本文までスキップする

図書館調べものガイドNo.17(古典芸能)

印刷

古典芸能を楽しもう!

調べものガイドでは、当館の資料などを使って、テーマに沿った資料や情報を集める方法をご紹介しています。
みなさまの知りたいことを調べる一助として、また読書案内としてご活用ください。
今年度第2弾は「古典芸能」をテーマにご紹介します。
敷居が高いと思われがちですが、図書館にある本を使って、気軽に触れてみてはいかがでしょうか。

1.調べる時のキーワードは?

 図書館や、インターネットなどで調べるときのおすすめキーワードです。

 古典芸能、伝統芸能、民俗芸能、古典劇、無形文化財、邦楽、歌舞伎、落語……など 

2.図書館の資料を探しましょう

1.下調べ―用語を確認しましょう

  基本的な用語の意味がよくわからないときは、百科事典などを引いて、用語の意味を確認してみましょう。調べたいテーマの手がかりが得られる場合も多いものです。

  •   『世界大百科事典 改訂版』(平凡社 2005)
    →百科事典の定番です。基礎的な用語の意味を確認できます。
  •  『ブリタニカ国際大百科事典』(フランク・B・ギブニー/編 TBSブリタニカ 1972~1973)
    →発行年は古いですが、専門的な記述が特徴の百科事典です。項目によってはより詳しい、学術的な内容まで知ることができます。
  •  『総合百科事典ポプラディア 新訂版』(ポプラ社 2011)
    →児童書です。オールカラーで引きやすく、調べ物のとっかかりに最適の百科事典です。

2.蔵書検索端末を使ってみましょう

館内にある蔵書検索端末で、当館の資料を調べることができます。上に挙げたようなキーワードや、本のタイトル、本を書いた著者の名前などから検索できます。
 また、当館のホームページでも検索できます。

 使い方が分からないなど、ご質問がありましたら、お気軽に職員までおたずねください。

蔵書検索端末のようす

3.本棚を見てみましょう

図書館の本の背ラベルには、その本のテーマを示す分類記号がついています。
図書館の本棚はこの分類記号ごとに並んでいます。
下にあげた分類記号の本棚で、参考になりそうな資料を探してみてください。

分類記号画像

分類記号

テーマ

わかること

768

邦楽

日本の音楽について

769

舞踊

日本舞踊、おどりなど

773

能楽、狂言

能、狂言について

774

歌舞伎

歌舞伎について

777

人形劇

人形浄瑠璃など

779

大衆演芸

落語、浪曲など

4.図書館おすすめの資料  

 

書  名

著 者・出版者

出版年

K77/ニ

日本の伝統芸能 全8巻

高橋 秀雄 他/著

1995

雅楽、能と狂言から大道芸まで、日本の伝統芸能を紹介したシリーズです。それぞれの伝統芸能のルーツなどを調べることができます。
舞台裏の話まで盛り込まれており、読んで楽しいシリーズです。

R768/ホ

邦楽百科辞典|雅楽から民謡まで

音楽之友社

1990

日本の伝統音楽について、用語はもちろん人名や曲名なども取り上げた辞典です。
邦楽について調べたいときは、まずこちらを引いてみてください。

772/ニ

日本の伝統芸能講座 音楽
日本の伝統芸能講座 舞踊・演劇

日本芸術文化振興会国立劇場調査養成部/企画 編集

2008
2009

 日本の伝統芸能について、それぞれの起源や種類、時代や文化に与えた影響など、さまざまな側面から記述したシリーズです。
 「音楽」の巻は、雅楽、筝曲、地歌、長唄、浄瑠璃、義太夫、三味線、琵琶、尺八、沖縄の古典音楽、近現代の日本音楽などを取り上げています。
 「舞踊・演劇」の巻では、能・狂言、歌舞伎、文楽、曲舞、沖縄の古典舞踊、落語、大衆演芸近代の日本舞踊など。
巻末に「日本芸能史年表」、平成20年現在の「重要無形文化財保持者リスト」、音楽の巻と共通の総合索引がついています。

774/イ
773/カ
777/タ

一冊でわかる歌舞伎名作ガイド50選
見る・知る・読む 能五十番
あらすじで読む名作文楽50

成美堂出版
勉誠出版
世界文化社 

2003
2013
2005

初心者向けのガイドブックです。それぞれ名作のあらすじや、見どころ・聞きどころを写真を交えてわかりやすく紹介しています。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?