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三春の歴史こぼれ話1 三春駒の話|Web資料館|三春町歴史民俗資料館

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三春の歴史こぼれ話 1

三春駒の話

三春駒

大分県に臼杵市という町があります。臼杵大仏で有名な町ですが、江戸時代には、稲葉家五万石の城下町としても有名な町です。

ところで、臼杵市の市立図書館には、江戸時代のさまざまな史料が保管されており、中でも江戸藩邸で記された日記は、当時の江戸の様子、大名の生活を考えるうえで、貴重な資料となっています。
先日、たまたま天保9 (1838) 年の日記の写真版を読んでいたところ、その中に以下の一文が記されていることに気付きました。

一、 秋田様御国ニて出来候由三春木馬、此度左衛門尉様御手ニ被為入候由、右ハ左衛門尉様より御奥様へ被進候

ここに出てくる「左衛門尉」は、豊前国中津藩前藩主奥平昌高のことで、臼杵藩主稲葉幾通正室の父親です。

この記事から、父親が娘に三春木馬(三春駒)を贈ったことが分かり、三春駒が江戸で販売されるなどしていたことがうかがえ、同時にそれが、贈答品として意識されていたことが知られるのです。

三春駒の流通についてはこれまで具体的な資料がありませんでしたが、この記述は、そうした三春駒の歴史を知る、貴重な記録と言えるのです。

(1997年10月 藤井 康)

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