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移住暦1年 長谷川さん

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月22日更新

「いろいろな要素が詰まったきれいでコンパクトな町」

長谷川さんの写真1

相手長谷川さん
出身千葉県
種別Iターン
移住歴1年
住まい三春地区

2016年4月に雑貨店「in-kyo」を開店した長谷川さんにお話しを伺いました。

Q 三春町に来る前の生活と移住のきっかけについて教えてください。

長谷川さんの写真2

A 現在のお店と同じ形態の雑貨を販売するお店を東京でも開いていました。
移住のきっかけは、隣の郡山市で働く夫と結婚することになったからです。
夫が通勤できる範囲で、もう少し静かな落ち着いたところで暮らしたいという希望があり、郡山市の周辺地域から住む場所を探すことから始まりました。

Q その中から三春町を選んだ理由について教えてください。

A まずは住む場所と考え、ネットで検索したりしていましたが、ピンとくるものがなかなかありませんでした。
そのような時、小さい頃から三春町になじみがあった夫から「三春いいんだよね~」という話しがあり、三春町の物件を探してみることにしました。
そこで知人に紹介された三春町の物件を案内してくださる方がとても良い方で、その方からまた紹介してくれた方も大変親切な方でした。
本当にひとに恵まれたというか、「この町いい人しかいないんじゃないか」と感じて、「何だかこの町いいかもしれない」と思うようになりました。

Q お店の場所はどのように探しましたか。

長谷川さんの写真3

A 夫が三春町内を歩き回り、条件に見合う物件を見つけてくれました。
お店の建物は元美容室だったので、「大改装しなければ」という心配はありましたが、広さや外観などが東京のお店と似ていたことや、町の空き店舗活用の補助金も利用することができたため、漠然と「なんとかできるだろうな~」という思いがありました。
結果的には、お店の場所が先に決まり、その後住む場所がバタバタと決まりました。

Q 三春町に来て魅力に感じたことは何ですか。

A きれいな自然の景色だったり、多くのお寺や神社だったり、コンパクトな町の中にいろいろな要素が詰まっていることです。
季節ごとに必ず行事があるのも楽しく、東京のお店が浅草の近くだったのですが、そこの雰囲気にもなんとなく似ています。
季節行事は、昔から伝統的に行われているものもあれば、新しく考えられているものもあり、魅力的です。
あと、街なかに大型のチェーン店があまりないことが、かえって素朴な町の良さや特徴につながっているように思います。
街なかを歩いていて、ふと「きれいだな」と感じたときに、それが理由だと思いました。

Q 東京との暮らしの変化や困ったことなどについて教えてください。

A 活動する時間帯がかなり前倒しになりました。
お店を開く時間も早くなりましたし、私生活でも、夜遅くまで開いているお店もないため、家に帰ってごはんを食べ、暗くなったら寝るという、ある意味当たり前の規則正しい生活を送るようになったことで体調が良くなったように思います。
困ったこととしては、お店が始まった頃はクタクタで、家でご飯をつくる気力もないときに、夜遅くに外食できるところがなかったことです。 ただ、それがわかると、新鮮な地元の野菜などを使った自宅で作る料理を楽しもうと考えを切り替えるようにしました。
あと、車の運転ができないと不便なのと、行動範囲を広げるためにも、運転に早く慣れたいと思います。

Q 現在のお店の内容について教えてください。

長谷川さんの写真4

A 陶芸家やガラス作家の方などの器を中心にして、コーヒーや紅茶などのほか、本なども置いてあります。
よく「何屋さんなの?」と聞かれますが、総称して雑貨屋と呼んでいます。
暮らしまわりで、「あったら嬉しいな」「おいしいな」と思うものを置くようにしています。
コーヒーや紅茶の試飲もかね、買い物の合間にゆっくりしてもらいたいという思いもあり、喫茶スペースも設けています。

Q 東京のお店と比べ商品や客層に変化はありましたか。

A 来る前は商品を変えることも必要かといろいろ考えていましたが、実際来てみたら「そこは気にしなくていいか」という思いになり、置く商品はそこまで変わっていません。
客層は大きく変わりました。
じっくり商品を見に来て、滞在時間が長い方が増えましたし、飲み物だけを飲んでお話しをして帰る方もいらっしゃいます。

Q 今後お店で取組みたいことがあれば教えてください。

長谷川さんの写真5

A 東京のお店では、ワークショップやライブなども開いていました。
こちらではどのくらい人が集まるか分からないところがありましたが、去年ワークショップを開いてみたところ、お客様の反応が良く、集まってくれました。
どこでもそういうことに興味がある方がいることが分かりましたし、ないからこそ求められていることも少しずつ分かってきました。
だからどんどんやろうと欲張る訳ではなく、必要と思っている人がいて、一緒にやったら楽しいなと思うことがあれば、今後もワークショップや展示などをやっていきたいと思っています。

Q 三春町へ移住や開業を希望する方へメッセージをお願いします。

町にないものを見つけるのではなく、この町にあるいろいろな要素を楽しんで欲しいと思います。 
そして、空き店舗の活用などをすることで三春町らしい地域に根ざした個人商店が増えて、町にさらに活気が増えるといいなと思っています。

 

お話しありがとうございました。

(取材日:平成29年1月17日)
※移住歴は取材日時点