令和6年産米の緊急時モニタリング検査の実施及び出荷‧販売‧譲渡について
モニタリング検査と出荷‧販売‧譲渡の自粛解除について
8月下旬より、県による米の放射性物質検査(米の緊急時モニタリング検査)が実施された結果、三春町内で生産された令和6年産米は全て自粛解除となりました。
生産者の皆様には、多大なるご理解とご協力いただきましてありがとうございました。
放射線モニタリング検査の概要について
平成23年(2011年)に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故により、米など農産物の放射能汚染が心配されたことから、福島県では平成24年度(2012年度)以降、県内で生産され出荷・販売・譲渡されるすべての米を対象として放射性物質の検査を行ってきました(いわゆる「全量全袋検査」)。この間、米の生産段階における放射性物質対策が浸透して生産者等によって徹底されるようになったこともあって、平成27年度(2015年度)から令和元年度(2019年度)の通算5年間ではすべての米が基準値(100Bq/kg)を下回るなど、米の安全性が確保されるようになりました。
このことから、福島県では令和2年度(2020年度)より、被災12市町村(原子力発電所事故後に避難指示等が出された12の市町村)を除く市町村において、全量全袋検査から抽出検査(いわゆる「モニタリング検査」)へ移行することとなりました。これに伴い、三春町でも令和2年(2020年)産米からはモニタリング検査が行われるようになっています。
モニタリング検査の概要は以下のとおりです。
○市町村の区域ごとに3検体を採取し、検査機関において検査。(令和6年度より)
※3検体はすべて異なる地域から採取。
○検査の結果、すべての検体で基準値を上回る放射性セシウムが検出されなかった場合は、市町村ごとに出荷・販売・譲渡の自粛が解除。
○検査結果の判明前であっても、収穫した米を集出荷業者(JA等)の倉庫まで移動させ保管することは可能。
(検査結果判明までは、必ず他地区の米と区別できる状態で管理していただくようお願いします。)
その他、モニタリング検査の詳細や、三春町以外における放射線モニタリング検査結果・出荷等自粛解除状況などについては、以下の福島県ホームページなどをご確認ください。
〈参考URL〉https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/mon-kekka.html
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〒963-7796 福島県田村郡三春町字大町1-2
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