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三春町の文化財 田村氏掟書 附 大船若経 1帖

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田村氏掟書 附 大船若経 1帖 (福島県指定重要文化財)

田村氏掟書附大般若経005-2_田村清顕掟書(田村清顕掟書)

指定名称

田村氏掟書 附 大般若経 1帖(たむらしおきてがき つけたり だいはんにゃきょう)

員数

2幅・1帖

品質・形状

(1)田村隆顕掟書 一紙
(2)田村清顕掟書 一紙
(3)田村義顕奉納大般若経残欠 折本

寸法

(1)縦31.5cm、横61.5cm
(2)縦31.5cm、横50.3cm
(3)縦16.5cm、横10.2cm※残存分

年代

(1)弘治三(1559)年四月
(2)天正十(1582)年二月
(3)永禄ニ(1559)年十月

指定の区分

福島県指定 重要文化財(古文書)

指定年月日

1993(平成5)年3月23日

所在地

福島県田村郡三春町字御免町194(福聚寺)
※現在一般公開はしていません。

所有者

福聚寺

概要

(1)三春城主田村隆顕が菩提寺福聚寺に出した掟書である。中世の寺院権力を大きく規制し、田村氏の大名権力の成立をうかがうことができる貴重な十二箇条の掟書である。
(2)芦名、佐竹、白川氏の盟約が強化されて二階堂氏を援助したことで田村氏が苦境に立ち、伊達氏が調停に入る前月に出された掟書である。父隆顕の規制に清顕が三箇条を加えている。
(3)「会津旧事雑考」所収「田村庄大元明王大般若経奥書」にみえる大般若経六百巻が、後に田村氏菩提寺福聚寺に移され火災にあい、巻第三百八十三のみが上下焼失の形で残ったものである。戦国期文化事業をしのぶ貴重な残欠である。

地図

※現在一般公開はしていません。

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