本文までスキップする

図書館おすすめ本リスト(招き猫の日)

印刷

猫好きさんにおすすめ! 猫の本

9月29日は「招き猫の日」です。
ミステリアスでお茶目できまぐれで…猫には他の動物とは違った、不思議な魅力があります。
そのせいか、猫を題材にしたり、主人公にしたりする本の数は、とても多いようです。
今回は、その中から特に図書館おすすめのものをご紹介します。

猫を知るには、この本!

分類番号

書  名

著者・出版社

出版年

645/ベ

ネコ学入門

クレア・ベサント∥著 築地書館

2015

 猫は気まぐれ、とよく言われます。この本では、猫の心理や生物学的な事実から、どうして「気まぐれ」な行動をするのかを解説しています。猫と仲良くするコツなど、すぐにやってみたくなる情報も。猫がどんな動物なのかを深く知りたい方におすすめの一冊です。

R645/フ

新猫種大図鑑

ブルース・フォーグル∥著 ペットライフ社

2004

 世界中の猫の種類の紹介はもちろん、猫の生態から猫と芸術の歴史など、猫全般についての知識を、豊富な資料や写真とともに解説した図鑑です。猫について調べたい時はもちろん、美しい写真を眺めているだけでも楽しい一冊です。

645/フ 

猫の事典

ステファーヌ・フラッティーニ∥著 学研

2002

 猫の飼い方から品種の紹介、猫と人間の関わりの歴史まで、猫に関する情報を集めた事典です。カラー写真が豊富でわかりやすく、気軽に読める一冊です。

 

ほんとにいた猫…ノンフィクションから

分類番号

書  名

著者・出版社

出版年

645 マ

図書館ねこデューイ

ヴィッキー・マイロン∥著 早川書房

2008

 冬の朝、アメリカの小さな町の図書館で救出された瀕死の子猫。デューイと名付けられ図書館で飼われることになり、やがて世界で知られる「図書館猫」となっていきます。 
 図書館司書だった著者は、デューイと深い愛情で結ばれた飼い主でもありました。一匹の猫がどれほど人々の心を豊かにしたか、愛情をこめて綴られています。

636 ボ

ボブという名のストリート・キャット

ジェームズ・ボーエン∥著 辰巳出版

2013

 様々な困難にあい、ホームレスとなってしまった青年ジェームズ。そんな彼の前に、一匹の野良猫が現れます。ボブと名付けられた猫は、ジェームズの行くところにはどこにでもついて行き、どんな時にも寄り添い続けます。そんなボブと暮らすうちに、ジェームズの心境に変化が生まれ…。
 読みやすいのに説得力があり、素直に感動できる一冊です。

化け猫、招き猫・・・不思議な力を持つ猫

分類番号

書  名

著者・出版社

出版年

387 フ

幸せの招き猫

藤田  一咲/村上  瑪論∥著 河出書房新社

1995

 一冊まるごと招き猫についての本です。招き猫の歴史はもちろん、信仰との関係の考察や素材のバリエーションまで、豊富な写真とともに紹介しています。招き猫といっても、姿かたちは様々で驚かされますが、どれもどこかユーモラスで優しさがあるのが不思議です。町中の招き猫を探したくなってくる一冊です。

L212 ミ

三春猫騒動−お家騒動から怪談へ− 

三春町歴史民俗資料館∥編 三春町歴史民俗資料館

2014

 2014年に三春町歴史民俗資料館で開催された、特別展の図録です。猫騒動とは、三春に伝わる怪談です。江戸時代、無実の罪で切腹させられた藩士の怨念が化け猫となり、切腹に追いやった家老の一族にたたり続けた、というもの。
 この図録では、背景となった三春の「お家騒動」についての資料の紹介や、登場人物と時代について、どのように「怪談」となっていったかについてなどを解説しています。少し恐ろしい、三春の化け猫に触れてみませんか?

914 チ

ちょっと怖くて不思議な猫の話

北嶋  広敏∥〔編〕著 太陽企画出版

2001

江戸時代に書かれたさまざまな随筆などから、猫にまつわる不思議な話を集めた一冊です。しゃべる猫、大鼠と死闘を繰り広げる猫、狐と散歩に出かける猫、夜な夜な縁側で踊る猫、などなど…一つ一つの話は数行から2・3ページと短いですが、想像力をかきたてるものがたくさん。妖怪好きの方にもお勧めです。

 

おすすめ!猫のえほん

 

書  名

著者・出版社

出版年

E ム

おなかのかわ

瀬田 貞二∥再話 村山 知義∥絵 福音館書店

1980

 けちんぼの猫は、オウムが出してくれたごちそうにも満足できず、オウムを「ぺろり ごくん」と飲みこんでしまいます。そのあとは出会ったおばあさんやロバ、王様の行列まで丸飲みに。さて、最後に飲み込んだのは何でしょう?
 味わいのある絵と、ラストへ向けてエスカレートしていくお話がマッチしていて、子どもも大人も理屈抜きで楽しめる絵本だと思います。

E グ

ねこねここねこ

ブルノー・ホルスト・ブル∥文 ヤーヌシ・グラビアンスキー∥絵 偕成社

1977

国際的な絵本画家であるグラビアンスキーの傑作絵本です。猫の細かい動きまでが想像できるような、生き生きとした絵に、詩的でかわいらしい短文が添えられていて、画集のようでもあります。1ページずつ、味わって読みたい一冊です。

LE ワ

くろねこカックン

かわな 静∥作 渡辺 あきお∥絵 銀の鈴社

2010

 おばあちゃんのうちのカックンは、つやつやした黒猫。おばあちゃんは白い猫が好きだといって、うちに入れてくれないので、物置をねぐらにしていました。ある日、物置の前で鳴いている子猫を見つけたカックンは…。
 三春町出身の渡辺あきおさんが絵を描いています。

  

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?