三春町の文化財 中山家住宅
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中山家住宅 (国指定重要文化財・建造物)
指定名称
中山家住宅(なかやまけじゅうたく)
員数
1棟
年代
江戸中期
構造及び形式等
桁行15.6m、梁間9.4m、寄棟造、鉄板葺
指定の区分
国指定 重要文化財(建造物)
指定年月日
1977(昭和52)年1月28日
所在地
福島県田村郡三春町大字富沢地内
※所有者が居住していますので、見学・撮影等はご遠慮ください。
所有者
個人蔵
概要
中山家住宅の建築年代については、元禄年間(1688~1703)ころとの伝えもあるが、資料はなく、手法上よりみると18世紀初めを下らないと思われる。
この住宅は、福島県下に多い三間取広間型民家に属し、茅葺寄せ棟造りの直屋であるが、明治中ごろに別棟の馬屋を下手に接続して、屋根を中門造風に繋いだ。
構造が規則的で、広間に棟待柱や上屋柱を独立して立てるなど古風なところがある。