 専決処分の報告について
報告第4号 平成17年度三春町財政構造改革プログラム実施状況報告について
報告第5号 平成17年度三春町事務概況報告について
報告第6号 平成17年度三春町土地取得基金運用状況報告について
報告第7号 平成17年度三春町物品調達基金運用状況報告について
報告第8号 平成17年度三春町高額療養費貸付基金運用状況報告について
報告第9号 平成17年度三春町刊行物等管理基金運用状況報告について
報告第10号 平成17年度三春町第三セクターの経営状況報告について


平成18年9月7日(木曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安
2、欠席議員は次のとおりである。
なし
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 影山 敏夫
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
助役 橋本 健夫
行財政改革室長 遠藤 誠作
総務課長 橋本 国春
住民税務課長 橋本 正亀
保健福祉課長 原 毅
産業建設課長 影山 常光
会計室長 織田 芳子
企業局長 松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 湯峰 初夫
生涯学習課長 加藤 康子
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ?彦
5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成18年9月7日(木曜日) 午前10時開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
第 4 議案の提出
第 5 町長挨拶並びに提案理由の説明
第 6 議案の質疑
第 7 監査報告
第 8 議案の委員会付託
第 9 請願陳情事件の委員会付託
第 10 報告事項について
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時)

【開会宣言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、平成18年三春町議会9月定例会を開会いたします。
ただちに本日の会議を開きます。

【会議録署名議員の指名】

○議長 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、13番佐藤一八君、14番儀同公治君のご両名を指名いたします。

【会期の決定】

○議長 日程第2により、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日より9月15日までの9日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって本定例会の会期は、本日より9月15日までの9日間と決定いたしました。
なお、会期日程につきましては、お手元に通知しました日程表のとおりといたしますので、ご了承願います。

【諸般の報告】

○議長 日程第3により、諸般の報告をいたします。
出納検査の結果について、監査委員より、平成18年度第3回、第4回、第5回の例月出納検査報告がありましたので、その写しをお手元に配布しておきましたからご了承願います。

【議案の提出】

○議長 日程第4により、議案の提出を行います。
提出議案は、お手元にお配りいたしました「議案第59号 三春町監査委員条例の全部を改正する条例の制定について」から「議案第76号 平成17年度三春町宅地造成事業会計歳入歳出決算認定について」までの18議案であります。

【町長挨拶並びに提案理由の説明】

○議長 日程第5により、町長挨拶並びに提案理由の説明を求めます。
鈴木町長!
○町長 9月定例会の開会にあたり、ご挨拶と提出議案の説明をいたします。
残暑厳しい中にも、秋の気配を感じる今日この頃であります。早いもので、平成18年度もまもなく前半を過ぎようとしております。今年は第6次長期計画のスタートの年であるとともに、平成16年度から3年を目途とした財政改革構造プログラムの最終年度であり、目標の達成に向け職員ともども努力を重ねております。また県立三春病院につきましても、来年4月1日町立病院としてのオープンに向け、星総合病院と県、町による協議を本格的に進めております。桜川改修もいよいよの感を深めております。これら2大プロジェクトは、まちづくりを進めていく上で大変重要でありますので、全力を尽くしてまいりたいと思います。今定例会の議案は、人事案件、補正予算、平成17年度決算が主なものであります。慎重審議をお願いいたします。それでは議案の説明をいたします。
(別紙議案説明書により説明)
以上であります。よろしくお願い申し上げます。

【議案の質疑】

○議長 日程第6により、会議規則第37条の規定により、提出議案に対する質疑を行います。
これは、議案第59号から議案第76号までの提案理由の説明に対する質疑であります。
議案第59号「三春町監査委員条例の全部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第60号「教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第61号「人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第62号「平成18年度三春町一般会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第63号「平成18年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第64号「平成18年度三春町介護保険特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第65号「平成18年度三春町町営バス事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第66号「平成18年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
収益的支出・資本的支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第67号「平成18年度三春町宅地造成事業会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
収益的収入及び支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第68号「平成17年度三春町一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第69号「平成17年度三春町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第70号「平成17年度三春町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第71号「平成17年度三春町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第72号「平成17年度三春町町営バス事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第73号「平成17年度三春町敬老園事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第74号「平成17年度三春町水道事業会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
収益的収入支出・資本的収入支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第75号「平成17年度三春町下水道事業等会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
収益的収入支出・資本的収入支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第76号「平成17年度三春町宅地造成事業会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
収益的収入支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)

【監査報告】

○議長 日程7により、監査報告について。
監査委員から、平成17年度に関する各種会計決算審査の意見についての報告を求めます。
野口監査委員!
○野口監査委員 平成17年度の各会計の決算審査について、報告をいたします。監査委員は私、野口と萬年智委員であります。審査の期間は、平成18年7月24日から26日まで、及び8月2日から4日までの計6日間であります。審査の対象は、(1)の平成17年度三春町一般会計決算から(10)の平成17年度宅地造成事業会計決算までの10件であります。
審査の方法は、町長から提出された、平成17年度一般会計・特別会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び平成17年度基金運用状況調書並びに平成17年度公営企業会計決算書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書について、関係法令に準拠し作成されているか、計数は正確であるか、予算の執行は、法令に準拠し適正かつ効率的であるか、財政の運営は適正であるか、財産の管理は適正であるか、基金の運用は適正であるか等に主眼点をおき、例月出納検査及び定期監査の結果を踏まえて、慎重に審査を実施いたしました。
審査の結果は、審査に付された各会計決算書等に基づき、関係諸帳簿及び証拠書類を照合審査した結果、決算計数はいずれも符号して誤りのないものと認められました。
次に審査の概要について、申し上げます。
第1は、一般会計についてであります。決算収支でありますが、一般会計の財政収支は、別表のとおりでございます。平成17年度の歳入総額61億8,202万4千円、歳出総額は、59億1,449万4千円、形式収支は、2億6,553万円でございます。
また、予算の執行状況は、歳入決算額は、予算現額に対し1億687万5千円増となり、予算現額に対する収入率は101.8%となっております。また、調定額に対する収入率は98.6%と前年度を0.4ポイント下回っております。収入未済額8,470万3千円は、前年度に比べ1,422万5千円増となっております。
一方、歳出決算額は、予算現額に対し97.4%の執行率で、不用額 は1億4,384万4千円となっております。
次に町債残高状況ですが、別表のとおり、対前年度5億9,729万円減の122億2,580万1千円であります。
次に、財政の構造にかかわる歳入構成は、町税等の自主財源及び地方交付税等の依存財源について、それぞれ別表のとおりでありますが、前者が40%、後者が60%でございます。
一方歳出の構成は、性質的に区分しておりますが、別表のとおりであり、前年度対比では投資的経費が抑制されているという現状だろうと考えております。
次に財政構造の弾力性でございますが、各比率について、別表に記載しております。そのひとつであります、財政力指数につきましては、財政力を判断する指標として用いられ、この指数が1を越えるほど財源に余裕があるとされております。17年度は0.443と前年度に比べ0.014ポイント上昇しております。経常収支比率は財政構造の弾力性を判断する指標でございました、本年度は81.0%と前年に比べ2.0ポイント減少しております。公債費比率は前年度より1.2ポイント減少し22.4%となっております。これについては、10%を超さないことが望ましいとされておるところでございます。それから、準公債費の比率でございますけど、前年度より2.5ポイント減少し26.4%でございます。20%を超える自治体においては、財政健全化計画を作成することになっております。次に起債制限比率でありますが、地方債の許可制度に係る指標として規定されおりますけども、過去3年間の平均が20%以上になると地方債の許可制限が行われるもので、本年度は14.2%と前年度に比べ1.2ポイント下がっております。以上が財政構造の弾力性についてでございます。
第二は、特別会計であります。平成17年度、5つの特別会計の決算の収支状況は、別表のとおりでございます。
歳入総額47億9,963万6千円、歳出総額45億2,045万7千円、差引額は2億7,917万9千円であります。中身に入りまして、三春町国民健康保険特別会計の決算収支状況は、別表のとおりでございます。17年度国民健康保険税における現年課税分の未納額は2,774万9千円、滞納繰越分を含めた未納額は、9,399万2千円となっております。保険給付費は11億4,916万1千円と前年度に比べ850万3千円減少いたしております。また、老人保健拠出金は3億4,145万8千円と対前年度で497万1千円減少しております。また介護納付金は1億1,876万2千円と対前年度で1,322万2千円増加しております。
次に予算の執行状況は、歳入決算額は、予算現額に対し5,884万円の増収となり、予算現額に対する収入率は103.3%となっております。また、調定額に対する収入率は94.9%と前年度ほぼ同率でございます。
一方、歳出決算額は、予算現額に対して94.7% の執行率で、不用額 は9,552万7千円となっております。
次に三春町老人保健特別会計の決算収支状況は、次の表のとおりであり、予算の執行状況は、歳入決算額は、予算現額に対し1,472万5千円の増収、予算額に対する収入率は100.8%となっております。また、調定額に対する収入率は100.0%でございます。一方、歳出決算額は、予算現額に対して97.0% の執行率で、不用額 は5,632万5千円となっております。
次に三春町介護保険特別会計の決算収支状況は、次の表のとおりであり、予算の執行状況については、歳入決算額は、予算現額に対し3,792万7千円の減収でございます。予算額に対する収入率は95.8%でございます。調定額に対する収入率は99.8%となっております。
一方、歳出決算額は、予算額に対して90.2%の執行率でございまして、不用額は8,858万1千円となっております。
次に三春町町営バス事業特別会計及び三春町敬老園事業特別会計の決算収支状況、予算の執行状況については、それぞれ別表に記載のとおりであります。
第三は、公有財産の管理でございます。「土地及び建物」「物権」「有価証券」「出資による権利」は、別表のとおりであります。
第四は、基金の状況でございます。「運用基金」「積立基金」「特別会計基金」の残高については、別表のとおりでございます。
第五は、企業会計であります。その1は、三春町水道事業会計であります。事業の状況は、「給水人口及び件数」「普及率」「配水量」等々別表のとおりであります。
水道普及状況は、給水人口が16,410人(前年度比20人増)、給水件数が4,882件(133件減)となっており、行政区域内人口に対する普及率は86.2%(1.3%増)であります。
また、年間総配水量は、1,692,719?と前年度に比べて30,354?の減となり、有収水量は1,442,612?と前年度を10,764?下回り、有収率は85.2%と前年度を0.9ポイント上回っております。
次に収支の状況でありますが、事業収入及び事業費用は別表のとおりで、事業収入は3億4,589万1千円であり、事業費用は3億3,471万8千円で、差引1,117万3千円の利益となっております。
次に、資本的収入及び支出は税込みでございます。収入は、工事負担金556万5千円、他会計出資金3,389万5千円、下水道工事関連補償金239万7千円、総額4,185万7千円となっております。支出は、建設改良費3,466万円、企業債償還金8,328万9千円、他会計長期借入償還金3,700万円で総額1億5,494万9千円となっております。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億1,309万2千円は、現年度損益勘定留保資金等で補てんされております。
次に会計の状況のうち企業債、他会計長期借入金の借入状況と償還状況につきましては、別表のとおりであります。
次に利益剰余金については、本年度は純利益が1,117万3千円となっております。前年度の繰越利益剰余金2,062万3千円を合わせ、未処分利益剰余金は3,179万6千円となりまして、翌年度繰越利益剰余金もこれと同額となっております。
次に財産管理は、「有形固定資産」「無形固定資産」「繰延勘定」については、それぞれ別表のとおりであります。
その2は、三春町下水道事業等会計でございます。
公共下水道事業、農業集落排水事業、個別排水処理事業の状況については、別表のとおりでございます。
次に収支の状況でありますが、各事業の事業収入及び事業費用は、別表のとおりでございます。
全事業の収入は2億418万9千円、全事業費用は2億6,715万2千円であり、6,296万3千円の損失を計上しております。
各事業の損失額はそれぞれ、公共下水道事業が約3,219万8千円、農業集落排水事業が約2,774万5千円、個別排水処理事業が約302万円でございます。
次に資本的収入及び支出は税込みで、3事業全体でみると、収入は、企業債6,830万円、負担金1,240万3千円、分担金1,425万円、補助金2,414万5千円、出資金1億2,195万9千円、総額2億4,105万7千円となっております。
支出は、建設改良費6,091万4千円、企業債償還金1億7,685万9千円、総額2億3,777万3千円となっております。
次に企業債は、本年度借入れ状況及び償還状況等、別表のとおりであります。
次に財産管理でありますが、「有形固定資産」「投資」「繰延勘定」について、別表に記載のとおりであります。
その3は、三春町宅地造成事業会計でございます。事業状況、収支の状況は、記載のとおりでございます。会計につきましては以上でございます。
次に「結び」を申し上げます。
1点目、町の財政状況については、その指標である経常収支比率、公債費比率、準公債費比率及び起債制限比率について、若干の改善は見られるものの、依然として弾力性が失われており厳しい状況にあると判断しております。
2点目、三春町財政構造改革プログラムは、平成17年度が実施二年目であり、経費の削減実績は総額232,329千円で、計画額164,765千円を67,564千円(約41%)上回る結果となり、前年度対比でも93,149千円(約67%)の増額となり、目標を大きく上回ることができたことは、評価されるべきものと考えております。
削減額の内訳は、人件費等で123,694千円(約53.2%)、物件費で76,678千円(約33%)、補助費等で22,213千円(約9.6%)、公債費では9,744千円(約4.2%)であり、これは、繰上償還及び福島県市町村振興基金借換による利子軽減でございます。
一方、プログラム最大の目的である借入金の繰上償還は、95,686千円で計画額47,834千円を47,852千円上回り、定期償還に加え繰上償還の実施により、町債残高は、122億2,580万円となっております。平成18年度は、最終年度であり、更に取組みを推し進め、目標に掲げた普通会計町債残高120億円を達成するよう努力をしていただきたいと思います。
3点目、第三セクターについて町は、平成18年3月策定の集中改革プランの中に「第三セクターと行政関与のあり方」について基本的な考え方を示し、すでに人的関与(役員派遣を行う)など改革に着手しているところであります。今後とも、その方針に基づき、対応策を実行に移すなど安定的な運営に寄与するよう努めてほしいと考えております。
4点目、堆肥センターについては、(株)三春の里振興公社が町と協定を締結して運営にあたっております。初年度の決算は、収入が5,287千円に対し、支出5,290千円の実績でありました。運営初年度ということもあり、原材料の搬入及び製品の搬出量とも計画量に対し約40から50%にとどまっております。今後は、初年度の諸課題について改善を図り、良質の製品を提供するとともに、更なる売り上げ増加を図る努力が必要であると思います。
一方、町としても販路拡大に向けて、各種農業団体と連携をとりながら、広くPRに努めるべきであるというふうに考えております。
5点目、供用開始6年目にあたる平成17年度末の公共下水道加入件数は752件で、対象戸数全体の約50%でございます。平成17年度は、30件余の加入で伸びが低下しており、事業の運営面及び機能面で著しく不効率、不経済な状況にあると考えております。
今回、地区別(字別)の加入実態をみると、未加入の原因も多岐にわたっていると考えられることから、今後は、問題点を精査し分析して、個別的に具体的に対応策を講じ、加入促進を図る必要があると思われます。
最後に、町税等については、徴収率99.03%と前年同様に高い徴収率であることが評価をしたいと思います。今後は、新規の滞納者の防止、滞納繰越分の徴収向上に努めていただきたいと思います。
以上が結びでございます。
なお付記として、各会計地方債等残高一覧表、債務負担行為額、地方交付税等の推移、三春町職員退職手当負担金総合収支、三春町財政構造改革プログラム実施状況については別紙のとおりでございますので、ご報告申し上げます。
以上で報告を終わります。

【議案の委員会付託】

○議長 日程8により、議案の委員会付託を行います。
ただいま議題となっております「議案第59号から議案第76号まで」は、お手元にお配りしました議案付託表のとおり、各常任委員会に付託することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって、各常任委員会にそれぞれ付託することに決定いたしました。
なお、付託以外の議案についても、各常任委員会において審査されるようお願いをいたします。

【請願陳情事件の委員会付託】

○議長 日程9により、請願陳情事件の委員会付託を行います。
委員会付託に先立ち、請願第1号 「コミュニケーション保障に係わる手話通訳・要約筆記についての請願書」が提出されておりますので、紹介議員の説明を求めます。
16番、三瓶正栄君!
○16番(三瓶正栄君) 請願書の朗読をもってご説明に替えたいと思います。
(別紙請願書を朗読)
以上であります。慎重審議のうえ、ご採択いただきますようお願いいたします。
○議長 只今の説明に対する質疑があれば、これを許します。
(なしの声あり)
○議長 請願陳情事件の委員会付託を行います。
請願陳情事件の委員会付託につきましては、お手元にお配りしました請願陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって請願陳情事件文書表のとおり、各常任委員会に付託することに決定いたしました。

【報告事項について】

○議長 日程第10、報告事項について。
報告第3号、専決処分の報告について。
報告第4号、平成17年度三春町財政構造改革プログラム実施状況報告について。
報告第5号、平成17年度三春町事務概況報告について。
報告第6号、平成17年度三春町土地取得基金運用状況報告について。
報告第7号、平成17年度三春町物品調達基金運用状況報告について。
報告第8号、平成17年度三春町高額療養費貸付基金運用状況報告について。
報告第9号、平成17年度三春町刊行物等管理基金運用状況報告について。
報告第10号、平成17年度三春町第三セクターの経営状況報告について。
町長より報告がありましたので、お手元に配布しておきましので、ご了承願います。

【散 会 宣 言】

○議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
これにて散会いたします。大変ご苦労様でございました。
(閉会 午前10時52分)


平成18年9月8日(金曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安
2、欠席議員は次のとおりである。
なし
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 影山 敏夫
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
助役 橋本 健夫
行財政改革室長 遠藤 誠作
総務課長 橋本 国春
住民税務課長 橋本 正亀
保健福祉課長 原 毅
産業建設課長 影山 常光
会計室長 織田 芳子
企業局長 松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 湯峰 初夫
生涯学習課長 加藤 康子
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ?彦
5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成18年9月8日(金曜日) 午前10時開会
第 1 一般質問
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

【一 般 質 問】

○議長 日程第1により、一般質問を行います。
議会の申し合わせにより、一般質問は、質問席において、一問一答により行います。
質問の全体時間は、再々質問まで30分以内の時間制限であります。
通告による質問を順次許します。
6番佐久間茂君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第1の質問は、職員採用の公正確保と透明性拡大についてであります。ご承知のように石川町の職員採用にまつわる事件は、県民全体の大きな関心を呼んでおります。三春町でも、町民の職員採用についての関心は非常に高いのであります。残念ながらずっと従来よりある種の不信感とか、あるいは不審こういうものも存在していることは否定できません。かつては、ずっと前は役場の職員に募集してもなかなかなってくれる人がいない、町長や村長さんが戸別訪問までして役場に出てくんにかいと、こう言うふうにお願いをして出ていただいて、30年40年一生懸命やっていただいた方、今日は傍聴席にもそういう方いると思います。
しかし今はだいぶ違うんですね。親やお祖父さんが俺げの息子、俺げの孫、東京のほうに行っちまうの寂しい、何とかいいとこさ町の職員あたりになれれば最高だなと言う方が結構私はいると思うんです。従って関心が高い、こういうことなんです。で、広報みはる6月号に平成19年度町職員(大学卒程度の募集)これが出ております。私は職員の採用は、真実公正であるだけでは足りないと思うんです。公正だよ、正しいんだよ、信じなさい信じなさいって言ったって、それを信じなければならない義務は、町民のほうにはないわけです。だからどういうふうな手続きでやってるから公正なんですよってことをきちんと決まっていれば、なるほどそういうふうにやられんでは、疑いたくても疑いようがないなと、それならば俺げの息子にもチャンスはあるから受けさせてみようかなと、いうふうなこと。つまり、予告しておきましたように、公正さを完全に説明できる透明な手続き内容がなければならないと思うんです。私は残念ながら今改善の余地はあると幸いなるかな、いまだかつて石川のような事件つまり現金が行った来たということはありませんけども、私は全ての町民に等しく平等に門戸を広げるような採用試験、これを是非やらなければいけない、改善の余地があると考えるのだが町ではどう考えているのか、これが第1の質問であります。
○議長 質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 6番議員の質問にお答えいたします。
町職員採用にあたっては、町職員募集要項を作成し、告示するとともに、町広報誌やホームページに掲載して募集しております。第一次試験につきましては、福島県町村会統一試験により、一般教養試験と専門試験を行い、第二次試験は、町役場において小論文と面接を行っております。
第一次試験合格者の決定にあたっては、全国及び県の平均点を勘案し、得点の高い順に成績上位者を合格者と決定しております。しかし、得点が全国及び県平均に達しない場合では、合格者を出さないということもありました。次に、第二次試験におきましては、町長・助役・教育長及び総務課長が試験官となり、面接及び小論文の評定項目ごとに評価を行い、その総合点を勘案して最終合格者を決定しております。
なお、第一次試験結果につきましては、公平・公正そして透明性を保つため、第一次試験の不合格者には得点と順位を開示できることにしております。職員を採用するにあたっては、学力とその人間性などを見出すことが重要であると考えております。以上申し上げましたように、公平・公正そして透明性のある採用試験に配意しておりますので、ご理解を頂きたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○ 6番(佐久間茂君) 第一次試験これは統一試験ですから、これは順位を改ざんしない限りは正しくなっていると、これは三春町でも私は疑う余地がないと公正であるというふうに思わざろを得ません。思います。しかし、例えばですよ、採用予定者が今年度は5名だと、おそらく5名であろうと、まあ詳しい地方公務員法のことは省きますが、5名くらい採用したいという場合は、採用名簿には5名以上6名7名くらいを名簿登載をするのかなと思いますが、名簿登載者数プラス何名くらいを一次試験で合格させたことになるのか。つまり、一次試験は通って面接小論文で落ちる人間ですね、ことは何人くらいいるもんなのか、これもはっきりしなくてはいけない。それから今、町長、教育長、助役、総務課長が面接を行うと言いましたが、ここのところがですね、公正だと言われてみても、どうもこのあれなんですね、福島県の場合には県知事は職員採用には一切タッチできません。一切県の人事委員会が行いいます。だから町村の各町村の調べたものもありますけれども、中には町長がタッチしないところもあります。つまり、町長も助役も私もみな人間でありますから、面接にきた人間に、あーあれは誰さんげの息子だってわかる人いるでしょう。あとどこの人かまったくわからない人もいる。その場合に、心は澄みきって神様のようであるというふうに思えば、信じますけれども、全ての人に信じさせることは、これは難しいんですね。この辺のところどういうふうに客観性を持たせるか、小論文でも誰が書いたか解らないようにして本文だけで審査すればいいんだけれど、もしそこに名前が書いてあれば、あらこれ誰さんげの孫だ、こういうことにならざろを得ない。
特に長年その職にあるような人は、町民だいたい半分くらい知ってんでしょう。あと半分くらいがまったく分からない人、このくらいになるわけですから、受ける前に諦める人っていうのは、二次試験がどうも自信がねえなと、一次試験なら俺げの息子は大丈夫だと、二次試験はおそらくダメだろう。なんでかっていうと、役場に知ってる人が居ないから、こういう物悲しいようなことを絶対やっちゃいけない。だから今度の問題でですね、例えば、私は全面的に賛成するわけでありませんが、福島大学の松野さんという行政学の人はですね、人事を私物化し広く有能な人材を求められないのは、結果的に自治体の首を締めることになる。首長らの意向が働かないように筆記試験の比重を高めたり、面接でも採点者ごとの得点を明示するなど、確かな制度を採用すべきだといっております。その他いろんな点がありますけど、今公正にやってるという町長の話信じたいんだが、私は信じたとしても信じざろを得ないような方法にするために、改善の余地がないのかあるのか、検討するのか、その辺のところをお答え願いたい。
○議長 当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 今町長になりまして、町では必至になって行財政改革を進めております。そういう中で特に感じますことは、いかに良い人材を採用するかであると、このように痛感をしております。第二次の選考には今申し上げましたように、4名で選考にあたっております。これは従来の方法通りであります。ですから今後ですね、改善する余地があるかどうかということについては、検討させていただきますけども、まず、いかに良い人材を採用するかと言う意味では、町長の責任は重いと、このように感じております。したがって、現時点では厳正公平、義理人情にとらわれない採用試験、人選をしていきたいというふうに思っておりますのでご理解をいただきたいと思います。
○議長 橋本総務課長!
○総務課長 だだ今の質問にお答えします。町では前にお配りしてますように町の人事方針を作成しまして、その中には年度ごとの採用予定人数も入っております。それをもとに毎年採用することで試験を行っております。採用予定人数は、4人とか3人とかということでやっておりますけども、採用試験は大卒程度とか短大卒保健師とかそういうふうに別れて試験をやりますので、一次試験の合格については、大卒で何人、高卒で何人、19年度ですと大卒と高卒程度なんですけども、18年採用に17年実施分ですと、その他に保健師とかですね、技術士のようなものの4種類をやっておりますので、部門全部で4名くらいの場合に、どこをというよりはだいたいに採用予定の3倍くらいの人で、先程ありましたように全国の平均点、それから県の平均点等を見て、一次合格ということで通知しております。以上です。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今いろいろ話し聞きました。時間がありませんので。今町長も今後は検討することはあるけれども厳正公平にやっていきたいと、検討すると言ったんでありますからそういうふうに受け取っておきます。そして、今度の19年度の大卒程度の記事を見ますと、第二次試験は9月下旬予定ですから、私はここでですね、面接は無理かもしれないけれどもこれだって方法はあるんですよ、誰と面接してんだかわからない、声だけが聞こえて公平に採点すると。それから論文試験は、その4名の方以外の事務局に守秘義務を与えて全部名前を取っちゃうと、小論文。そして審査をするとこういう方法もありますから、是非9月下旬の第二次試験については、なるほどそうやってんなら信用しないわけにはいかないと、ダメだったからまた来年頑張るとこういうふうな試験にしてもらいたい。やっぱダメなんだわな、父ちゃん誰にも頼んでくれなかったべなんて話になったんでは、世の中終わりとこういうことでありますから、これは意見として主張をしておきます。
○議長 第2の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第2の質問は、随意契約の改善についてであります。私は6月議会でこの余りにも多すぎる随意契約について、内容も問題点がありすぎると、これは改善すべきであるということを要求し、町は検討を約束したのであります。その後3ヶ月しか経っておりませんが、検討を真剣に開始したというところまでは、前もって伺っておりますが、県においても私が問題にした後、随意契約がやっぱり問題になっているようであります。町はですね、どのように検討しているのか。結論が出たとすれば、この点を改善するということを明らかにしていただきたい。これが第2であります。
○議長 当局の答弁を求めます。
橋本総務課長!
○総務課長 だだ今の質問にお答えしたいと思います。
6月定例会で随意契約の検討を約束したところですが、検討の方針として平成17年度
の契約の内、予定価格が入札に付するべき金額を超えているが随意契約を行なっている案件。それに加えて業務委託等で予定価格が入札に付すべき金額には達していないものについても、検討をしております。
一言で契約と言いましても、その内容は多種多様であるため、各課等から選任されたメンバーで構成する随意契約検討会を7月に庁内に設け、契約案件の検証と検討を行っているところであります。
具体的な検証・検討内容といたしましては、1点目は、本来競争入札に付すべき案件が、随意契約を行っていることが妥当かどうかの検証。2点目は、1社見積りによる単独随意契約をしているケースの業者選定理由の検証、及び複数の見積り徴取による随意契約が可能かどうかの検討。3点目は、財務規則では、「予定価格が30万円未満の場合を除くほか」は複数の業者から見積りを取ることになっていますが、対象を拡大して30万円未満のものについても適用すべきかどうかの検討。以上3点について検討をしております。
今後の予定としては、随意契約検討会でこれを整理しまして、町の工事等指名委員会で諮って、19年度からの契約事務に反映させたいと考えておりますのでご理解いただきたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今だいぶ広範な検討をしてもらっているということについては理解をいたしました。私がこの随意契約についてこのような質問をしているというのはですね、とりもなおさず厳しい財政状態の中で、少しでも予算の節約したいというのが第1の理由であります。それから人事と同じでありますが、公正を損なってはいけない。だから私は全ての随意契約を止めろということをいってるわけではない、十分検討してもらいたい。ただ今の検討はあくまでもやってる人たちが検討してるんですからね、おわかりですよね。今日出てくるときに枕崎市で裏金がどうとかこうとかで調べてみたと、調べてみてその調査結果は妥当であると認めたと、調査委員会の委員長と言うのは裏金作った張本人が調査委員会の委員長だったと、こういうことをニュースでいまやってました。だからやっぱりそんな人は三春の役場に一人もいないんでありますけども、客観的公正さということになりますと、こういう時こそ学識経験者みたいな人が出てきてそれをやってもいいんじゃないかなと、いうふうに思います。それから1社契約も1社だけの随意契約を全て悪だとはいいませんが、1社契約の場合には本当にその1社しかないんだと、他も聞いてみなさいこの辺全部この会社しかないんですよ、というものでない限りは怪しいと、こう言うことになりますから、厳しく検討していただきたいと思いますが、今言ったような外部検討というのはどうかなと。あの福島県でも外部検討というのはやってますよね、そんなこと考えているのかということだけ聞いておきます。
○議長 当局の答弁を求めます。
橋本総務課長!
○総務課長 先程答弁いたしましたように、まず職員でやってみるということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長 第3の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第3の質問は、継続しての質問でありますが、町立三春病院の建物の建設についてであります。私は去る3月議会において、新しい町立三春病院の建設については、建築費が大きく節約され、地元にも地元の業者達にも直接仕事が発注されうるCM方式、細分割発注方式、日本語で言えばそうなると思いますが、それを採用すべきではないかと質問し、町からは「十分検討させていただく」という答弁をいただいたんであります。実は私、ここでもって十分に検討させていただくというような良い答弁をいただくということは、あんまり予想してなかったので、すっかり感心して、この答弁は大きく評価したんであります。
その後全部の議員、それから役場の関係職員、何十万か宿泊費をかけて秋田まで行って、みんなでCM方式を勉強してきた。ところが、7月の議会の病院問題対策特別委員会になりましたらば、はっきり言って行政改革室長のお話を伺ったところ、どう聞いてみてもCM方式は無理なんだと、やっぱり今まで通りのそのゼネコン一括発注方式でないとダメなんだと、暇がかかってしょうがないと、こういう話だとしか聞こえなかった。2、3の議員に聞いてみましたが、やっぱそういうふうに聞いておりました。これは行政改革室長が言ったんでありますから議会がそれでもって良いよと言えば、町では既にもうゼネコン一括発注方式に傾いているのかなと、これが町の方針、町長の方針かなというふうに私は多少驚いているわけでありますが、この件について伺いたいんであります。
○議長 当局の答弁を求めます。
遠藤行財政改革室長!
○行財政改革室長 それでは只今の質問にお答え申し上げます。
CM方式、ここに出席の方でご存知ない方もおられるかもしれませんので、まず簡単にご説明申し上げますが、この方式は、「コンストラクション・マネジメント契約方式」と呼ばれる、新しい建築発注代行システムであります。従来ゼネコンといわれる総合建設業者に一括して発注する方法が一般的でございましたが、最近のやり方としまして、発注者が依頼したマネージャー設計とかされる方の助言を得ながら、躯体・内装・設備・電気というように工種ごとに専門業者と直接契約する方式でございます。そういうことによって工事費の積算内容が透明になり、コスト削減効果もあると言われております。また専門業者に分割して発注するため、地元業者の受注機会も多くなるという長所があります。この方式は専門工事業者が育っているヨーロッパ、アメリカでは一般的に行われているといわれますが、わが国ではゼネコンといわれる総合建設業者がこの役割を担って日本の建設業は発展してきた歴史があるため、この方式は日本には育たなかったと言われております。
7月の議会病院対策特別委員会で秋田県のニツ井町に体育館建設事例調査に行って参りました。その中で申し上げますと、当時の工事は20業種に別れたと、その中で地元業者は、2社ということであったようです。
さて、お質しの件についてでございますが、今の質問のようなゼネコン一括発注方式に必ずしも傾倒しているわけではありません。懸念される材料としては、公共工事のCM方式には全国的にも事例が少なく、特に病院建築のように専門的なノウハウが必要な工事をマネジメントできる技術者が得られるか、それから三春病院の建築程度になりますと、10億円台の費用がかかると、そういう建築をやった場合に、最終責任を設計業者といいますかマネジメントする会社で負えるかという問題がございます。しかも毎日400から500人の患者とか見舞い客を含めた家族、それから職員が出入りする病院の建築で、全国的にも珍しい発注方法を採用するには、リスクが大き過ぎるのではないかという不安を持っております。そういうことで現在結論を出しているわけではございませんので、予め申し上げますが、設計とか工事の発注方法には、この他にも、技術提案プロポーザル方式といわれる方式とか、設計コンペ方式、それから8月の30日頃に新聞で紹介されました、郡山市の開成山野球場の大改修に導入されるといわれる「設計施工一括発注」という方法とか、いろいろな方法がございます。
従いまして、それぞれの長所、短所を比較しながら、発注方法を選定したいと考えております。以上でございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 私がCM方式を採用すべきではないかと言ったのは、もうとにかく町の中の人たち仕事が無いと、業者も個人的な建設労働者も仕事が無いと、少しでもいいから仕事を多くしてやりたいもんだと、そうすればそこの家そこの法人は所得が増えるわけでありますから、町民税に跳ね返ってくるんですよ。そして、働いた人たちも喜ぶとこう言うことなんですよね。で、しかも全体として安くなって、県から来るお金のうちのなるべく少ない金で病院を建てて、あとは、いざ鎌倉と言う時のために備蓄しておく金を多くする。その一点にかかっているわけなんです。この間私は、傾倒しているゼネコン方式に傾いちゃったんではないかと言ったのは、いろいろありますけども、ここで聞いておきたいんです。例えば従来の官庁工事の常識で今の三春病院の86床クラスの病院を建てるとすれば、17億2千万円かかると、民間の手法で同じような病院を作れば10億3千2百万くらいでできるんだと、7億円の違い。そういうことがゼネコン一括方式のほうがスムースに行くんじゃないかと言って、そのあとその話があったわけですから、そしてもう一つ大事なこと言ったんですね。ゼネコン方式一括発注したって、その発注先のゼネコンは町に対して一次下請け、二次下請けその下の作業班までをどこに頼んだかを届けさせると、それで町内の仕事は確保できると、こういうことを言ったわけであります。私は民間工事並で10億3千2百万なら、まあ12、3億かかるかもしれませんが、これは大変良いことですね。しかしこれは公共工事ですよ、こういうことができるんだったら今まで何でやんなかった、何十億も損したんじゃないかって誰でも考えるでしょう。しかしそれは今までだから無理なんだと、今後、町はみんなその民間方式で恐ろしく安くその予定価格で入札にかけるのか、今度そうやった以上そうやって貰わなくちゃ、それが一つですね。それから一次下請け二次下請け作業班までを、どこに頼んだか届け出ろよと言うときに、一次下請けに何々部分の工事をいくらでやらせるのか金額を届けさせるのか、ゼネコンが安く予定価格でとって、そして下請けに安くやったらば、町内の業者は行かないほうがいいというような値段になってしまうのではないか、そういう心配が無かったらどうぞおやりくださいと言いたいですね。今言ったようなことがなければ、今後は三春は莫大な得をするわけですから、その辺のところをしっかりと答えていただきたい。あと最後にはこの問題については、町長の所信も聞いておかないとどうも困るんじゃないかと思います。
○議長 当局の答弁を求めます。
遠藤行財政改革室長!
○行財政改革室長 ただいまの質問にお答え申し上げます。
いろいろ考え方はあろうかと思いますが、1番目の今回いろいろ改善した方式が今後例になるのかということについててございますが、これについては病院は特殊なものであると認識を一つお願いしたい。それはどういう理由かと申し上げますと、官庁工事といわれる工事はほとんどが国・県の補助事業、補助事業の制約があると。工事の管理から何からかなり膨大な手間をかける、つまり税金を使うということでやっておりまして、中間省略みたいな方式は現在取られておりません。この病院建築の場合は特に税金を使うと言っても、県の方はそれほど枠をはめる予定はないということでございますので、できるだけ民間に近い方式を検討してみたいと考えております。一つそう言う理解をお願いしたいと思います。2番目の地元の人たちに仕事を振るという前提で一次、二次作業班とかいう話がございましたが、これについては昔は下請け承認願いということで発注者の意向を伺ったと歴史があるようでございますが、最近のものは届けを出すということで、現時点では一次下請けに入った業者が届けが出されるような内容で、その先にどういう人たちがかかわったかというのは、発注者側で特に指示をしない限りは把握できません。それといくらでやらせるかということですが、これも今の一次下請けの届出の中で金額が書いてある場合がございます。これからやる場合についてもこの辺は検討させていただきたいと思いますが、参考までにといいますか、基本的にどういう考えでやってるか若干補足説明させていただきますと、方式はともかくとして良い物を早く安い経費で建設するというものがひとつ。それから請負った業者がある程度の期間、瑕疵期間とか申し上げますが、ある程度の期間責任を持ってやるような、後になって修繕費用がかさんだとかないような方式はひとつ考えたい。それから多くの地元業者が工事に参画できる、そういうようなことを前提にこの仕事を組上げていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。
○議長 鈴木町長!
○町長 町長の考えを聞きたいということでありますので、申し上げたいと思います。今回町立三春病院を新たに建設をするということ、県の支援を受けて建設するわけであります。室長から詳しくありましたけども、従来の町が行う公共施設とはスタートからまったく違います。従って町にとっては、今まで公共事業は3割高いという話がいわれておりましたけれども、今回はできるだけ安く、なおかつ町内の業者が参入できるような、つまり県からの支援で建設するこの建設費は町民の皆さん方に還元できるというかね、回っていくようなそういう方式を考えようというのが基本でありまして、それらについて行革室に病院担当に指示をしているところでございます。それがどういう方式が良いのかは、今いろいろ検討をしていると言うことでありますのでご理解をいただきたいと思います。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) どの方式が良いか今検討していると、どれに決めたということは決して無いということで理解をしておきます。それから室長の答弁の中で、これは病院だと言う特殊性、それから県からあんまり紐が付かないから、来た金だからこういうことができるんであって、その他のところは、いろいろ難しい手続きやらがあって無理に金がかかっちゃうんだという話がありました。今度の税金ですよ、これ。県から来るの19億円これ税金を使ってるんです。さっき税金を使うほうが面倒臭くなるんだと、今度の19億円は県民が出した税金がほとんどじゃないですか。だから今度のは出来て、その他の公共工事は出来ないという理屈は手続きが難しいだけであって、物を建てるのは同じだと思うんですよ。粗悪工事をするわけでないんですから、だから今度は税金を使わない建物みたいな感じではダメだ、だから今日の段階で私はCM方式はまだ捨てがたいと、今の段階でゼネコン一括方式といわれてもそれは私は承服できないということだけは、はっきりさせておきたいと思います。
○議長 当局の答弁を求めます。
遠藤行財政改革室長!
○行財政改革室長 只今の関係について説明させていただきますと、公共工事の場合誤解を与えるといろいろと我々も仕事がやりづらくなる部分があるので申し上げておきますが、公共工事の場合、単価表からいろんな前提条件を示されますんで、それを使ってやんなければ、町独自で積み上げてください、それは現実には単価調べて単価もどれが適正か業者から見積り全部とってやってたら、一つの工事物凄い手間がかかってしまう。それを簡略化と言うか簡略化できる方式が今の公共工事のやり方のようですけども、現実には、今例えば国だとか県の一部でも例えばこの物件についていくらで出来るのか、提案させた上で提案した金額でやれるかどうかやってもらうと言う方式が現実にあります。それはまだ試験段階で、年間何十件か国でも何十件くらいしかない。発注する際にどういう見方をするかと言うと、そこが提案あったもの、それから提案あったものについて、実際役所の従来のやり方で積算した場合にどれだけ金額が違うのか、提案された内容が余計になるような場合にはそういう方式では発注できませんので、別な方法というか、下げる方法を別途検討するようなことのようですけども。このように税金を使って工事やる話になりますと、非常にいろんな課題を含んでると。国においても、まだまだ検討をしながら工夫してると言う状況です。従いまして町の場合、今回どう言う成果が出るか、極力民間に近い方式で下げる努力はしてみたいと思っております。その成果を見ながら、今後のものに対応できるかどうか含めて考えていきたいと思いますので、そこの部分は誤解無いようにお願いしたいと思います。
○議長 第4の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第4の質問は、教育長に対する質問でありますが、県立の高等学校のうち普通科、普通科の県立高校これを今まで7学区くらいに別れていたわけです。ここは県中学区、今度どうも審議会でこの7学区を取っ払って全県1学区にすると、どこの高校に行ってもご自由ですと、こういうふうに審議会が答申をして、県教諭はほぼ私は99%それでやっちゃうんじゃないかということであります。これはいろいろ公的アンケートによっても、ほとんど父兄も生徒もほとんど賛成してないようであります。私が勝手にアンケート取ったんじゃないですよ、公的なアンケート。どうしてみんな反対すんのにやっちゃうんだろう。さては各町村の教育委員会が意見を聞かれて、その辺が大賛成なんて言っちゃったんじゃないだろうかと、こう言うふうに心配してるわけです。三春の教育委員会は、県教委から普通科高校全県1学区化について意見を求められたことがあるか、ということを聞きたいのです。それからそれが実現してしまったらば、これは三春町のまちづくりや子供の幸せにプラスになっていくのだろうか、こういうことを聞きたいです。
○議長 当局の答弁を求めます。
橋本教育長!
○教育長 只今の県立高等学校の全県1学区化についてのお質しについてお答えいたします。これは、福島県学校教育審議会が昨年の10月「ふくしまの未来を担う人づくりについて」諮問を受け、この8月に中間報告をしたものであります。
その報告の中で、「県立高等学校における通学区域の在り方について」の項目において、全日制高等学校普通科の通学区域は、県下一円とするのが適当である、とあります。つまり、現行は8学区でやってるわけですが、これを1学区にするというものでございます。これらの考え方の背景には、県内のどの地域に住んでいても平等に学校を選択することができること。それから交通機関の発達や交通網の整備で、普通科に通学可能な範囲が広がっているということ。この度の市町村合併によりまして、同じ市町村にありながら通学区が異なるという現状が出ているというところもあること。それから現在は、普通科だけが全県一円になっていないというなどから、このようなことが出てまいったのだと考えます。
また、課題として特定校への志願者の集中、学校間の格差の拡大などの懸念があることから、答申では地域に根ざした魅力ある教育が展開できる学校づくりを推進することが求められるとしているものです。
お質しの1点目でありますが、この問題について、県教育委員会から町や町教育委員会に対して意見を求められたことは、今までにはございません。
2点目の子どもや地域にプラスになるのかどうかについては、生徒や保護者が平等に、そして主体的に学校を選択できる可能性は増えるものと考えられます。しかし、学区が拡大されればされるほど、県が目指している「地域に根ざした教育の推進」は、難しいものになってくるのではないかと、私は考えます。
また、通学区域の拡大によって、三春町の生徒の大部分が希望している県中地区へは、ちょうど県の中央にあることから、その他の7つの地区から進学のために希望して入ってくる生徒が、県下の中では一番多い地域になるのではないか、そうすると現在より受験競争の激化や学校間の格差が広がる区域になることが予想されます。
これらの課題に対応して行くのは大変難しいことだと思いますが、一つには特色ある学校づくりや地域に根ざした魅力ある教育の推進の具現化を図っていかなければならない。また実情に配慮した適切な学校の配置、またその募集定員の設定などが明確に示される必要があると思います。
それらのことが子どもや親、それから進路指導を担当する学校の教師に良く理解されてこそ、このプランが、子どもや地域にプラスになると言えるのではないかと考えております。以上です。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今の教育長の答弁、私もだいぶ理解できます。ほとんどその通りだと思う。いっと最初のやつは、県教委が言ってることを紹介しただけですよね。後のほうが教育長の主張でありますから、なんとかこのやっぱり地域と高校というものが一緒になんなくちゃいけない。普通科以外は学区が広がるのはこれは止むを得ない。体育学科っていうのは福島県に一つしか無いんですから、会津から来たって浜通りから来たってこれは文句言う筋合いは無い。歓迎すべきであるが、普通科というのはやっぱりそんなに学区を広げては困る。仮に県中地区に東京大学に入る人数が一番多い高校があるなんて言ってですよ、福島のほうから会津のほうから浜のほうから押し寄せてくる。だんだん押し出されてくるとこの辺はどうなっちゃうんだろうかということだって、みんな父兄やその生徒は考えている。それを何で審議会は考えなかったのか。だから機会があれば、無理にとは申し上げませんが、機会があれば、そういうことを是非三春としても主張していただきたいということでありますが、私は何十年の間、小学区、男女共学制を求めて必死になって運動してきた立場から言うと、誠に残念だということを申し述べておきます。
○議長 第5の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第5の質問は、65歳以上の「3重の負担増」についてであります。言い換えれば、この項目は、適切な広報みはるの記事掲載についてというふうなことでも良かったのかなと思いますが、65歳以上の3重の負担増についてという題名にいたしました。新聞では、ほとんど全部の新聞が高齢者が悲鳴をあげていると、悲鳴あげない人も居るんです、少しの人はね。なぜ悲鳴をあげたかと言うと、住民税がまず増えた。増えたなっていうもんじゃないんですよこれ、何倍です。今まで4万1千円だった人は8万8千円になって2.1倍、今まで4千円だった人は2万9千円になって8.3倍、今まで収めなくて良かった人が2万2千円ですから、これ何倍っていうふうに計算はできません。無限大です。だからこれが基礎になって決まってきますから、否応なしに国民健康保険税も介護保険料も大幅アップ、まさにアップアップの状態になっているわけです。で、これも新聞に出ておりましたから、三春の役場にも聞いたら、相当数間違ってんであんめがと役場においでになったり、電話をかけたりした人がいたそうで、だからこの3重苦について、住民福祉課ではどのくらい住民税務課か苦情があったもんだか。実は私は、6月の広報みはるに抽象的にこういう項目がこうなりますよって書いてあったのは知ってたんです。それでも広報みはるは十分に親切に言ってあったつもりだったと思いますが、現実問題としてこの税金の通知書が行ったら、わんさときたはずですよね。わんさと来たことがあると言うことは、6月のは難しくてわかんなかったか、読まなかったかと、こういうことなんです。で私はこれは評価するんですが、あれではダメだからもう少し解り易く書いてよと言ったらば、ちゃんと書いてくれた。まだ記事の余裕が空かせて入れますと言うことで、7月にだいぶ解り易く書いた、あれ評判がいい。ただ一番評判がいいのは私の新聞折込ですね。やっぱ相当易しく書かないとダメなんです。宣伝ばっかりでなくて、やっぱり心配事を予防しなくっちゃいけないです。前もってそんなに上がんのかなと思ってるところに来たなら、来た来たとしょうがねえなと血圧は上がんないで済むんです。だからこういうふうなことも、やっぱり今までとまったく違った方法で、広報みはるの編集も考えるべきではないかなということと、どのくらい苦情があったのかだけ聞いておきます。
○議長 当局の答弁を求めます。
橋本住民税務課長!
○住民税務課長 只今の質問にお答えいたします。
この春に、65歳以上の方の住民税について、老年者控除の廃止や合計所得額による非課税措置廃止など税制改正が行われ、今まで非課税だった方が課税されたり、税額が何倍にもなったとして、市町村役場へ苦情や問い合わせが殺到したとの報道が新聞・テレビ等でありました。
先程お質しのように、役場にも直接窓口、あるいは電話での苦情、問い合わせがありました。住民税につきましては65歳以上の方からが主で、50件から60件ほどと把握しております。国保税については按分率を改正したこともあり、住民税より多くの問い合わせ等があったというふうに把握しております。介護保険料についての問い合わせは若干少なかったようです。
苦情・問い合わせの主な内容は、「収入が変わらないのに税金が去年よりかなり上がっている。計算が間違っているのではないか」と。あるいは、「計算方法が変わったのか」とか「去年までは税金が掛かっていなかった」というものでした。また「制度改正はわかったが、内容を確認したい」という方もおりました。
改正内容の周知は、住民税は広報みはるで先程質問の中にありましたが、お知らせをいたしましたが、具体例を示すなどの工夫が足りずにわかりにくいところがあったかということで反省しております。その後の国保税及び介護保険料につきましては、それぞれ個別に納税通知書にお知らせを同封するなどして周知に努めました。
今後は、具体例を示すなど、よりわかりやすい内容で広報するよう努めて参りたいと思います。以上でございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今の答弁でだいたい納得しましたが、今後はやっぱり役場の職員から考えて、これ易しく書いたはずだって言うの、これ十分に難しいんですよね。特に税金何ていうのは、法律なんと言うのは役場の職員のみなさんだって担当でもなければ、いや担当でもわかんないんじゃないですか。難しい文章はね。だから、よほどこんな易しく書いたら、バカにしたなと言われんじゃないかなと思うくらいに書いていただかないと。私も高齢になってくるのに従って、だんだんと易しいほうが好きになってくるわけですから。よろしくやってもらいたいと思うのだが、今は時々あの字が間違ってますね、字がね。だから原稿というのは今どういうふうにしてるの、二人くらいで見るのか見ないのか、そういうことこれはどうなのかその辺お願いします。
○議長 当局の答弁を求めます。
橋本住民税務課長!
○住民税務課長 只今の誤字につきましては、7月に出しました介護保険関係のところに一つ間違いがありました。このことについては、校正を十分今後気をつけて参りたいと思います。それから、広報の表示の仕方につきましても、今後出来るだけわかり易いようにと言うことで、職員のほうがわかっても話がありましたので、皆さんにわかり易いような努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
○議長 8番上石直寿君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○8番(上石直寿君) 議長のお許しがありましたので、質問をさせていただきます。
第1点目の質問でございますが、町道の上土手の雑木等あるいは竹、あるいはくどふじ、こういったものの伐採、刈払いについてであります。三春町の農村部は、今から20年30年前は各農家が牛を2頭ぐらいずつ飼っておりました。そして、春から秋までは田畑の土手の草を刈って餌にしておりました。田畑の土手の草で足りなくて、県道町道農道の土手草を貰って飼っておりました。道路の土手には、その当時草がほとんどありませんでした。その後各農家が牛を飼わなくなってから、道路の草が伸び放題になっております。各部落とも春秋全員で草刈り作業をやっているような状態であります。同じように雑木等も20年30年前までは各家庭が風呂の燃料に薪等を使っておりましたので、道路の上土手に雑木竹等が伸びておりませんでした。現在では各農家とも、風呂を沸かすのに薪を使う家がほとんど無くなってしまいました。これは文化の弊害と言っても過言でないかと思います。町道の上土手の雑木等を誰も切ってくれません。現在伸び放題でございます。交通にも支障を来たしております。そういったところを伐採する必要があると思いますが、当局の考えをお伺いいたします。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 お答え申し上げます。議員もよくご承知のとおり、町道沿線の草刈り、側溝の土砂撤去等の維持管理につきましては、各地区道路愛護会に作業委託をしております。
また、地区によりましては、中山間地等の直接支払い制度を活用するなど独自の活動をしていただき、皆さまのご協力には大変感謝いたしているところでございます。
また、町の直営補修班につきましては、主に道路空間への支障の排除、通行の安全確保を主眼に対応しております。
お質しの雑木等の伐採につきましても、地区道路愛護会あるいは隣接地の所有者の方々との協議が必要かと考えております。
町民の生活を支える約353kmに及ぶ管理延長につきましては、町と道路愛護会そして、町民の皆さんとの「協働」による取り組みが大切と考えております。
各地区の引き続きのご協力をお願いいたしまして、答弁といたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) 只今課長の答弁にありましたように、区長さん中心になりまして道路愛護あるいは中山間地のお金を使わせていただいたりということで、道路の草刈り等あるいはU字溝の砂上げこういったものは、各地区とも一生懸命やっているわけでございます。ただし、町道等に太い雑木あるいは桑なんかも非常に太くなって30センチくらいある桑の木もあるんですね。こういったものが町道に被さってきております。こういったものまで行政区長、中山間地にやって欲しいと言われても、なかなかこれ大変だと思うんです。また私が何度か見かけたんですけど、区長さんが責任を感じて自分で交通の障害があるところを、自分で木を切って車が通れるようにやってる区長さんも何人か見かけております。そういった努力をしているわけです。ですから町当局も町道353キロ全部まわれとは言いませんので、この辺が一番雑木が被さってんじゃないかなと、あるいは町有バス通るのに影響があるのではないかというところを、巡回して回って見ていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山産業建設課長!
○産業建設課長 お答え申し上げます。只今の道路管理につきましては、まず町直営班年間を通じまして、毎月1週間ないし10日サイクルで各地区を計画的に循環はもちろん補修作業等しております。繰り返しになりますけども、個別の事例につきましては、地区の方々あるいは隣接地の方々と個別に相談した中で対応してまいりたいと考えております。当然先程お話にありましたように、桑とかいろんなこと伺いますと、道路だけじゃなく隣接地の方とも十分に協力をしないと、成果を上げられないとそういうものもあるかと思います。引き続きご支援をお願いしたいと思います。
○議長 第2の質問を許します。
○8番(上石直寿君) 2点目の質問に入らせていただきます。
2点目の質問ですが防火水槽の管理についてであります。質問に入らせていただく前に三春町消防団が、8月27日小型ポンプ操方の部で県大会に出場し、第3位の栄誉に得られましたことおめでとうございます。申し上げまして、一般質問に入らせていただきます。防火水槽は万が一火災等が発生したときに使用するものでありますから、使用する必要がないのが一番良いことであります。しかしながら水槽の水がいつ入れたままなのか、汚れのひどい水槽がいくつも見受けられます。
また、水槽に水が入っているところ、あるいは水槽に水が入らないところ、これがあるわけでございます。水が入っているところは、非常に水がきれいなんです。何箇所か見たんですけど、仕切り弁があって町の水道が引かれている水槽も何箇所かあります。ただ、止水栓を私が開けるわけには行かないですので、それが使用できるのか、水が出るのか確認はしておりませんけど、配管はされているところがあります。もしこの水道が水槽に引かれているというのを町民の方が見た場合、自分の近くの水槽が汚れていて、町の水道が引かれてないということが解った場合、町民はどういうふうに思うのかなと。町の水道が引かれていれば、仕切弁を開ければ水が入って汚れが少なくなると、いうふうに考えてしまうんでないかなということですので、この辺の確認もやっていただきたいと。それから町で一つ忘れてることがあるみたいですので、この水槽に水道引きますよと言っておきながら忘れて、まだ引いてないところもあるようでございますので、この辺も一つ調べてみていただきたいと思います。以上、水槽管理について当局の考えをお尋ねいたします。
○議長 当局の答弁を求めます。
橋本総務課長!
○総務課長 只今のご質問にお答えいたします。
町内には、現在、235基の防火水槽がありますが、町だけでなく、防火水槽を管轄する各消防団、さらには広域消防署三春分署で、定期的な点検や調査を実施しております。
また、各分団とも、年度計画で水の入れ替えなどを実施して清掃も行っておりますが、ただいまご質問ありましたように、汚れがひどい箇所があるということについては、今後とも調査し対応していきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
また、防火水槽の近くに町の水道があってという件についても、今後調査して対応していきたいと考えております。ご理解いただきたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許し

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 代表

〒963-7796 福島県田村郡三春町字大町1-2
Tel:0247-62-8124  Fax:0247-61-2310

お問い合わせフォーム

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?

トップに戻る