三春町の文化財 松下時代三春城下絵図
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員数
1鋪
寸法
縦156cm、横156.4cm
所有者
個人
品質及び形状
和紙貼合せ、彩色軸装
指定の区分
三春町指定 有形文化財 (歴史資料)
指定年月日
1998(平成10)年5月11日
概要
江戸時代前期の寛永5年(1628)から正保元年(1644)まで三春を治めた松下氏の時代とされる絵図が、町役人を勤めた旧商家に伝わっていたもの。
城を中心に描き、町の外形を用紙に合わせて四角く描いているため、方角や縮尺は正確ではないが、内容は詳細で城の建物も丁寧に描いている。
道の中央に朱線を引き、城の建物と平場の規模等を記すなど、現存する正保城絵図とよく似た手法で描かれていることから、たまたま領主の交代時期で、秋田家に伝わらなかった正保城絵図の控えを、上級町人が写して残した可能性がある。
所在地
福島県田村郡三春町字桜谷5(三春町歴史民俗資料館 寄託)