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平成19年9月三春町議会定例会会議録

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三春町告示第53号

平成19年9月三春町議会定例会を、次のとおり招集する。

平成19年8月10日

三春町長 鈴 木 義 孝

1 日 時 平成19年8月23日(木曜日)午前10時
2 場 所 三春町議会議場


平成19年8月23日、三春町議会9月定例会を三春町議会議場に招集した。
1、応招議員・不応招議員
1)応招議員(18名)
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安
2)不応招議員(なし)

2、会議に付した事件は次のとおりである。
議案第53号 三春町町営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議案第54号 教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて
議案第55号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
議案第56号 平成19年度三春町一般会計補正予算(第2号)について
議案第57号 平成19年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について
議案第58号 平成19年度三春町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
議案第59号 平成19年度三春町病院事業会計補正予算(第2号)について
議案第60号 平成19年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について
議案第61号 平成18年度三春町一般会計歳入歳出決算認定について
議案第62号 平成18年度三春町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
議案第63号 平成18年度三春町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
議案第64号 平成18年度三春町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
議案第65号 平成18年度三春町町営バス事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第66号 平成18年度三春町敬老園事業特別会計歳入歳出決算認定について
議案第67号 平成18年度三春町水道事業会計歳入歳出決算認定について
議案第68号 平成18年度三春町下水道事業等会計歳入歳出決算認定について
議案第69号 平成18年度三春町宅地造成事業会計歳入歳出決算認定について

報 告
報告第 2号 平成18年度三春町財政構造改革プログラムの実施状況報告について
報告第 3号 平成18年度三春町事務概況報告について
報告第 4号 平成18年度三春町土地取得基金運用状況報告について
報告第 5号 平成18年度三春町高額療養費貸付基金運用状況報告について
報告第 6号 平成18年度三春町刊行物等管理基金運用状況報告について
報告第 7号 平成18年度三春町第三セクターの経営状況報告について



平成19年8月23日(木曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安
2、欠席議員は次のとおりである。
なし
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 影山 敏夫
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
副町長 (欠席)橋本 健夫
総務課長橋本 国春
財務課長遠藤 誠作
住民税務課長 佐藤 哲郎
保健福祉課長 原 毅
産業課長深谷 茂
建設課長影山 常光
会計管理者兼
会計室長 織田 芳子
企業局長松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 橋本 正亀
生涯学習課長 加藤 康子
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ?彦


5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成19年8月23日(木曜日) 午前10時開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 諸般の報告
第 4 議案の提出
第 5 町長挨拶並びに提案理由の説明
第 6 議案の質疑
第 7 監査報告
第 8 議案の委員会付託
第 9 報告事項について
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、平成19年三春町議会9月定例会を開会いたします。
ただちに本日の会議を開きます。

【会議録署名議員の指名】

○議長 日程第1により、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、6番佐久間茂君、7番栗山喜一君のご両名を指名いたします。

【会 期 の 決 定】

○議長 日程第2により、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日より8月30日までの8日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって本定例会の会期は、本日より8月30日までの8日間と決定いたしました。
なお、会期日程につきましては、お手元に通知しました日程表のとおりといたしますので、ご了承願います。

【諸 般 の 報 告】

○議長 日程第3により、諸般の報告をいたします。
出納検査の結果について、監査委員より、平成19年度第3回、第4回の例月出納検査報告がありましたので、その写しをお手元に配布しておきましたからご了承願います。

【議 案 の 提 出】

○議長 日程第4により、議案の提出を行います。
提出議案は、お手元にお配りしました「議案第53号 三春町町営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」から「議案第69号 平成18年度三春町宅地造成事業会計歳入歳出決算認定について」までの17議案であります。

【町長挨拶並びに提案理由の説明】

○議長 日程第5により、町長挨拶並びに提案理由の説明を求めます。
鈴木町長!
○町長 9月定例会の開会にあたり、ご挨拶と議案の説明をいたします。
本定例会は、議会と町長にとりまして、今任期最後の定例会となりました。選挙を間近に控え、あわただしい中にも、町民に分かりやすく、内容についてもしっかりとアピールできる定例会にしたいものと願っております。
議案については、人事案件、補正予算、18年度の決算認定等でありますが、行政執行にあたっては、結果が最も大事であると思っております。
良い結果を求め、最大限の努力をはらう訳でありますが、そこには、結果説明、結果責任が問われるものと思います。
充分な審査を尽くしていただきまして、同意、可決、認定されますようにお願いをいたしたいと思います。
(別紙議案説明書により説明)
以上でありますが、十分審査をいただきますようにお願いを申し上げて説明といたします。

【議 案 の 質 疑】

○議長 日程第6により、会議規則第37条の規定により、提出議案に対する質疑を行います。
これは、議案第53号から議案第69号までの提案理由の説明に対する質疑であります。
議案第53号「三春町町営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第54号、「教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第55号、「固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて」を議題とします。
これより質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第56号、「平成19年度三春町一般会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第57号、「平成19年度三春町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第58号、「平成19年度三春町介護保険特別会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第59号、「平成19年度三春町病院事業会計補正予算(第2号)について」を議題とします。
債務負担行為について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第60号、「平成19年度三春町下水道事業等会計補正予算(第1号)について」を議題とします。
資本的収入、支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第61号、「平成18年度三春町一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第62号、「平成18年度三春町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第63号、「平成18年度三春町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第64号、「平成18年度三春町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第65号、「平成18年度三春町町営バス事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第66号、「平成18年度三春町敬老園事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
歳入歳出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第67号、「平成18年度三春町水道事業会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
収益的収入支出・資本的収入支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第68号、「平成18年度三春町下水道事業等会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
収益的収入支出・資本的収入支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)
○議長 議案第69号、「平成18年度三春町宅地造成事業会計歳入歳出決算認定について」を議題とします。
収益的収入支出全般について質疑を許します。
(なしの声あり)

【監 査 報 告】

○議長 日程7により、監査報告について。
監査委員から、平成18年度に関する各種会計決算審査の意見についての報告を求めます。
野口代表監査委員!
○野口代表監査委員 平成18年度の各会計の決算審査について、報告をいたします。監査委員は私、野口と萬年智委員であります。審査の期間は、平成19年7月17日から同19日まで、及び7月23日から24日までの計5日間であります。審査の対象は、(1)の平成18年度三春町一般会計決算から(10)の平成18年度宅地造成事業会計決算までの10件であります。
審査の方法は、町長から提出された、平成18年度一般会計・特別会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び平成18年度基金運用状況調書並びに平成18年度公営企業会計決算書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書について、関係法令に準拠し作成されているか、計数は正確であるか、予算の執行は、法令に準拠し適正かつ効率的であるか、財政の運営は適正であるか、財産の管理は適正であるか、基金の運用は適正であるか等に主眼重点をおき、例月出納検査及び定期監査の結果を踏まえて、慎重に審査を実施しました。
審査の結果は、審査に付された各会計決算書等に基づき、関係諸帳簿及び証拠書類を照合審査した結果、決算計数はいずれも符号して誤りのないものと認められた。
次に審査の概要について、申し上げます。
第1は、一般会計についてであります。決算収支でありますが、一般会計の財政収支は、別表に示すとおり、歳入総額59億6,284万2千円、歳出総額は、57億5,345万円であり、形式収支は、2億939万2千円、実質収支は2億839万7千円であります。また、予算の執行状況は、歳入決算額は、予算現額に対し1億158万5千円増となり、予算現額に対する収入率は101.7%となっております。また、調定額に対する収入率は98.7%と前年度を0.1ポイント上回っております。収入未済額7,467万8千円は、前年度に比べ1,002万5千円減となっております。
一方、歳出決算額は、予算現額に対し98.2%の執行率で、不用額 は1億591万7千円となっております。
次に町債残高については、別表のとおり、対前年度7億5,271万7千円減の114億7,308万4千円であります。
次に、財政の構造にかかわる歳入構成は、町税等の自主財源及び地方交付税等の依存財源について、それぞれ別表のとおりであり、自主財源が40.6%、依存財源が59.4%であります。
一方歳出の構成は、性質別に区分しておりますが、別表のとおりであり、前年度対比ではやはり投資的経費が抑制されているという現状だろうと考えております。
次に財政構造の弾力性でありますが、主要財務比率の年度別推移は、別表のとおりであります。そのひとつであります、財政力指数につきましては、18年度は0.462と前年度に比べ0.019ポイント上昇しております。経常収支比率は本年度は87.9%と前年に比べ6.9ポイント上昇しております。公債費比率は前年度より0.6ポイント減少し21.8%となっております。それから、準公債費の比率でございますけど、前年度より0.5ポイント減少し25.9%でございます。次に起債制限比率でありますが、本年度は14.2%と前年度と同じであります。過去3年の平均では14.6%となりまして、前年度に比べ0.4ポイント減少しております。
また、実質公債費比率でありますが、この比率は、公債費による財政負担度の度合いを判断する指標の一つで、地方債発行の協議制移行で導入された新財政指数であり、平成18年度実質公債費比率の算定方式が一部変更されたことにより、比率が単年度で、1.2ポイント、3ヵ年平均で1.7ポイントの増加となっているが、変更前で算定を行うと単年度で19.7%であり、平成17年度より0.7ポイント減、3ヵ年平均では21.0%と0.8ポイント減となります。
第二は、特別会計であります。平成18年度、5つの特別会計の決算の収支状況は、別表のとおりでございます。歳入総額49億918万3千円、歳出総額46億465万6千円、差引額は3億452万7千円であります。各説に入りまして、三春町国民健康保険特別会計の決算収支状況は、別表のとおりでございます。18年度国民健康保険税における現年課税分の未納額は3,292万5千円、滞納繰越分を含めた未納額は、9,591万6千円となっております。保険給付費は11億4,951万6千円と前年度に比べ35万5千円増加いたしております。また、老人保健拠出金は3億3,450万円と対前年度で695万8千円減少しております。また介護納付金は1億2,164万4千円と対前年度で288万2千円増加しております。次に予算の執行状況は、歳入決算額は、予算現額に対し6,487万円の増収となり、予算現額に対する収入率は103.4%となっております。また、調定額に対する収入率は95.2%となっております。
一方、歳出決算額は、予算現額に対して93.5%の執行率で、不用額 は1億2,362万円となっております。
次に三春町老人保健特別会計の決算収支状況は、別表のとおりであり、予算の執行状況は、歳入決算額は、予算現額に対し123万1千円の増収、予算額に対する収入率は100.1%となっております。また、調定額に対する収入率は100.0%でございます。一方、歳出決算額は、予算現額に対して98.1%の執行率で、不用額 は3,559万6千円となっております。
次に三春町介護保険特別会計の決算収支状況は、別表のとおりであり、予算の執行状況については、歳入決算額は、予算現額に対し1,828万7千円の減収でございます。予算額に対する収入率は98.1%でございます。調定額に対する収入率は99.8%となっております。
一方、歳出決算額は、予算額に対して90.4%の執行率でございまして、不用額は9,358万3千円となっております。
次に三春町町営バス事業特別会計及び三春町敬老園事業特別会計の決算収支状況、予算の執行状況については、それぞれ別表に記載のとおりであります。
第三は、公有財産の管理でございます。「土地及び建物」「物権」「有価証券」「出資による権利」は、別表のとおりであります。
第四は、基金の状況でございます。「運用基金」「積立基金」「特別会計基金」の残高については、別表のとおりでございます。積立基金のうちの財政調整基金でございますが、現金に債権を併せて所有することとなり、8億555万9千円になるものでございます。
第五は、企業会計であります。その1は、三春町水道事業会計であります。事業の状況は、「給水人口及び件数」「普及率」「配水量」等々別表のとおりであります。水道普及状況は、給水人口が16,315人(前年度比95人減)、給水件数が5,101件(51件増)となっており、行政区域内人口に対する普及率は86.4%(0.2%増)であります。
また、年間総配水量は、1,674,946?と前年度に比べて17,773?の減となり、有収水量は1,398,363?と前年度を44,249?下回り、有収率は83.5%と前年度を1.7ポイント下回っております。それら以外の係数につきましては、表に記載のとおりです。
次に収支の状況でありますが、事業収入及び事業費用は別表のとおりで、事業収入は3億4,142万7千円であり、事業費用は3億3,389万9千円で、差引752万8千円の利益となっております。
次に、資本的収入及び支出は税込みでございます。収入は、工事負担金472万5千円、他会計負担金77万4千円、他会計出資金3,485万1千円、下水道工事関連補償金175万1千円、総額4,210万1千円となっております。支出は、建設改良費2,078万8千円、企業債償還金8,717万3千円、他会計長期借入償還金3,700万円で総額1億4,496万1千円となっております。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億286万円は、現年度損益勘定留保資金等で補てんされております。
次に会計の状況のうち企業債、他会計長期借入金の借入状況と償還状況につきましては、別表のとおりであります。
次に利益剰余金については、本年度は純利益が752万7千円となっております。前年度の繰越利益剰余金2,379万6千円を合わせ、未処分利益剰余金は3,132万3千円となりまして、翌年度繰越利益剰余金もこれと同額となっております。
次に財産管理は、「有形固定資産」「無形固定資産」「繰延勘定」については、それぞれ別表のとおりであります。無形固定資産の中で、水利権170万円が新たに追加をされております。
その2は、三春町下水道事業等会計でございます。公共下水道事業、農業集落排水事業、個別排水処理事業の状況については、別表のとおりでございます。
次に収支の状況でありますが、各事業の事業収入及び事業費用は、別表のとおりでございます。
全事業の収入は2億219万円、全事業費用は2億6,519万5千円であり、6,300万5千円の損失を計上しております。各事業の損失額はそれぞれ、公共下水道事業が約3,212万3千円、農業集落排水事業が約2,678万9千円、個別排水処理事業が約409万3千円でございます。
次に資本的収入及び支出は税込みで、3事業全体でみると、収入は、企業債8,780万円、負担金1,465万9千円、分担金1,775万円、補助金2,136万3千円、出資金1億760万円、総額2億4,917万2千円となっております。
支出は、建設改良費5,712万9千円、企業債償還金1億8,450万円、総額2億4,162万9千円となっております。
また、企業債は、本年度借入れ状況及び償還状況等、別表のとおりであります。
次に財産管理でありますが、「有形固定資産」「投資」「繰延勘定」について、別表に記載のとおりであります。
その3は、三春町宅地造成事業会計でございます。事業状況でございますが、平成18年度の分譲実績は、5件でございます。また16年度から定期借地法式を導入しておりますので、5区画について契約を締結いたしております。事業の状況は、記載のとおりでございます。収支の状況でございますが、土地売却収入が8,990万3千円、土地貸付収入が107万8千円で、合計9,098万1千円で、支出は合計1億502万8千円で、1,404万7千円の損失となっている。
借入金の返済は平成13年度末に全額繰上償還しており、現在現金は9,801万7千円あるので、資金計画上の問題はありません。
次に「結び」を申し上げます。
1点目、三春町財政構造改革プログラムは、平成18年度は実施三年目、最終年度であり、経費の削減実績は2億1,084万5千円で、計画額を6,755万6千円上回る結果となった。
一方、プログラム最大の目的である借入金の繰上償還は1億623万円で、計画額を6,121万4千円上回り、定期償還に加え繰上償還の実施により、町債残高は114億7,400万円となった。
なお、三年間に削減した経費の内訳は、人件費2億9,591万円、物件費1億9,048万円、補助費等5,387万7千円、公債費4,208万7千円で合計5億8,235万4千円である。
また、平成15年度末における普通会計町債残高132億2,300万円を、プログラム終了時の平成18年度末残高約120億円に圧縮する目標に対し、実績では平成18年度末残高を114億7,400万円にすることができた。評価したい。
ただ、財政指標を見る限りは、全般的に目立つほどの改善とはなっておらず、このことは、永い年月がかかることを示していることから、引続き、財政改革の努力が必要である。
2点目、町営バス事業の方針については、現状(町営バス車輌の状況及び利用者実態調査)を把握すると共に、その現状を踏まえた公共交通システムの検討を行ってきた。今後は、「バス路線の検討」、「受益者負担金」、「民間事業者の活用」等の課題について具体的な調査検討が進む予定である。期待したい。
3点目、堆肥センターの平成18年度は、本格的稼動の初年度であり、前年度の実績を分析し、「原料の搬入方法」「運転管理の効率化」「製品のPR方法の改善」等に改良を加えた。その結果、堆肥の売り上げは対前年比約150%の383万6千円を計上し、町との協定に基づき、町へ100千円を納入した。今後は運営収支を追及すると共に、農業振興にも寄与するよう努められたい。
4点目、清掃センターの業務委託については、田村西部環境センターの供用開始に伴い、共に良好な住み分けを図るため、収集業務の委託、管理・中核業務の直営など、全体的な運営方法を検討し、作業効率と収益の改善が図られるよう努力されたい。
5点目、健康づくり地区活動推進は、保健事業として実施する、健康増進事業及び各種予防事業は、各種のメニューが示されているにもかかわらず、活発な活動が見受けられない。今後は、「町民意識の高揚」「町民への働きかけ」「各種組織・団体との連携」「まちづくり協会との連携」など、広くネットワークを配して事業を推進すべきである。
6点目、学校施設耐震診断については、診断の結果を受けて、庁内で検討会が進行している。問題点の把握にとどまらず、具体的な対応策など、前向きな対応を望むものである。
7点目、小中学校建築設計図書の管理については、図書の管理方法及び保存期間などについて、関係部署と協議を行い、各学校が共通認識を持つよう指導すべきである。
8点目、町税の未納対策は軽自動車税及び国保税については、新規滞納者の発生を抑制す
ることを目的に、現在、検討がなされている事務処理要領を早急に策定し、運用できるよう努められたい。
9点目、公営企業会計は、水道事業において、給水収入は4年連続の減少となっている。しかし、決算上は特に悪い結果にはなっていない。全国平均と比べて、給水原価、供給単価、減価償却費の割合等、多くの点で劣っているにもかかわらず黒字決算となり、努力の結果もあるが、元々料金設定が高かったと思われる。公共下水道、農業集落排水事業、個別排水事業については、減価償却費を除けば、営業費用を賄っており、この1年間どちらかと言えば順調に推移したと思われる。しかし、水道、下水道事業等の個別の事業の中には、多額の流動資産があるので、町民の負担の公平をはかる一方で、家計の負担の軽減のため、料金体系を改めるべきと判断した。
10点目、三春町には第3セクターの会社として、(株)三春まちづくり公社と(株)三春の里振興公社があり、それぞれ経営改善に取組んできたところである。しかし、三春まちづくり公社は18年度においても、改善の成果を出すことができなかった。原因を究明し、抜本的な対策が必要である。
一方、三春の里振興公社は前期に比べ、大幅な経営改善に成功した。当期純損失266万円余は、来期、黒字化を予測させる数字であり、今一層の努力に期待したい。
18年度決算においては、第3セクター2社は明暗を分けた。今後の分析と原因の明確化と改善策の実行こそが大切で、最大株主である三春町の確固たる姿勢が問われている。
以上が結びでございます。
なお付記として、各会計地方債等残高一覧表、債務負担行為額、地方交付税等の推移、三春町職員退職手当負担金総合収支、三春町財政構造改革プログラム実施状況、地方債借入先別及び利率別現在高の状況については別紙のとおりでございますので、ご報告申し上げます。
以上で報告を終わります。

【議案の委員会付託】

○議長 日程8により、議案の委員会付託を行います。
ただいま議題となっております「議案第53号から議案第69号まで」は、お手元にお配りしま
した議案付託表のとおり、各常任委員会に付託することに、ご異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。
よって、各常任委員会にそれぞれ付託することに決定いたしました。
なお、付託以外の議案についても、各常任委員会において審査されるようお願いいたします。

【報 告 事 項】

○議長 日程第9、報告事項について。
報告第2号、平成18年度三春町財政構造改革プログラムの実施状況報告について。
報告第3号、平成18年度三春町事務概況報告について。
報告第4号、平成18年度三春町土地取得基金運用状況報告について。
報告第5号、平成18年度三春町高額療養費貸付基金運用状況報告について。
報告第6号、平成18年度三春町刊行物等管理基金運用状況報告について。
報告第7号、平成18年度三春町第三セクターの経営状況報告について。
町長より報告がありましたので、お手元に配布しておきましので、ご了承願います。

【散 会 宣 言】

○議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
これにて散会いたします。大変ご苦労様でございました。
(閉会 午前10時51分)


平成19年8月24日(金曜日)
1、出席議員は次のとおりである。
1番 萬年 智
2番 橋本 敏昭
3番 加藤 徳治
4番 渡辺 泰譽
5番 五十嵐 信安
6番 佐久間 茂
7番 栗山 喜一
8番 上石 直寿
9番 村上 瑞夫
10番 渡辺 渡
11番 日下部 三枝
12番 ?山 ?夫
13番 佐藤 一八
14番 儀同 公治
15番 渡辺 勝雄
16番 三瓶 正栄
17番 柳沼 一男
18番 本多 一安
2、欠席議員は次のとおりである。
なし
3、職務のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
事務局長 田中 金弥
書記 影山 敏夫
4、地方自治法第 121条の規定により説明のため議場に出席した者の職氏名は次のとおりである。
町長 鈴木 義孝
副町長 (欠席)橋本 健夫
総務課長橋本 国春
財務課長遠藤 誠作
住民税務課長 佐藤 哲郎
保健福祉課長 原 毅
産業課長深谷 茂
建設課長影山 常光
会計管理者兼
会計室長 織田 芳子
企業局長松本 正幸
教育委員会委員長 深谷 信吾
教育長 橋本 弘
教育次長兼教育課長 橋本 正亀
生涯学習課長 加藤 康子
農業委員会会長 加藤 武彦
代表監査委員 野口 ?彦(午後欠席)
5、議事日程は次のとおりである。
議事日程 平成19年8月24日(金曜日) 午前10時開会
第 1 一般質問
6、会議次第は次のとおりである。
(開会 午前10時)

【開 会 宣 言】

○議長 ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

【一 般 質 問】

○議長 日程第1により、一般質問を行います。
議会の申し合わせにより、一般質問は、質問席において、一問一答により行います。
質問の全体時間は、再々質問まで30分以内の時間制限であります。
通告による質問を順次許します。
6番佐久間茂君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 今回私は4点について質問をいたします。私にとりましては最後の質問でございます。第1項目は、公営住宅についてであります。町営住宅についてでありますと言ったほうがわかりやすいかもしれません。町営住宅について空きができた場合には募集を行ないます。その募集についてでありますが、過去数年間の実績によれば、普通の町営住宅の入居申し込み競争率は、常に高く最近の5年間をとってみても、高い時には4.89倍、非常に狭い門であります。しかし家賃の高い。高いところはご承知のように家賃は月額6万でありますが、家賃の高い特定公共賃貸住宅は1倍を下回り、つまり無競争になるわけですね、1倍を下回り最近18年度でいってみても0.27倍、いつでも入れるとこういうふうな状態であります。もちろん6万円のところは一番住みやすい住宅のとこですが、これはいつでも入れると、空いてるということであります。今現在、単身用の4万円台の家賃のところは、3戸空いてると、6万円のところも3戸空いてるとこういう状態でございます。したがって、全然問題が無いというわけにはいかない。だから現在までの公営住宅に対する町の政策、これをやっぱり検証するべき時ではないか、過去のことをあげつらうのではありません。過去のことの教訓に学んで、その公営住宅政策をどのように今後考えて行ったらいいのか、こういうことについて聞きたいのでございます。これが第1点であります。
○議長 第1の質問に対する当局の答弁を求めます。
影山建設課長!
○建設課長 お答えを申し上げます。
町では、住宅政策の一つとして、様々な世帯の入居希望に応えるため、多様な公共賃貸住宅を提供しております。
内訳としましては、若年・ファミリー世帯向け公営住宅が293戸、高齢者単身向け公営住宅が20戸、高齢夫婦世帯向け公営住宅が4戸、単身世帯向け特定公共賃貸住宅が20戸、中堅所得世帯向け特定公共賃貸住宅が8戸、合計345戸の住宅を供給しております。
お質しの特定公共賃貸住宅につきましては、現在、単身世帯向けの貝山団地が3戸、中堅所得世帯向けの一本松団地が3戸、それぞれ空き家となっております。
現在の空き家状況でありますが、単身世帯向け3戸については、転勤等による退去であり、中堅所得世帯向け3戸については、住宅の新築等による退去であります。いずれも、入退居の入れ替わりによる空き家であり、入居申し込みの競争率は高くありませんが、住宅の需要はあり必要な住宅であると考えております。
評価としましては、第6次三春町長期計画及び三春町住宅マスタープランに基づき、「多様な住宅ニーズへの対応」がなされており、目的の達成が図られていると考えております。
今後は、民間賃貸住宅の市場状況や、真に町営住宅を必要とする者の状況を把握し、多様性、柔軟性のある施策を展開してまいりりたいと考えております。以上でございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) いろいろな住宅に対する要求があると、それに応えるような住宅を用意していると、だからこれは適切であるという話でありましたが、実際問題として町営住宅の本来の意味は、住宅に困っている人、どうしても困っちゃってんだという人に、どうぞと入れるようにするのが一番大事な町営住宅政策だと思うんですよね。この特公賃住宅こういうものは確かに当時においては理由があったということを私も否定はしません。中堅のつまり西部工業団地に次々次々に工場誘致で工場がやってくる、多数の従業員もやってくる、中に中堅所得層がたくさんいるだろ、この人たちを郡山から通ってもらわないで、三春に住んでもらって税金をいただこうという風なことがあったということを私も否定できません。
しかし私は今言ったような最も大事な住宅っていうのは、住宅に困っている必ずしも所得も多くないこの人たちに文化的な最低生活を保障するのが、一番大事だといって私の記憶に間違いが無ければ、もう10何年前になりますかね、私一人でしたか二人でしたかちょっと忘れましたが、この特公賃住宅については反対したんであります。果たせるかなまだ、さっき言ったように普通の住宅には、入りたくても入れない人がいる。この住宅政策はまず見直してもらわなくちゃいけない。だいたい担当課の担当職員がですね、こういう住宅があるんですが是非入っていただけませんかと、いうふうに頭を下げて歩くのはすでに町営住宅政策の言い方は悪けれども破綻みたいなものじゃないかと。前にも言ったことあります。町の係員は不動産会社の社員ではないのですから、困ってる人に入ってくださいとどうぞという風なことでなければならないと思います。中には郡山から通いたいと思ってるような人に「あんた三春に住まねっちゃねえべ」と、こういうことでもって無理矢理といってはなんですが、勧誘するのが私は町の町営住宅政策ではないと思うんです。だから今の答弁の中でははっきりしませんでしたが、6万円ももっと安ければいいなーと思うけども、これは法律的に可能であり全国的にも例がある、6万円のままだったら三春でもって今相当立派な新築のとこあるんですね。だからみなさんも一本松お通りになるときは見てください。あの6万円の所は私は「物干し竿があればいいな-」と思って通るんですが、物干し竿が無いところは空いてるんですねやっぱり、だから見直しをするのかしないのかどうかはっきり言ってもらわないと、今までが適切だったみたいなことでは困る。今までのことを非難するのではありません。今後どのように見直すかはっきり言っていただきたい。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山建設課長!
○建設課長 再質問にお答え申し上げます。経過といたしましては再質問にありましたように、平成7年度作成の三春町公共賃貸住宅総合再生計画等の中で、特定公共賃貸住宅の供給の増加が期待されていたというようなことで、お質しにありましたように田村西部工業団地の建築をはじめ、町営の公共住宅、特に中堅所得者層あるいは単身者層そういう方についての住宅対策が必要であったという経過の中で、取り組んできたわけでございますけども、その後ご承知のように工業団地に思ったほど企業が進出していない、あるいは景気の低迷等そのような中であるいは所得の減少等の中で、家賃の割高感そういうものが入居率の低下につながっているというような経過でございます。
これらの中での対策といたしまして、いろいろと検討を加えている中でございますけども、公営住宅と、特定優良賃貸住宅これは別の制度でございまして、当然対象とする方々は違っているわけでございますけれども、そのような中で特に特公賃について申し上げれば、建築後かなりの時間も経過しておりますし、前の状況も変わっているというような中で近傍同士の民間家賃の調査等も行ないながら、家賃の改定も検討し新規入居者の促進に努めてまいりたいと、そのように考えてるところでございます。よろしくお願いします。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
6番(佐久間茂君) 今いろいろ再検討するということで、それは了承いたしますが、私はこういうふうな政策についてはやっぱり当時私反対したと言いましたが、私の反対は少数でありました。しかし少数意見というのはやがて多数意見になるであろうという少数意見もあるんですね、だから今後もですね、こういう議場の場での少数意見というのはやっぱり町の方でも真剣に検討してもらいたい、このことは答えていただくべきところでありますが、その他にもうひとつ大事なことがあるんですね。単身用の貝山の住宅であります。これは1回触れたことございますけれども、今でここで言うのも適当かどうかわかりませんが、最初あれはあそこに建てるわけじゃなかったんですよね。あのガソリンスタンドの裏、貝山のガソリンスタンドのすぐ裏の高い所に建てるわけだったんです。ところが土地の関係で上手くいかなかった。しかし仕事が進んじゃったんだから今さら止めるわけに行かないということで、貝山のあそこの地権者にご協力願ったんだというふうに私は考えているんです。ただ、今にして考えてみますと、場所はやっぱりあんまり良くないんだと、だから町の仕事は従来私も関わりがありましたし、現町長も町会議員で賛成したほうでありました。がその乗り掛けた船だから補助金やなんかの関係で、今さら止めるわけにはいかないんだという理屈があの時まかり通った記憶がございますけれども、やっぱり町の仕事というのは首をかしげるような状態が来たときには、時には退却する勇気が必要ではないかとこういうことを私は思ってるんですが、それについての考え方を伺いたい。
○議長 当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 お答えをいたしたいと思いますが、おっしゃるとおり時代は刻々と変化をしておるわけであります。我々行政執行をするにしてもですね、その時代の変化というものを的確に捉えながら、あるいは先取りをするくらいの考え方で後々ですね、「やって良かったな」と言われるような事業執行に努めてまいりたいと考えております。6番議員の提案をしっかりと受け止めて行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長 第2の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第2の質問。第1の質問も同じですが第2の質問についても過去の触れたことのある質問事項であります。最終回でありますので、的を絞って再び質問をするわけであります。町にはいろいろな所有をしている土地がありますが、そういういろいろなものは省きまして、私は岩本団地とそれから過足団地俗に言う紙漉の里、それから御祭団地とこの三つだけを取り上げて質問をしたいわけであります。この岩本、紙漉、御祭の3住宅団地の未分譲宅地、まだ分譲しない言い方が悪いかもしれませんが、わかり易く言えば売れ残り団地ということになるのですが、売れ残り区画は28区画に上っております。町民の中に宅地がほしい人はいくらでも居るんでありますが、先立つものはお金であります。従来の三春の住宅地分譲は、少し価格の面で問題があったんじゃないかと、それから宅地の需要予想そのものもあまりよく予測できなかったのではないか。この価格と需要予測は密接に関連するから一つのものとは言えませんけれども、とにかくこれだけ売れ残ってしまった。それで前から言ってるように「値下げをしなさい」というと、値下げは難しい。特に岩本団地などは、ここのところ4、5年ただの1区画も売れてないわけですね。中くらいに高い紙漉の里というのは、ここ2年くらいは3年ですか1区画も売れてない。比較的経済的な御祭団地がここ3年の間に毎年2区画ずつ買っていただいてると、こういうことになっております。だからこの難しさというのは値下げをする場合にはすでに購入された方々との間の関係は、割り切るんなら割り切れますけども、割り切れない問題が残る。だから私は早期にすでに購入されたみなさんと真摯な協議をしながら、これは完売をしていくべきではないかとこういうふうに考えるわけであります。まあ最初の頃は企業局でなかったのに、この頃になって企業局になっちゃったから企業局にとっては荷物かもしれませんが、一つ答弁をお願いしたいわけであります。
○議長 第2の質問に対する当局の答弁を求めます。
松本企業局長!
○企業局長 だだ今の質問に対して答弁をしたいと思います。
お質しの3団地は102区画の造成をいたしまして、74区画を譲渡などをしてございまして、ご指摘のように28区画の分譲を継続しているところでございます。
これらの宅地造成は、各団地の持つ特性を生かした事業展開がなされてまいりました。妥当なものであったと受け止めておりますが、結果的に「経済情勢やニーズの変化」がこれほどのものになることは想定外でありました。
経済情勢による購買意欲の低迷の中、ゆとりある生活基盤の提供・維持をすることが、町としての宅地造成の本旨であると考えております。
しかしながら、供給する物件が活用されていない現状を打破するためには、ご提案をいただきましたことを十分に斟酌をさせていただきまして、完売に向けて「譲渡価格の再計算」などをおこないまして取り組みをしてまいりますので、ご支援ご指導をよろしくお願いいたします。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今あのそのことについて早急に検討してまいりますというふうに答えられましたが、従来ですね監査報告にもあるわけですが、単年度で1千万だかなんだか損失が出たと、しかし9千何百万だかこの宅地造成特別会計については、9千何百万だか金があるんで、今のところは資金上問題はありませんて、なんか会計監査報告に書いてありますが、1年に1,500万円ずつ赤字になっていたら9,000万は6年で赤字になるわけですね、だからうかうかしてたら困っちゃうわけですね、だからその9,000万ていうのは無いものとして計算して赤字赤字と言わないと困る。例えばですね、岩本住宅団地はですよ概算で言えば6億3百万原価がかかってるわけです。工事費と土地代ですね。6億3百万かかってるんですよ。そして売ったのは3億6千万なんですよ。だからなんぼですか2億5千万かなんか赤字なんですよこれ。だから三春の規模でいえば2億5千万の赤字といえば相当大きなものじゃないかと、過足団地だって結構かかってんのに1億円以上赤字になってるわけですから、そうしないと今金があっから今のとこは大丈夫なんだとこういうことじゃ困るんじゃないかと、こういうことでありますから、いま局長が答えたやつですね、もう少し具体的に何とか前から私言ってるわけですから、具体的な方策として今お質しのことやってきますじゃなくて、もう少し具体的な内容を明らかにしていただきたい。
○議長 当局の答弁を求めます。
松本企業局長!
○企業局長 ただいまのご質問でありますが、例を挙げますと岩本住宅団地で支出した額が6億3千万ということでございますが、それに対しての収入ということで私どもがつかまえておるのは4億5千万の収入があったとつかまえてございます。差額的にいいますと1億7千万ほどの赤字になってるということでございます。残存物件の今売り渡そうとしてる14区画の資産が2億4千万という形で完売できれば黒字になるんだというような試算をしておるわけでございます。ただ、先ほどからご指摘受けてるように値段の問題というような形でございますが、私たち岩本住宅団地については、面積の大きい区画にしてゆとりあるというような部分で敷地面積を大きく取ってると、それから建築協定というような形で壁面後退、それから高さの制限などいろいろな優良住宅地に作るようにやってきたというような部分で、今余裕のある金額だけを使って売れれば一番良いんですが、そうじゃない部分も含めてですね、面積が大きい、規制が厳しい部分も含めた中でいろんな対策をとらなくてはいけないだろうと考えております。そういうことも含めまして町会計の負担にならないような形で対応するために真剣に取り組んでいくということで、ご理解をいただきたいと思います。以上であります。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) こういう一般質問ではあんまり細かい数字言うのもなんですが、今の数字の中でちょっと数字が私のと違うもんですから申し上げておきたいんですが、岩本団地は今6億3千万と言いましたが私は6億3百万と言いましたね、6億3百6万5千円かかったですね、売ったのは今4億5千万と言いましたが私は3億5,934万7,181円だと思ってんですが、その4億5千万と今言った9千万はどこに何を売ったんでしょう。
○議長 当局の答弁を求めます。
松本企業局長!
○企業局長 今の部分でございますが、ちょっと細かい話になりますが、一度売却した物件を買い戻した事例がございますんで、そこでの誤差が出ておると思います。買戻しで確か1区画ほどやっておるという部分のプラマイの部分がございます。それからもう一つ譲渡した部分の中ではありませんが、私どもの考えとしては岩江地区のゲートボール場になってる部分、附帯地でございますが、それを町に無償譲渡したという部分のところについても、一応売れた部分のプラスマイナスには加えさせてもらってる関係上、差が出ているんだろうと考えております。以上であります。
○議長 第3の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第3の質問は、第3セクターについてであります。
これも私は度々やってまいりましたが、最後の質問ですからこれを欠かすことができないと思って項目にあげたわけであります。三春町の二つの第3セクター、三春の里とまちづくり公社、これは経営状態は厳しい状況にあると考えております。もっとも今回の監査報告を見ると何か三春の里はめざましい前進があってですね、来年は黒字になるのではないかという評価があって、二つの第3セクターは明暗をわけたとこういうふうに記述しておりますけれども、私は厳しさには二つとも変わりはない、こういうふうに分析するわけであります。この三春の里も厳しいんだという理由については、再質問あたりでまたやろうかと思いますが、長くなりますから。第3セクターとはいえ、これは町が思い責任を負っているんであります。主たる責任は町にあるんだというふうに私は考えております。今までも何回も申し上げてきましたけれども、これを将来どうするんだろうと今お答えを願うとすれば来年のことでなくても結構です。5年後でも10年後でもその第3セクターの将来像を町はどいうふうに描いているのか、これを私は安心できるような答弁をいただいて引退したいと私は思います。よろしくお願いします。
○議長 第3の質問に対する当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 お答えをいたします。
第3セクター三春の里振興公社と三春まちづくり公社の経営状態につきましては、厳しい状況にあるのは確かであります。
しかしながら、三春の里振興公社につきましては、前期に比べ大幅な経営改善が図られており、新館建設以来の慢性的な資金難から脱却し、次の決算期には黒字化も見込める状況にあります。しかし更なる努力に期待しているところであります。
一方、三春まちづくり公社につきましては、18年度において、残念ながら経営改善の成果を見出すことができませんでした。
経営改善の課題も論点が整理されつつあり、取締役会等での改善方策の実行に大いに期待を寄せているところであります。
いずれにいたしましても、町は、公社設立を主導した経緯や最大株主としての責任は重く受け止めており、取締役を派遣するなど経営の安定化に向けた支援を続けていく所存であります。
第3セクターの将来像ということでありますが、三春の里振興公社にあっては、農業を基本とした地域振興と都市・農村との交流を、三春まちづくり公社にあっては、商業・観光を基本とした中心市街地の活性化を図るという公社設立の趣旨を更に高めていくことは勿論ですが、経営の安定化を最大の課題として、引き続き努力してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いをしたいと思います。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) いま町長から総論的な答弁がありました。三春の里についてでありますが、経営改善がだいぶできたというふうに言っております。三春のまちづくり公社との比較でありますけれども、三春の里は確かに去年から今年までは非常に良くいったと私は思います。今ひな壇の中には現在の責任課長と建設当時の課長が別のセクションでここにおいでになるわけですが、今まではあそこには1億どころじゃないですよね、人件費が三春の一般の予算から出た人件費は1億円を超えてると思います。間違っていたら後から答弁の中で間違ってると言ってください。一方、三春のまちづくり公社のほうには人件費そんなには出てないように私は思います。これも間違ってたら言ってください。だからこれ二つを並べてあっちは良かった、こっちは駄目だということは、ちょっと私はどっちの肩持つわけではありませんけれども、両方ともひどいんだと。ただ三春の里の場合は今の責任担当課長に聞いておきますが、去年から今年まで非常に良くなったっと、あの新館に限っていえば減価償却を超える利益が出ていたのか出ていないのかだけを、そこでは聞いておきたいと思うわけであります。それから三春のまちづくり公社については、私はこれを聞く人にとっては非常に腹を立てる人もいるかもしれませんが、事実問題として言っておきますが、お金を掛け過ぎたんです。建物に。私はそう思うんです。また繰り返して言うのでこれも面白くない方いるかもしれませんけども壱番館の建物ですね、予定価格が3億9,500万、落札価格が3億9,300万、落札率が99.49%。99.49%ですよ。あれがもし90%だったら今のまちづくり公社すでに健全経営じゃないですか。私はこういうことは、それはその入札関係はあそこの取締役会がやったんだからというふうに逃げられたんでは、あっちはかなわないと思うんです。玄人はこっちにいるんですから町に。だから今後もですね、掛ける金は掛けないで、入る金を多くしていかないと、とてもじゃないけれどもやってかれない。それをまちづくり公社の責任にされてもこれもまちづくり公社の取締役だって大変だと思うんです。こういうふうなことも考えればですね、喋りたいことはいっぱいあるんですが時間が無いもんですから、あんまり喋りませんけれども、ただ見逃せない点が一つあります。まちづくり公社の中では個人保証で500万借りて、それが会社の運営になっていると。これありますね。これ町では認めるんですか。三春の里で前町長がまったくの善意からですよ、金が必要だからといって多額の個人保証をしてくださって三春の里を運営した。しかし後から我々はそれを個人保証から外すのを相当議論をし苦労したんです。それが今まちづくり公社で行われてるとすれば、町では何とかしなくちゃいけないんじゃないかと思います。何とかしなくちゃいけないんじゃないかといっても、税金を使うわけにはいかないとすればどうしたらいいんだろうかと、これお答え願います。
○議長 当局の答弁を求めます。
深谷産業課長!
○産業課長 三春の里田園生活館の新館に限っての減価償却がらみの話なんですが、新館に限っては申し訳ありませんが分割されておりませんので、18年度の決算で申し上げますと原価償却額合わせてなんですけど、当然新館だけが公社自前の償却資産になってますんで、そういった意味では1,664万4千円、それで支出のほう全部プールであの経費関係ですね、全部プールでやってますんで、それに比較して当期の純利益でマイナスの266万4千円、累積債務で7,576万7千円という状況が三春の里の18年度の決算内容でございます。それから500万の個人保証でという事ですが、この件に関しては取締役会の中でもうちょっと議論をしていただいて、その中で解決を図っていくと考え方で進めております。以上でございます。
申し訳ありません、壱番館の入札執行に関してのことなんですが、やはりあの責任逃れするわけではないんですが、町は関与はしてないことはないんですけれども、公社自体が入札に付したという部分もありますので、その点についての答弁は控えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長 橋本総務課長!
○総務課長 質問の中に三春の里振興公社に対して町が人件費として1億円程度支出してるんじゃないか、という質問だったと思いますけども、三春の里振興公社設立した平成3年でしたか、当時から三春の里振興公社は第3セクターであるけども、まちづくりで貢献する公社であるということで、人件費については当時は例えば7・3とかですね、途中で負担区分を毎年協議してやってきたと、で現在もそういう形で三春の里振興公社と町の間で協定書を締結して支出してると。ただその累計が1億円相当になっているかどうかについては、私今ここでは資料持っておりませんので、ただそういうことで協定を毎年結んで町も負担はしているということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
あともう1点ですね、すいませんでした。まちづくり公社に対する支援なんですけれども、まちづくり公社に対しては人件費ということではなくてですね、当初人件費見合い分といいますかその形で当初700万だと思います。それから年々ですね、まちづくり公社の方も自分のところは自分で負担していただきたいということで、負担率を下げてですね、支援という形で金銭的に支援してきました。その額の累計についてもですね、ちょっとここで数字ちょっと持ってないんですけども、そういう形で片方については人件費で、片方については助成金という形で助成はしてきております。以上であります。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 今いろいろなこと話を聞きました。だからそれを総合すればですね、二つの公社とも今だ非常に厳しい状態にあると、まちづくり公社の方は最初700万、町がだんだんお金がなくなっちゃって今150万ですか、だいぶ減りましたね。だからまちづくり公社の方からいえば、三春の里が行政課題農業でやってるんなら、俺ほうは商工会のやつで行政課題やってんだけどな、なんて言われるかもしれません。しかし町は金が無いわけでありますから150万上げろなんてこと私はあえて言わないんです。ただ、だから三春の里も早期にですね、離着陸の離陸のほうをしてもらいたいというふうなことを考えているわけです。これは当面、不可能なのか可能なのか、だいぶ監査で誉められたわけですから私可能なんじゃないかというふうに思いますがどうでしょうか。
○議長 当局の答弁を求めます。
鈴木町長!
○町長 可能になるようにですね、しっかりと努力をしていきたいとこういうふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○議長 第4の質問を許します。
○6番(佐久間茂君) 第4の質問は、入札の改革についてであります。
これはもう何回言ったか私も回数を忘れました。ことによると、入札に関してこれほど一般質問の回数が多いのは、日本では私が一番ではないかというふうなことでしつこいくらい申し上げました。いろいろ皆さんにも嫌な思いをさせましたが、今日はその仕上げとしてですね質問したいと思うんです。
最近、町の工事などの入札で、落札率がようやく95%を切るようになり、日本弁護士連合会が談合の疑いがあるんじゃないかとみる線ですね、その95%を下回るようになりました。前回あるいは前々回の一般質問で指摘したように、実は私は町でも保存してない古いところまでの資料を全部入札については持っておりますが、100%がごろごろ、100%近く混ぜるとほとんど全部、こういう時代からすれば今の95%を下回るようになったことは、大きな進歩であると、まあご同慶の至りというんですか、そのへんの入り口まで来たと。しかし、県は新聞で見ると何かあの一大汚職問題もあるからでしょうが、落下が激しくて80%近くまで落札率が落ちてきていてこういうことであります。私は談合は私はいつでも言ってるように警察でありませんから、談合がありましたということは言わないんです。しかし、大ゼネコンは談合を無くす宣言をしたんですから、談合を無くす宣言をしたということは談合をやってたことなんですね。それから2、3日前の新聞見たらば、執行猶予が付いて安心した方が新聞記事によれば、「いやー談合はなくなるでしょう」とこう言ったんです。「談合はなくなるでしょう」と言うんですから、あったんですよね。そしてまだ今でもある。言っちゃ悪いけれども何とか組は今だに全国的に有名な誤りをコンプライアンスを犯しているわけであります。だから私が今までいろんなこと言って、担当課長は検討させていただきますと言ったことについて、検討した結果を言ってもらいたい。その上で県では県自らはとてもこれは今までの行きがかりがあって出来ないと、従って第3者の権威者を入れた「福島県入札制度等監視委員会」というものを作って、一流の人たちのご足労を願ってやってるから下がってきたわけですよね。だからこういうものは三春町でも作っていただきたい、これはどんなもんかとこのことについて聞いておきたいんであります。
○議長 第4の質問に対する当局の答弁を求めます。
遠藤財務課長!
○財務課長 ただいまの質問にお答え申し上げます。町は、予定価格の事前公表や入札状況の公表、随意契約の検証等を実施してまいりました。そういうことで入札等契約業務の透明性の向上と公正な競争確保に取り組んでまいりました。これについては先ほど話ありましたように、いろんな提言が寄せられまして、これにお答えするという一面もあったかと思いますが、このような形で現在に至ってるということでございますけども、その結果、落札率も下がってきたということで、これは大きな改善の効果がでたんだと評価をしております。
予定価格については、適正に積算された設計図書を基に、工事の規模、内容、市場動向を考慮し設定しておるというようなことでございまして、県では落札率が80%ぐらいまで下がっているとのことですが、町の場合ですね、県と比べ小規模な工事が多いと、それから入札見積件数を見ましても年間、現在だと60件前後まで減っております。そういう中で県の規模と比べて圧倒的に少ない中で同じような状況の比較は難しいんではないかと認識をしております。
それから、提案のございました、「入札制度等監視委員会」の組織化についてですが、現在は入札にあたっては、庁内で工事等指名運営委員会というものを出来るだけ頻繁に開くということで十分な審議を行い、その入札の結果については、その都度議会にご報告を申し上げております。そういうことで透明性を確保しながら業務の適正化を図ってきたということでございまして、今後とも厳正な執行をしていくということで考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
大変失礼しました。入札等監視委員会の検討の結果はどうかということでございますが、現在の状況でしたらば、今すぐに作るまでの必要性は無いのではないかと、担当ベースとしてはそのような状況でございます。これについてはいろいろ県の方、事例を調べておりますが、県の数千件に及ぶような工事高になれば第3者のチェック当然必要な部分あろうかと思いますが、町の現在の数億円の発注額でですね、それから入札関係のもの見ましても百万単位とか、1千万円を超えるものが非常に少ない中で、はたしてそこまで必要あるかというのはもっとさらに検討をする必要があるんではないかというようなことでございます。
○議長 再質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 三春町の規模、係数からいって県のような具合にはなかなか行かないんじゃないかと、私も従来から言ってるように地域を三春町の業者に限定して、入札をするということは一概に反対してないことは明らかです。他のほうの大ゼネコンにやられちゃうからね。そのこと私理解してるんですよ。だから最低価格設けろって言っても80%の最低価格設けろって私言ったことないでしょう。今95%なんだからね、今んところ90%とか85%とかそれでやっぱり三春町の中の業者の人にも力を付けてってもらう、合理化をしていってそれでも耐えられるようにしてもらう、やがては郡山の入札にも打って出ると、こういうふうなことをやらなくては駄目だと、私はこの20年間、町では町内の土木業者を育成する姿勢が私は無かったんじゃないかと非常に残念に思ってるんです。そういう厳しい中で育ってってもらえばいいんですよ。そのことなんです。それから、第3者の委員会ですね、これはやっぱり作ってもどうかと思うんだったら作ってみればいいんです。これはそうじゃないかと。そして委員には、この頃、有識者っていう言葉ありますよね、嫌な言葉ですね。有識者に選ばれなかった人は無識者なんです。だから第3者委員会を作ってもらって、その委員にはね、本当に中立的な立派な人、だいたいこういう審議会などは町長に反対してるような人が2、3人入ってないと駄目なんですよこれ。そうでないとこれは仲良しクラブになってどうにもならない。そういう形でもって是非作ってもらいたい。そして辛口の意見を言ってもらって取り入れるべきものは取り入れて、駄目なものは駄目だと言って、これを脇で見ている町民が町長が正しいと見れば、町長の勝ちとこういうことになるわけですから、こういうことで是非やってもらいたいと思うんだが、そう言っても検討するというんでしょうが、私最後の質問ですからね、真剣に検討するとか、前向きじゃなくもう少し出来るように努力するくらいのことを言ってもらえないかと思うんですが、どんなもんでしょうか。
○議長 当局の答弁を求めます。
遠藤財務課長!
○財務課長 ただいまの質問にお答え申し上げますが、2、3申し上げますと、80%それから95%という数字が何種類か出ましたけれども、95%を割ってるものでも9割までは割ってない。工事の関係の場合ですと予定価格をほとんど公表してますよね、公表した金額で入った金額が90%台前半にあると、公表しなかったものに70%台とかという札が入ってるわけですね、ここのとこをどう考えたらいいかということを非常に悩ましい部分であります。この予定価格の公表についても議会の方々からいろいろ意見を伺ってやってみたらいいんではないか、踏み切ってやってよかった部分、それから依然として一つの目標金額を設定されれば、頑張ってこれくらいかなと。それも工事があるときにはたぶん頑張りようあるんだと思いますけれども、業界そのものに工事高がそれほど見込めない場合には、頑張るにも後に続かない面がありますので、そういう意味では非常に難しい部分あるんですね。こういう議論は広報あるいは放送を通じて関係者の方々も耳にされると思いますが、そういうことで是非この場で頑張っていただきたいと申し上げて担当の見解にさせていただきたいと思いますが、それから入札等の指名監視委員会ですね、これについては県の場合ですと逮捕者出したほどの事件の合った後で、それを質すということで作った組織ですけども、いずれ情報公開とか何かの時代ですから、そういうものが提言あったとを真摯に受け止めながらこれからの仕事に生かしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○議長 再々質問があればこれを許します。
佐久間茂君!
○6番(佐久間茂君) 真摯に受け止めるということで私は勝手に期待をしておくわけであります。この入札の諸悪の根源は、やっぱりたとえば指名入札にあったと。清水建設などというのは私の記憶では、三春の病院を建設するまで三春の仕事何にもやったことないでしょう。それが競技会でもって第1位になって今建ててるでしょう。あれ立派な建物建たるんでしょう。今までなんで指名しなかったんでしょうね。優秀なんでしょう。私は優秀だかなんだかわかんないけど、優秀だから頼んだんだ。確かに期待できる病院が出来るんです。あれ指名しなかったでしょう今まで。私見てみたら最近資料見てみたが清水建設は指名したためしがないですね。だから指名というのは間違ってたんですよ。だから間違いを直すのが今どんどんどんどん進んでいると、だからそのことを考えていただくと。で私はだいたい20年位前からこれいろいろやってまいりましたが、資料は私も今後は保存しておきますから、皆さんの真摯な検討をお願いします。残時間がゼロになりましたので最後の質問をこれで終わります。ありがとうございました。今のやつに答えがあればお願いします。
○議長 当局の答弁を求めます。
遠藤財務課長!
○財務課長 それでは私のほうでもこの関係について、締めの答えにさせていただきたいと思いますが、今回相当な覚悟で質問されるということを伺いまして、私どもも先からの議事録をしっかり読んでどういう提言がされて、どういう結末になったのか、これは頭に焼き付けて今後の仕事の糧にしていきたいと思いますんで、ありがとうございました。
○議長 8番上石直寿君!質問席に登壇願います。
第1の質問を許します。
○8番(上石直寿君) ただいま議長より質問のお許しがありましたので、質問をさせていただきます。今回は2点について質問させていただきます。
まず最初に1点目でございますが、集中豪雨の被害について当局の考えを伺いたいと思います。1の(1)町道根本、樋渡線の畑の土手が大きくひび割れを起こして、町道に土砂が落ちる寸前であります。早く対応すべきと思いますが当局の考えを伺いたい。
1の(2)これは整備事業と書いてありますけど、正式に申し上げなければならないと思うので、正式に申し上げます。この正式名は農村活性化住環境事業といいます。着工が平成3年、完成が平成6年でありました。これは国の事業であり、また県も助成金を出し、町も助成金を出し、地権者も2割の土地の減賦ということでやった工事であります。その地権者が2割減賦した土地が今現在の紙漉団地に集約されて、40区画の住宅団地の造成が出来たわけであります。そして我々もこの整備事業に最初なかなか取り組めなかった考えが今浮かんできます。半分くらいの方が賛成、半分くらいの方が反対ということで、これは今は亡き過足の著名な方が一生懸命行動を起こしまして、地権者を説得して平成6年に完成した事業でございます。そして我々もこの住環境整備事業をやったことに対して、非常に河川が良くなり田んぼも畑も農道も整備され喜んで生活をさせていただいております。まさか今回の雨で鉄骨ハウスに水が上がるようなことは考えもしておりませんでした。そしてこの河川には6本の橋があります、非常にいい名前が付いておりますので、申し上げますので下から蛍橋、やすらぎ橋、めだか橋、ふれあい橋、にんにく橋、せせらぎ橋ということで、非常にいい名前が付いています。今回水が上がった場所は橋は架かってるんですが名前が無いんですね、だから名前が無いためにこういった被害が起きてしまったのかということを冗談ですけれど、そこは橋なんですけども、そこの橋には長方形のU字溝が1本入ってるんです。縦が13メートル横が1メートル、結果的に何を言いたいかといいますと、この名前の無い橋、ここの長方形のU字溝が狭いために水が呑み込めなくて、田んぼ並びに鉄骨ハウスに水が上がって1メートル以上水が上がりました。それで軽乗用車、軽トラックこの2台が使い物になりません。早速その方は別な車を買わざろうえなくて、買って乗っております。それから農機具の場合は幸いこれ水が上がっても大丈夫なんだそうです。農機具のほうは大丈夫だったということですけど、それ以外のものいろいろハウスに置いたもんですから大変な被害にあっております。ですからこの整備事業やる段階をもって設計上に問題が無かったのかどうか、あるいは今後こういった水が上がらないために、どういった対策をするのか当局の考えを伺いたいと思います。
それから1の(3)同じく7月29日の大雨によって上過足の墓地の土手が大きく崩れ落ちております。当局の考えを伺いたいと思います。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山建設課長!
○建設課長 お答えを申し上げます。この3点の質問につきましては所管課がまたがってるわけでございますけれども、まず建設課長の方から説明をさせていただきます。お質しの、町道根本樋渡線の法面にひび割れが起きている件でございますが、この箇所は、7月中旬の台風4号により被災を受けました。
直ちに被災箇所の状況調査を行いまして7月末に土砂撤去と法面整形を発注しました。連日雨が続いていた関係で若干時間はかかったわけでございますが、工事は既に竣工しております。
過足地区の鉄骨ハウスの冠水被害につきましては、7月29日の集中豪雨でありまして、被害のあった翌日に連絡を受けまして、所有者の案内で現場確認をしております。
県営事業として平成3年から先ほど6年というお話でしたが、6年には面工事で事業としては9年までかけて農村活性化住環境整備事業で整備した農業用排水路から溢れた水がハウスに流れ込み車等が冠水し、被害を受けたものです。
事業完了後、10年程経過しておりますが、今まで一度もこのような被災はなかったとのことであり、今回は、雷雨に伴う局地的な集中豪雨によるものであると判断しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
なお、今後は、維持管理の方法等も含め、地区の皆さんと相談しながら進めてまいりたいと考えております。
○議長 再質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) 只今の答弁で根本樋渡線、早速工事をやったということなんですけども、課長はやった後の現地確認はしてますか。これ私今日見てきたんですけど確かに工事はやってますけど、上の方1メートルくらい土が足りなくて、そこに土を入れておりませんので、また雨降ったらそこのとこからすぐに水入って落ちるということ私は感じてきました。ですから対策をもう少し杭を使うとか、あるいは石篭使うとかやんないといけないと思いますんで、一つ現地確認のほうをすべきと思うがいかがでしょうか。
○議長 当局の答弁を求めます。
影山建設課長!
○建設課長 現地確認をしているかというお話ですけれども、災害被害後も中間も竣工後も現場確認しております。そして現地の復旧方法につきましては、当然経済的なもの考慮した中で杭柵とか、ふとん篭ということが馴染む現場なのか、落ちてきた土砂を撤去しただけで済む現場なのか、そのへんは総合的に判断した中で対応させていただいてるところでございます。通常の維持管理におきまして、あの現場では土砂の撤去それで結構かと思っております。よろしくお願いします。
○議長 再々質問があればこれを許します。
上石直寿君!
○8番(上石直寿君) 1の(2)のほうについて再質問させていただきます。これ設計上でこれ県、国がやったことですので、十分大雨に対する設計上のスパンは出来てると思うんですけど、例えば1日何ミリ降っても大丈夫なんだと、1時間に何ミリ降っても大丈夫なんだというようなことがわかれば、お答えいただきたいと思います。
○議長 当局の答弁を求めます。
深谷産業課長!
○産業課長 過足地区の当時の計画時におきましては、農業用排水路国県補助の事業ということもありまして、この時には10年確率で日雨量最大で、船引の基準を設けまして112ミリ、1日の日雨量112ミリで算定をしまして水路の断面決定そういったものを行って、あの1メートル掛ける1メートルの水路を、補助事業として採択されております。以上でございます。
(答弁に誤りがあるんですけど。)(誤りがあったとなればそれを質したいと思います。)
大変失礼いたしました。幅は1メートルでよろしかったですね。深さが1メートル30ですね、申しわけありませんでした、訂正いたします。
○議長 第2の質問を許します。
○8番(上石直寿君) では、第2の質問をさせていただきます。
シルバー人材センターの作

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