図書館スタッフが選びました!おすすめネコの本
印刷図書館スタッフが選びました!おすすめネコの本(Ф∀Ф)
2月22日は、「にゃん・にゃん・にゃん」のごろ合わせで、「猫の日」です。
これにちなんで、図書館スタッフおすすめの、猫の本をご紹介します。
こちらで紹介したものはすべて、三春町民図書館で借りることができます。
どうぞご利用ください。
- 『空飛び猫』(アーシュラ・K・ル=グウィン/著 村上春樹/訳 S.D.シンドラー/絵 講談社)<一般>
ジェーン・タビーお母さんの4匹の可愛い子猫たち。
セルマ、ロジャー、ジェームズ、ハリエットの背中にはなぜか翼が。
お母さんから4匹が巣立つ日、自分たちに『ふさわしい場所』と『優しい手』を求めて羽ばたいていくのですが・・・ - 『ロシアのむかしばなしねことおんどり』(うちだ りさこ/ぶん おの かおる/え 福音館書店)<小学校低学年~>
『ペチカにすわってそとを ぜったい のぞいちゃいけないよ。ちかくにきつねが すんでいるんだ。』おばあさんにおこられ いえを でた ねことおんどり。
ねこはたきぎを とりにいくあいだ おんどりが きつねに さらわれないようにいいつけますが おんどりは なんども きつねにさらわれてしまいます。
ねことおんどりは どうなってしまうのでしょうか?
おんどりときつねの かけあいが たのしいおはなしです。 - 『猫魔ケ岳の妖怪 福島の伝説』(八百坂 洋子/再話 斎藤隆夫/絵 福音館書店) <3歳~一般>
磐梯山の西の山に住む妖怪に奥方をさらわれた殿様が家来たちに妖怪退治の命をだしました。
一匹の猫と腕の立つ、心優しい猟師のちょっと切ないお話です。 - 『本を守ろうとする猫の話』(夏川 草介/著 小学館)<一般>
夏木林太郎は、一介の高校生です。「夏木書店」を営む祖父と二人暮らしをしてきました。
祖父を突然亡くし、叔母に引き取られることになった林太郎。
そんな林太郎の前に、人間の言葉を話すトラネコが現れます。
トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだといいます。 - 『ぼくのさがしもの』(溝渕 優/絵 立原 えりか/文 講談社) <小学校低学年~>
えかきさんがかいたネコ・ヤマト。えからとびだして、まちに「いいもの」をさがしにいきます。
ヤマトは、いちばん「いいところ」「すてきなもの」を、みつけることはできるでしょうか。
〈いきものは、みんなおなじように さがしているのかも〉 - 『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち 完全版』(大山 淳子/著 講談社)<一般>
東大卒の天才弁護士・百瀬。猫屋敷事件で有名になった彼のところには、ペット関係の事件が多く持ち込まれ、いつしか猫弁と呼ばれるように…。
天才だけど、頼りなさそうな感じの百瀬。
周囲の人たちは、仕事と婚活に頑張っている姿に思わずエールを送りたくなる。シリーズ続刊もあります! - 『ねこ科 THE CATS』(岩合 光昭/著 クレヴィス) <一般>
イエネコをはじめヤマネコ、チーター、ヒョウ…などネコ科動物の写真が154点収録されています。
木の上でゆったり休むジャガー、獲物に集中しジャンプするサーバル、母の子への愛情が感じられるライオンの親子…
身近なネコを40年以上ライフワークとして撮影し続けている動物写真家・岩合光昭さんによる躍動感あふれる写真をお楽しみください。 - 『袋鼠親爺の手練猫名簿』(T・S・エリオット/著 アクセル・シェプラー/画 柳瀬尚紀/訳 評論社)
1948年ノーベル文学賞を受賞したT・S・エリオットが芝居猫、鉄道猫、マジシャン猫など 個性豊かな猫たちを紡ぐ15編の詩。
全世界ロングランヒットミュージカル『CATS』の原作。 - 『くろねこかあさん』(東 君平/さく 福音館書店)<0歳~>
くろねこのかあさんがあかちゃんをうみました。しろねこ さんびき。くろねこ さんびき。くろねこかあさんやさしいかあさん。6ぴきのこねこをそだてます。
白と黒の切り絵で描かれた、言葉のリズムが楽しい絵本です。ぜひ声に出して読んでみてください。