令和6年度予算説明
令和6年度の町の予算を紹介します。町の財政状況や事業を町民のみなさんに知っていただくことで、町民のみなさんの声をお聴かせいただき、身近な行政運営を進めてまいります。
令和6年度三春町の基本目標と予算規模
基本目標
わが国の経済状況は、コロナ禍の3年間を乗り越え改善しつつあり、30年ぶりとなる高水準の賃上げや企業の高い投資意欲など、経済には前向きな動きが見られ、新たなステージに移行する千載一遇のチャンスを迎えているとしており、今後も引き続き「新しい資本主義」の旗印の下、社会課題の解決に向けた取組それ自体を成長のエンジンに変えることによって、民間需要主導の持続的な成長とデフレからの脱却、「成長と分配の好循環」の実現を目指すとしています。
本町においては、景気が着実に持ち直し、個人や法人所得は回復傾向が見られるものの、所得税の定率減税により、町税の減収が見込まれるなど、依然として自主財源の確保が課題となっており、依存財源である地方交付税等の比率は高い状況にあります。 これらの状況を踏まえ、令和6年度の予算編成に当たっては、将来に向け持続可能な行財政運営を確立するため、事業のコスト意識を持ち、効果を十分に検証し、継続ありきではなく積極的に見直すこと、町民の声を施策に適切に反映することとし、真に必要とする内容を精査したうえで財源を確保するなど、健全財政を維持できるよう努力したところであります。
一方で、令和7年4月に開園を予定している岩江こども園建設事業に関する経費、小中学校や公共施設等の改修に関する経費に加え、人事院勧告による給与改定に伴う人件費の増額、物価高騰による委託料や燃料費の増額、さらには、町民が安心して生活できるよう、子ども世代(0~18歳)、就労世代(19~64歳)、高齢者世代(65歳以上)それぞれの世代ごとに必要な支援策を講じ、財源を配分し、予算を編成したところです。 予算の執行に当たっては、町民や議会、各種団体等からのご意見を聴くとともに、課の枠組みにとらわれることなく協力体制を整え、組織横断的な連携を図りながら取り組む考えであります。 施策への取り組みを通じ、町民が自立的で豊かに暮らすことができるような「夢」や「将来への希望」を持てるまちづくりを進め、令和6年度が最終年度となる、第7次三春町長期計画に掲げる将来像である「豊かな自然・歴史・文化に育まれ未来に輝く元気なまち 三春」の達成を実現してまいりたいと考えております。
会計別予算規模
令和6年度の予算総額は、147億388万円であり、
令和5年度と比較すると4億3,683万円の減(△2.9%)となっています。
また、一般会計の予算規模については、91億8,981万円であり、
令和5年度と比較すると2億9,437万円の増(+3.3%)となっています。
<一般会計とは>
町税や地方交付税などを主な財源として、福祉や教育、道路や公園の整備など、さまざまな分野の仕事を行うための会計で、多くの事業やサービスは、この一般会計で行っています。
<特別会計とは>
国民健康保険や町営バスのように、保険料や使用料などの特定の収入により特定の事業を行うため、一般会計と区分して設けられている会計です。
<公営企業会計とは>
地方公営企業法の適用を受けて、地方公共団体が経営する病院や水道事業のように、その事業収入により経営を行うために設けられている会計です。
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