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図書館調べものガイドNo.14(お茶)

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調べよう!楽しもう!お茶の世界

今回の調べものガイドは、「お茶」をテーマにご紹介します。
5月は新茶の季節です。紅茶・緑茶・中国茶など、「茶」は世界で愛飲されています。特に日本では、「おもてなし」を芸術まで高めた茶道をはじめ、独自のお茶文化を発展させてきました。今回は、奥深いお茶の世界を調べる際に役立つ本をご紹介します。

調べよう!お茶のきほん

分類番号

書  名

著者・出版社

出版年

備考

619 オ

お茶の事典

成美堂出版

1996

 

 主に日本茶と中国茶について、種類や製法から茶器の紹介まで、お茶を楽しむために知りたい情報がまとまっている一冊です。オールカラーで写真が多く、気軽に読めるので、お茶全般について簡単に知りたい、という方はこの本から始めるのがおすすめです。

596 ツ

ティー&コーヒー大図鑑

辻調理師専門学校∥監修

2005

 

日本茶はもちろん、コーヒー、紅茶からミネラルウォーターやジュースまで、飲み物について広く扱っている図鑑です。入れ方の基本から種類や製法、栄養学まで幅広く取り上げられているほか、海外のカフェ事情なども記載されています。色々なお茶について幅広く知りたい方におすすめです。

619 オ

お抹茶のすべて

桑原 秀樹∥監修

2015

 

 日本茶の中でも特別なイメージのある「抹茶」。この本では、抹茶が日本に渡ってきて以来の歴史、製法、栄養分からスイーツレシピまで、抹茶についての基本を一通り学ぶことができます。

K58 サ

日本茶のひみつ

佐藤 守/構成
青木 萌/作・文

2007

 

日本茶の歴史や製法などをマンガで解説しています。

K61 マ

つくってあそぼう 25 茶の絵本 

ますざわたけお∥へん
やまふくあけみ∥え

2007

 

K61 チ

そだててあそぼう 44 チャの絵本

ふちのうえひろこ∥へん
いいの かずよし∥え

2002

 

『つくってあそぼう~』は、世界のお茶の歴史や文化が分かりやすく解説された絵本です。また、中国茶・日本茶・紅茶の茶葉を、レンジやホットプレートを使って家庭でつくる方法も紹介されています。『そだててあそぼう~』では、プランターや畑でのチャの木の育て方から加工の方法、美味しい入れ方までを解説しています。

【参考Webページ】○入間市博物館ALIT : お茶の博物館
 
http://www.alit.city.iruma.saitama.jp/07tea-museum/

 国内外のお茶について幅広く扱っている入間市博物館が、研究成果や展示資料などを紹介しているWebページです。日本や世界のお茶の基礎知識から、おいしいお茶の入れ方まで、幅広くわかりやすく説明しています。

おいしい!体に良い!お茶をおいしく飲もう

 

書  名

著者・出版社

出版年

備考

596 ヤ

やまとなでしこお茶はじめ

辰巳出版

2012

 

 日本茶を気軽に楽しみたい女性向けの一冊です。日本茶の種類や基本の入れ方はもちろん、茶葉をつかった個性的な料理レシピや、おうちカフェ気分を味わうテーブルコーディネートの紹介などが掲載されています。日本茶でおしゃれなティータイムを楽しんでみては?

596 オ

 おいしい日本茶の事典

成美堂出版編集部 ∥編

2002

 

日本茶をおいしく楽しむための知識を集めた辞典です。煎茶や芽茶、玉露といった日本茶の種類ごとに、それぞれの特徴や入れ方、おすすめの飲み方などを紹介しています。また、食事に合わせたいお茶を紹介するなど、生活に合わせたお茶選びができるのも特徴です。

498 オ

緑茶|健康食・体になぜいいの? 1

日本放送出版協会

1993

 

498 オ

緑茶の威力

越智 宏倫/著

1999

 

「カテキン」をはじめとする、緑茶の各種健康効果を紹介した2冊です。どちらの本でも、健康成分を取り入れるため、茶葉ごと「食べる」ことを勧めており、ふりかけからフライドチキンまで、さまざまなレシピも収録されています。

「総合芸術」茶道に触れよう

分類番号

書  名

著 者

出版年

備考

791 サ

サライの「茶の湯」大全 

熊倉 功夫∥監修 筒井 紘一∥監修

2011

 

茶事の流れや心得などの基本から、茶の湯の歴史、掛物やお花について、美術館・茶室案内、茶道具の名品の紹介など、茶の湯について広く扱っています。写真が多く、茶室の雰囲気や美意識があちこちから感じられ、読み物としても面白い一冊です。

791 チ

茶の湯を楽しむ

講談社/編

1993

 

791 チ

茶会の心得帖

千 澄子/ほか著

1995

 

茶会の作法を知りたい方向けの本です。どちらもお茶のいただき方といった基本的なマナーや、茶碗鑑賞の楽しみ方、お茶の点て方などを解説しています。『茶の湯を楽しむ』では、「わび茶」の考え方や懐石料理についても取り上げています。また、写真も多いので、茶席のイメージがわかりやすいかと思います。『茶会の心得帖』は茶事用語辞典がついているので、簡単な調べ物にも使え、便利な一冊です。

791 ク

茶の湯の歴史 

熊倉 功夫 /著

1990

 

日本人が茶を飲むようになったルーツから、千利休が茶道を一つの完成形にするまでの歴史をまとめた一冊です。

【参考Webページ】○表千家不審菴:茶の湯 こころと美 http://www.omotesenke.jp/index.html
○裏千家ホームページ http://www.urasenke.or.jp/index2.html
○武者小路千家官休庵公式サイト http://www.mushakouji-senke.or.jp/

 たくさんある茶道の流派の中でもメジャーな「三千家」それぞれのホームページです。それぞれの流派の歴史や、作法などが紹介されています。

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