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三春の歴史こぼれ話6-1 滝桜その1|Web資料館|三春町歴史民俗資料館

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滝桜〔1〕

 「陸奥の網笠」(長岡市立中央図書館所蔵)という、江戸時代長岡藩士が隠密として各地を探索した際の覚え書が残されています。
この中に、三春滝桜の記述があるので、みなさんにご紹介します。

瀧村といふ山里あり、村のうち左の方に山開き凹なる平地壱丁四方程あり、真中に少し小高き所ありて、幾百歳を歴たる事を知るものなしと云、廻り三人にて手を廻してもとどかず、上にて四つ俣に別れたる所一本の枝とて大木なり、夫より小枝四方へ別れたる所、やがて弐拾間四面程あり、其木美しく四方に垂れて、たとへばきぬ笠を開きたるごとく、下より手とゝく計なり、花咲初る頃、村長より注進すれば、三春候より四面に柵をふられ、夫より内へ入る事をあたはず、一枝たり共折る事を禁せらる、正面に小高き平山ありて、並木の松を植立、景色よき所有、君候在城には、花の盛り弐三度爰に遊ばれ、幕打廻し、近習の人も詩哥杯作らしめて、桜を称し玉ふと云。

これは、享和3(1803)年正月下旬頃の記述ですが、当時の滝桜の様子がよくうかがわれる貴重な記録です。
比較的読みやすい文章なので、みなさんじっくり読んでみてください。

(1998年10月 藤井 康)

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