三春町×トヨタ「ミライにつなぐ三春の家プロジェクト」
三春町とトヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市)は、令和6年8月より、「サステナブルなライフスタイルの提案」や「次世代に向けた人材育成」などの取り組みを地域と共に実践する「ミライにつなぐ三春の家プロジェクト」をスタートしました。
トヨタ自動車株式会社では、福島県をはじめとした県内の自治体や企業等と連携し、福島の復興に向けて様々な取り組みを行っています。
その一環として、三春町の空き家を活用した「ミライにつなぐ三春の家」を拠点に、カーボンニュートラルの実現に向けた水素の活用、次世代を支える子どもたちの育成、技術・エネルギー・モビリティをキーワードとした地域共創などに取り組んでいきます。
三春町とトヨタ自動車株式会社は、地域の皆様の協力をいただきながら、今後も様々なことに挑戦していきます。
R6.8.3~8.4「ミライにつなぐ三春の家」オープン
「ミライにつなぐ三春の家」は、受け継がれた家具、環境負荷の低い素材や東北産木材を使用した家具などを備え、さらには水素で発電した電気で走る燃料電池自動車(FCEV)から給電することもできる、まさに「ミライにつなぐ」をテーマにした家です。
令和6年8月3日(土)、4日(日)には、この「ミライにつなぐ三春の家」において、地元中郷地区の皆様へのお披露目を行いました。
見学会の間、電気は全て燃料電池自動車からの給電でまかない、「サステナブルなライフスタイル」を体感いただきながら、プロジェクトの概要や脱炭素社会の実現に向けた今後の取り組みについて紹介させていただきました。
「ミライにつなぐ三春の家」では、今後も見学会やイベントなどを実施していきます。
R6.8.7中郷まほらっこ教室「AI学習講座」開催
「次世代に向けた人材育成」の取り組みとして、令和6年8月7日(水)に中郷地区の小学生を対象に、トヨタ自動車株式会社においてAIの活用を推進するチームによるAI学習講座を実施しました。
この講座には21名の児童が参加し、表情や動きをもとに「人の機嫌を教えてくれるAI」の作成に取り組みました。
子どもたちは、パソコンの前でいろいろな表情を作ったりポーズを取ったりしながらAIに動きを学習させ、簡易プログラミングソフトを使ってAI判定プログラムを作成しました。
自分の体を動かすことで楽しみながらAIを学ぶことができ、AIをより身近なものに感じることもできたのではないでしょうか。
参加した子どもたちの中から、ミライのモノづくりを担う人材が育っていくことを期待しています。
R7.6.8 「さくら湖マラソン大会」トヨタ・クラウンFCEVが先導
今大会で第27回を迎えた「さくら湖マラソン大会」では、トヨタカローラ福島株式会社様のご協力のもと、トヨタ・クラウンFCEVが5kmコースのランナーの皆様を先導しました。
水素で動く燃料電池自動車(FCEV)が先導車として走るのは、三春町で初めての試みで、たくさんのランナーや観覧者の皆様の注目を集めながら、初夏のさくら湖を駆け抜けました。
排気ガスを出さないFCEVが先導したことで、ランナーの皆様も、さくら湖のきれいな空気をダイレクトに感じながら走ることができたのではないでしょうか。
「ミライにつなぐ三春の家プロジェクト」は、今後も三春町のカーボンニュートラルを先導して参ります。
R7.7.28~7.29「ミライにつなぐ三春の家見学会・水素実験ラボ」開催
町内の子どもたちとそのご家族を対象に、水素エネルギーをより身近に感じてもらうための見学会と水素実験教室を開催しました。
ミライにつなぐ三春の家見学会では、水素で動く燃料電池自動車(FCEV)から住宅に給電する仕組みを、模型を使って体験しながら学びました。
三春の家を見学した後は、会場を自然観察ステーションに移し、お楽しみの水素実験教室です。
実験教室では、「水素のお兄さん」ことサイエンスクリエイターの「とびchan.」を講師に迎え、楽しみながら水素を学びました。
教室の後半には、水から水素を取り出す実験、取り出した水素から電気をつくる実験を全員で行いました。
「どんな反応が起こるかな?」「うまくいくにはどうしたらいいかな?」
それぞれが予想を立てながら取り組み、全員が実験を成功させることができました。
子どもたちが楽しみながら、そして真剣に実験に取り組む様子は、とても素敵で頼もしく感じられました。
三春町から水素博士が生まれる日も近いかもしれませんね。
このページに関するお問い合わせ
企画政策課 企画政策グループ
〒963-7796 福島県田村郡三春町字大町1番地の2
Tel:0247-62-1122 Fax:0247-61-1110