三春町の文化財 藩講所明徳堂表門、附扁額原本一面
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藩講所明徳堂表門、附扁額原本一面 (三春町指定有形文化財)
指定名称
藩講所明徳堂表門、附扁額原本一面(はんこうしょ めいとくどう おもてもん つけたり へんがく)
員数
1棟・1面
年代
江戸時代後期
構造及び形式等
三間一戸潜付門 切妻造銅板葺
指定の区分
三春町指定 有形文化財
指定年月日
1964(昭和39)年11月3日
所在地
福島県田村郡三春町字大町157(三春小学校)
所有者
三春町
概要
安永年間、秋田倩季によって創設された藩講所明徳堂は天明5年の大火により焼失し、寛政年間に再建された。表門も同時に建てられたものと思われる。
廃藩後、師範学校・小学校分散場等に当てられたが、昭和初期に講所はとりこわされ、門は従来の茅葺を銅板葺とし、字南町地内の同敷地に建てられた公会堂の門として使用した。
昭和22年、三春小学校の校門として現在位置に移転。昭和38年11月、倩季の筆になると伝えられる明徳堂の扁額を欅杙に写し、とりつけた。
藩校時代から現在まで教育の場の象徴であり、町民に親しまれている建造物として当町随一のものである。